【名前】ミスティ=ノインバレット
【性別】女
【所属】魔術
【能力】「魔弾の射手(デア・フライシュッツ)」「冬の死神(ブリーラー・レッスル)」
【能力説明】「魔弾の射手」
ドイツの民話およびそれを元に作られたオペラ『魔弾の射手』を元にした一組の霊装。
『魔弾(フライクーゲル)』と『白薔薇の冠(ヴァイセ・ローゼ)』の二つからなる。
『魔弾(フライクーゲル)』
この魔術の核である『魔弾』を再現した霊装。
魔弾の名のとおり見かけは怪しげな刻印がされた銃弾。徹甲弾からライフル弾までバラエティ豊富に取り揃えている。
術者の狙った場所に飛ぶという通常の魔弾としての機能の他に、風の魔術等による細工が施されており、発射する銃によっては一度放てば数km先から標的に向かって超音速で飛び、さらには生きているかのような空中機動を見せるというまさしく『魔弾』と呼ぶに相応しい性能を発揮する。
この弾を対物ライフル等にこめて使用し、超長距離から標的を抹殺するのが彼女の基本戦術である。
ただし、元としている伝承の関係上、造った魔弾七発の内の一発は自分にとって不利益となるところに当たってしまうという性質を持つ。
が、後述の『白薔薇の冠』を用いることで実質的にこのデメリットの回避も可能。
また、1kmを越える距離の射撃の場合、術者が銃弾の機動をリアルタイムで操作することはできなくなり、撃つ前にあらかじめ設定していたルートを辿らせることしかできなくなる。
『白薔薇の冠(ヴァイセ・ローゼ)』
オペラ『魔弾の射手』において主人公の恋人アガーテのかぶっていた白薔薇の冠をもととした霊装。
オペラにおいて最後の1発の魔弾が飛び出してきたアガーテに向かって発射されてしまうが、白薔薇の花冠がお守りになってくれたお陰で弾はそれ、間一髪命中をまぬがれた。
このことから白薔薇の冠が銃弾を逸らした――つまり白薔薇の冠は銃弾を自分から逸らすジャミングのような機能を持っていたと解釈。
このことを利用することにより、この霊装をかぶっている者を銃弾が避けるようになる。
主な用途は『魔弾』のデメリット回避だが、魔力を多量に注ぎ込むことで銃撃等に対する防御として用いることもできる。
「冬の死神」
ドイツのネッカー・アルプ地方の町ロットヴァイルで語られる死神ブリーラー・レッスルをもととした魔術。
魔術を発動すると冷気を纏った一頭の馬が出現する。
この馬は『冬の死神』ブリーラー・レッスルの『冬』の象徴たる部分のみを抽出したものであり、冷気を操る力をもつ。
その力は辺り一帯を局所的な冬に変えることができるほどで、冷気を利用しての広範囲の熱源探査等も可能。
ただし、『死神』――つまりは『死をもたらすもの』としての性質を排除して現出させているため、この魔術による冷気および攻撃で人を殺すことはできない。
逆にいえば凍え死ぬ寸前の苦しみを延々と味わい続けることになるが。
【概要】ヨーロッパおよびロシア圏で活動するフリーの魔術的な傭兵。
戦場において無差別に姿を隠して攻撃を仕掛け、争いを無理やり長引かせるというたちの悪い傭兵稼業を主としている。
魔法名は『umbra759(影より出歩く者)』。
もとはドイツにある小規模な魔術結社に所属していた魔術師だったが、ある時その魔術結社が対立していた魔術結社との戦闘で偶然相手方の雇った傭兵の使っていた一挺のサブマシンガンを入手し、そこから銃の魅力にとりつかれ、それが高じて結社を抜け、今の傭兵稼業を始めた。
もちろん無断で結社を抜けたため、結社から追手を差し向けられており、それをいなしつつ日々戦場を荒らしている。
銃は『武器』であり『武器』は使われてこそ最高に輝く、という考えを持っており、『魔弾』を使うのも争いをいたずらに長引かせる仕事をしているのもより長く『武器』としての銃を使用するというただそれだけのためである。
本来はドイツの民話をもととした魔術を扱う魔術師であり、その方面では非常に優秀だったのだが、今では基本的に『魔弾の射手』と『冬の死神』しか使用しない。
とはいえ戦場での戦闘経験を積んだことにより、戦闘能力自体は向上しており、そう簡単に倒せるような相手ではない。
【特徴】高身長の二十歳くらいの女性。
白銀の長髪で目は蒼眼。
スタイルはいい。
基本的に黒っぽいコートを羽織っているが、その下は白いミニスカワンピースな上、常に頭のうえに『白薔薇の冠』をのせており非常にミスマッチ。
また、毎夜『魔弾』を造っているか一人で銃の鑑賞会をしているため、常に目の下にうっすらと隈ができている。
普段は愛銃である違法改造したバレットM82を背負っているが、場合によっては別の狙撃銃を持っていたりもする。
【台詞】
「来たれ、『冬の死神』。なに、この魔術では死にはしないさ。安心して『魔弾』を味わうといい」
「ああ……やはり銃はすばらしい。人間の産み出した芸術の極致と言っても過言ではないな」
「くくっ、いや、本当に愉快なものを見せて貰ったよ。これはお礼だ。遠慮なく受け取ってくれ」
【SS使用条件】特になし 

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最終更新:2016年01月06日 19:33