【名前】ヴリトラ
【性別】男
【所属】魔術
【能力】障害の魔龍(ヴリトラ)
【能力説明】
インド神話の魔物ヴリトラを模した霊装。
フィランギと呼ばれる剣と同じ形状の刃、剣と槍の中間の長さを持つ柄の武器に、複数の金属製の龍が絡みついている。
『ヴリトラ』とは『障害』、『宇宙を塞ぐ者』という意味を持ち、『巨大な体で天から流れる川の水を塞き止め、地上の7つの川を占領し、太陽を暗黒に包んで地上を飢饉におとしいれ、さらに雨を呼ぶ「雲の牛」を捕らえて旱魃を起こした』という逸話を持つ。
この事から、『障害の魔龍』は暗黒を発生、対象を包みこみ閉じ込め、内部を高温にすることで対象を蒸し焼き、蒸発させる。
発生出来る暗黒は基本球体の形状で硬度は鋼とほぼ同じ。人間一人を包み込む大きさから、校舎を覆い尽くす程まで調整できる。
応用すれば球体の形状から直方体の形状に変え防壁にし、円錐の形状にして串刺しにすることが可能。
また、内部の対象を蒸発し終えた暗黒にあえて『隙間』を作ることでその隙間から蒸気や熱を放出、飛び道具の代わりにすることが出来る。

弱点は『インドラが諸天の助けで、ヴリトラがあくびをしたところで逃げ出してくる』という事から複数のインド神話の神の術式を使用することで硬度が下がる。
また内部は雷に弱く、特に『ヴァジュラ』の伝承を用いた雷に関しては一撃で破壊される。
【概要】
10代後半のインド人の少年。本名は『アースラ=アーユルバーラタ』。『ヴリトラ』の名前は勝手につけられた。
暗殺を生業としてきたインドの貴族『アーユルバーラタ家』に生まれ、そこで一気に家を再興させるべく、一家の秘伝『障害の魔龍』を扱うべく、『ヴリトラ』として育てられてきた。
しかし、そんな努力もむなしく没落。放浪の旅に出ることになった。
本人はこれに関して悔やむどころか、『いろんな事を見たり、色んな物を飲み食いしたり、色んな人に出会えて面白い』との事。
特に印象に残っているのは、『アルジュナとクリシュナのアヴァラータのコンビ』、『カルナの伝承を用いた霊装を着た女の子』、『日本のサブカルチャーをプレゼントしてくれたサラリーマンみたいな魔術師』。
三人とも名前は知らないが、もう一回あったら聞きたいと思っている。特に『カルナの伝承を用いた霊装を着た女の子』には淡い恋心を抱いている。

性格は『悪龍』らしくなく、むしろ真逆。無駄な戦闘は避けたいし、血を見るのもヤダ。闘うくらいなら楽しくお茶でもしたいという考え。
闘うとしたら戦闘をどうしても避けることが出来ない状況下か、自分以外の誰かが傷つく可能性がある時。それ以外は適当にあしらうか、逃亡一筋。

自然現象の雷が怖くて、その時は蹲って震えてしまう癖がある。(魔術によって発生した雷でも若干ビビる。)
【特徴】
長い黒髪をポニーテールに束ね、眼は輝く金色。
褐色肌に白を基調とした簡素な衣装にをカモシカの毛皮を巻き付けている。
女顔かつ童顔の二重属性。
【台詞】
「なんか僕、魔術サイドじゃヴリトラとか仰々しい名前で呼ばれてるっぽいけどさ、普通にアースラって呼んでほしいな。」
「これかい?これは日本のサラリーマンっぽい人からもらった…………男●器?」
「ひぃ、ら、落雷だ…………!!もうダメだぁ―――――――――――――――――――!!」
「あのカルナの霊装を持つ子、今度はいつ会えるんだろうなぁ――――。」
「あー、うん。これは引けない状況だ。さぁ、目覚めろ『障害の魔龍(ヴリトラ)』。この混沌に布石を打ってやろうじゃないか。」
【SS使用条件】
ご自由にどうぞ。

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最終更新:2013年07月21日 22:25