【名前】アルダトリリ
【性別】女性
【所属】魔術
【能力】夢魔の力
【説明】
「夢の操作」
寝ている男性の夢に干渉し、その内容を自由に操る能力。
「精の吸収」
寝ている男性から精気を吸収し、己の命の糧とする能力。
精気を吸収するには、男性を夢の世界で性的興奮させる必要がある。
興奮の度合いが高ければ高いほど、吸収できる精気の量は多くなる。
【概要】
十字教などの伝承に登場する悪魔の一種である「サキュバス」の記述を基に生み出された、女性型の魔術生命体。
とある魔術師が、己の欲望の捌け口に利用する目的で製造を試みたが、知識と技術、その他諸々が不足していたため、
彼が意図していた通りの造形には仕上がらなかった。彼の生み出したサキュバスは、美しくなかったのである。
魔術師は彼女の容姿に失望したが、失敗作である彼女を再資源化し、新たなサキュバスの原料として利用する事を思いつく。
当然ながら、再資源化される=殺されることを拒絶した彼女は、主の下から逃亡する。
現在は、ヨーロッパを彷徨いながら、適当な人から必要最低限の精気を吸収し、辛うじて生き長らえている。
サキュバスだから淫乱という訳ではない。むしろ彼女は官能的な物事は苦手な方である。性に関連する知識も多くはない。
自分の容姿に劣等感を抱いており、様々な方法で解決しようと試みたものの、持って生まれた形がそう簡単に変わる筈がない。
夢に干渉する能力を利用して、夢の中の自己像を美化する事でなんとか欲求を満たしているが、同時に切なくもなるという。
【特徴】
不細工ではないが、お世辞にも美人とは言えない地味な顔をしている。外見は十代後半。
のび放題の紫色の髪にそばかす、むっちりとした体型と、理想の女夢魔像とは程遠い。
側頭部の両端から生えた角、背中から生えた蝙蝠のような翼、細長い尻尾は、能力行使中でなければ自由に出し入れ可能。
【台詞】
「好きでサキュバスに生まれたんじゃない。好きでこんな事をしてるわけじゃない」
「夢の中でくらい、美人でいたって良いじゃない。だって、私の夢は、美しくなることなんだから」
「私は、誰かの精気を吸い取らなきゃ生きられない体なの。だから、仕方ない。仕方のない事なのよ、これは」
【SS使用条件】
自由

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最終更新:2013年12月17日 23:34