【名前】マナナン・マクリル
【性別】男
【所属】魔術
【能力】海神の剣(フラガラッハ)、紋章の兜
【能力説明】
『海神の剣』
ケルト神話に出てくる、海神マナナン・マクリルが太陽神ルーに与えたといわれる短剣のレプリカ。
外見は全長50㎝の『ダーク』と呼ばれる短剣の刀身をやや長くしたモノ。全体的に青く、ケルト模様が刀身に刻まれている。
フラガラッハには多彩な伝承があるが、その中でも、『その一撃は鎧で止めることは不可能』、『斬られた者の傷は治らない』、『応える者、報復者』と言う意味を抽出させた霊装。

魔力を通すと、海水を発生させ操ることが出来る。この海水には、其々の伝承に沿った効果を発揮し、『その一撃は鎧で止めることは不可能』という伝承から、鋼鉄をも裂く強力な水の斬撃を剣の軌道に沿って放つ。
『斬られた者の傷は治らない』という伝承から剣本体や海水によって傷つけられた者に対し、治癒阻害の効果を付与し、僅かなかすり傷でも激痛を与える。
そして『応える者、報復者』という名を持つことから、『海神の剣』が攻撃を受けたぶんだけ、規模を増していく。限界まで攻撃を受ければ、洪水レベルの規模となる。

『紋章の兜』
ケルト神話においてマナナン・マクリルが英雄クーフーリンに授けたという兜のレプリカ。
ヴェネチアンマスクとヴァイキングの使う兜が融合したような外見。
『鬨の声を上げると、こだまとなって100人の戦士の亡霊のような呪いの声を響かせる。』という伝承があり、魔力を通すことで周囲を音波で吹き飛ばす。
また、聞いた者に恐怖心を抱かせ、怯えさせることが出来る。
ちなみにこの兜の中には音は達しない。
【概要】
『マナナン・マクリル』という名で活動するフリーランスの魔術師。本名はアーネスト=ブルーム。
彼の一族は外部との交流を断って、マン島に住む魔術師兼傭兵一族の中で生まれた。小さいころは病弱で、それ故に『臆病者』としていつも虐げられたりしていた。
彼は成長して、病弱でなくなったとしても『臆病者』のレッテルは剥がれなかった。
その内に彼は思った。
『自分だけが虐げられているのはまだいい。しかし自分に関わる者達、―――――家族や友人まで虐げられるのは絶対に嫌だ。』、と。
彼は停滞、衰退してきた一族に一石を投じるべく、外に出て活動を始めた。
フリーランスとして活動を続けるうちに、かつての自分のように虐げられている物が外にもいる事を知り、ショックを受ける。
そんな彼は自分が出来る範囲で虐げられている者たちを救おう、と努力している。

性格は『紋章の兜』着用時は自信家な性格、『紋章の兜』着脱時は丁寧な性格。
つまり2重人格で本人はこの変貌には気づいてない。
育ってきた環境から自身の容姿にコンプレックスを感じており、将来は筋骨隆々(マッスルマッスル)になるのが夢。
外の世界を知ってからは「RIKISHI」なる者を知り、尊敬しており、日本人魔術師にあうと決まって性別関係なくRIKISHIかどうか聞く。
それを外部の人間に語ると決まって『やめた方がいい』と言われる。
本人は今までなかった経験なので大層ショックを受けている。
【特徴】
蒼銀のフルプレートアーマーと灰色のサーコートを着こんでおり、紋章の兜で全身を隠している。
背丈は中背中肉だが兜を脱ぐと某イルミナティ幹部が速攻で誘拐を試みるほどの銀髪青眼の童顔美少年。女装してもいけるかもしれない。
鎧以外の服装はバグパイプ奏者の服装で、青と黄色のタータンチェックを巻いている。
ちなみにはいてない。これは彼の趣味でなく、バグパイプ奏者の伝統。
【台詞】
紋章の兜着用時は「私」という一人称で自身に満ち溢れた口調で話す。兜を脱いでいる時はは「僕」という一人称で丁寧な口調になる。
「私はマナナン・マクリル。虐げられている者達は私の後ろに、虐げている者達は私の前に出ろ!!」
「ほう、貴女は日本人か。それなら貴女は『RIKISHI』という者か……って急に殺気が上がった、だと!!?」
「これだけ私と霊装に傷をつけるとは……報復のしがいがある。この剣の意味を知っていればそんな愚行はしなかっただろうに!!」
「あ、しまった。兜が……って。そこ。なんでそんなに意外そうな顔しているんですか?」
「僕は、筋骨隆々な男に……『RIKISHI』になりたいんです。…………あれ、なんで『そのままの君でいて』っていう風な顔しているんですか!!?」
【SS使用条件】
ご自由にどうぞ。

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最終更新:2013年09月19日 00:47