【名前】日引 流涎(ひびき りゅうぜん)
【性別】男
【所属】科学
【能力】なし
【能力説明】なし
【概要】
50代の男。研究者としてよりも経営者としての方が有能であり、企業の取締役も兼任している。
専攻は量子論、とりわけ学園都市製の異能に関連する部分であり、若い頃は超能力のフォーマット自体の改良を志していた。
しかし、研究に邁進していく中で科学に愛された一族『木原』と出会い、彼我の実力差に志を圧し折られ第一線を退く。
以来『木原』への嫉妬と羨望に塗れながら生きてきたが、樹形図の設計者が破壊されたことを知り、
これの代替を作り出せば『木原』を越えた業績を上げることが出来ると考えて活動を開始した。
樹形図の遡行者が『原因究明』に重きを置いているのは、彼が見た『木原』が実験をわざと失敗させていたことから。
あえて失敗させ、その失敗の『原因』を突き止め利用することが『木原』の真価だ――と分析しているのだが、
そもそも『木原』はインスピレーションの段階からして科学に愛されているので、彼の分析も『希望』も的外れだったりする。
科学者としては凡人だが経営者・組織を指揮する者としての手腕は一流ではある。
【特徴】
高級スーツの上に白衣を纏った壮年の男。灰色の髪をオールバックにしている。
顔は彫りが深く厳つい。来歴とは裏腹に威厳に溢れているが、これは本人が『プロデュース』した結果であり、
余裕がなくなっていくにつれて彼の本性でもある矮小な振る舞いが目立つようになっていく。
【台詞】
「『結果』と『原因』は常に1セット。……こんなものは子どもの計算よりも簡単な話だ。実現するのは至難だが、な」
「『木原』……か。もうすぐだ……。もうすぐ、私のような凡人も……その領域に立つことができる」
「まだ、まだだ! 私はまだあきらめんぞ!! こんな……こんなっ科学に愛されただけの狂人なんかにっ!!」
【SS使用条件】なし

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最終更新:2014年02月05日 22:55