小説書きの作法
書いている時に
- 起承転結を考える
- 始めはシーンライターでもいい。
- でも、長編作品としてまとめるなら、誰が動き、どんなことが起こるのかをまとめたプロットは必要。
- 少なくとも、どんな結末になるのかくらいは考えたいところ。
- 終わりのないgdgd展開なんて、誰も期待していないんだから。
- 投稿前に、自分の文章を読み返そう
- 誤字はないか?文字が抜けたりはしていないか?
- 自分が書いたということはすっぱり忘れ、最後まで目を光らせよう。
- ちなみに、こういうことを「推敲」と呼ぶ。
投稿する時に
- 投稿前と終わった時には挨拶を
- 掲示板は公共のもの。
- 他に書き込みたい人だっているんだから、まざってわけがわからないものになってしまうことだって考えられる。
- 周りに今から自分が使うこと・書き終わったことを宣言して、それを避けよう。
- 文章はテキストファイルにしておこう
- 掲示板に直接書いていると、間違いの訂正もできないし、時間もかなり食う。
- 書いていたらブラウザが吹き飛んだ、なんてことが起こったら目も当てられない。
禁書っぽいSSの条件
とあるSSの禁書目録 PART3スレ >>2より引用・一部改変
禁書風味考察より抜粋。書き手諸氏は参考程度にどうぞ。
- 原作は基本、当麻視点三人称文体。
- 地の文では基本的に日本人は名字、それ以外は名前。
名字の重なる連中は名前。メインが名字でそれ以外名前ってパターンも有。
ex)土御門/舞夏、美琴/御坂妹/美鈴
基本が当麻視点だからそうなってるっぽいので、オリキャラ主人公などの場合はこの限りではない。
- 地の文でも時折くだけた表現が用いられる。
ex)~のような→~っぽい
- 擬音語は単体で使わない。文の一部に。
ex)バギン!!という破砕音で、上条は右手が何かを破壊(ころ)したことに気が付いた。
- 霊装、能力名等の強調部は二重鉤括弧『』がつく。電話とかで会話が『』の場合は鉤括弧「」。
- オリキャラ有の場合は程よく妙な名前及び口調が要ると思われます。口調は文に表さず地の文で補足するのも有り。
ex)コピー用紙をそのまま吐き出すかのような口調
- カタカナ名前の繋ぎは等号「=」。
ex)ステイル=マグヌス、オルソラ=アクィナス
- 禁書っぽいルビ。固有名詞以外の部分にも有るとなお禁書風味。ここらへんはセンス任せかな?
- ルビ部分は平仮名、片仮名、英字のみにするとルビっぽい。
- 尚、能力や霊装の名称は基本的に「漢字四字+ルビ」。「幻想殺し」や「吸血殺し」のような例外も。
- 地の文でのキャラの呼称。名前以外で特定人物を示す表現が多用されているのも禁書味。
ex)銀髪シスター、ツインテール、ビリビリ
- また、各人物間の呼称や、特定人物の口調・呼称は結構注意点かも。特に一方通行やインデックスはWikiを参考にするヨロシ。
- 人物の外見に関する描写は詳しい部類に入ると思う。尤も、魔術側に関しては服装に意味があるからだろうけど。
- 所々に近未来アイテム有。魔術関連は元になる伝承があると禁書感up。
- 各章サブタイトルは英題付き。英単語間の半角スペースは半角アンダーバー_で。巻ごとの統一性はあったりなかったり。
ex)統一有:一巻及び三~七巻 ex)第一章 黒の騎士団 Lelouch_of_the_Rebellion
- 俺は最初からクライマックスだぜ! 訳)一文目が大事です。
以下は推奨事項。
- 傍点は範囲を引用符“”で閉じて代用すると良いかも?
- ルビは振りにくいので括弧()で。
- 沈黙や間は「…(三点リーダ)」で。「・(中黒)」の連続だと字数嵩むわ隙間開くわ見目麗しくないですよ。
- 「―(ダッシュ)」は2つ以上重ねるべし。
重ねますが、これらは「文章をこんな感じにすると手っ取り早く禁書っぽいヨ」という趣旨なので、そこんところ注意して下さいな。
難易度上昇要素
- クロスオーバー
- 二つの世界観を混合させた上で整合性を考えて描く必要あり
- 両方の作品を知っていないと、ネタとしても読者にはわかりづらい
- 結果的に、筆者の力量を通常の二次創作以上に要するため、難易度が跳ね上がる傾向にある。
- オリジナルキャラの採用
- キャラクターを増やした結果、原作の設定に対してズレが生じる可能性が原作キャラのみの二次創作よりも増えてしまう。
- カッコ良くて腕も立ち……といろいろ完璧超人なオリジナルキャラが主人公たちを差し置いて大暴れし、他の原作キャラを存在感・活躍で完璧に食ってしまう。
- オリジナルキャラクターを使用した二次創作によくある話で、オリキャラが「メアリー・スー」「ゲイリー・ストゥー」と呼ばれるタイプに陥ってしまうケース。端的に言えば「ぼくのかんがえたさいきょうキャラ」。
- 「なんで○○の二次創作でオリキャラ無双やってんだ!」とキレられるパターンである。
- (潜在的に「オレTUEEEEがやりたいだけ」というのがこの手合いの作者に多い。そして、そういう作品は非常に薄っぺらく、なおかつイタい物語になりがちで、読み手からすれば非常につまらない場合が多い)
- 詳しいことはgoogle先生に聞いてみよう。丁寧に解説してくれるはずだ。
- サイトによってはメアリー・スーの度合いを判定するテストを行なっているぞ。気になる方はチェックだ。
最終更新:2010年03月21日 23:47