四本恭子(幻冬舎)

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    氏名        所属        職種       社会人経験年数   
    四本恭子         幻冬舎         編集者    

経歴

大学卒業後、地方銀行で外国為替を担当し、そのあとは個人や法人の融資をしていた。1年半後、翻訳会社の募集を発見。英語が好きで東京で働きたいということもあって応募し、銀行を辞めてそこで3年間働いた。
そのあとはデザイン会社に転職して、DTPで本作り三昧。そのうちにだんだんと編集という仕事に興味を持つようになり、編集プロダクションに移った。その後、あさ出版というビジネス書を扱う版元で2年働いて、現在の幻冬舎に至る。

業務内容

著者に原稿を書いてもらうように依頼し、単行本や新書の出版に携わる。

やりがい


仕事への姿勢/考え方

好奇心や興味、疑問から本を作ろうと思うことが多い。たとえば「人」にすごく興味があるので、なぜこの人はこういう考え方をするんだろう、と疑問に思ったら、心理学に関する本などを読んだりする。そこでその著者が面白いことを書いていたら、「別の切り口で書いてもらうことはできないかな?」や「自分が疑問に思っている切り口で書いてもらうことは可能かな?」という視点から本作りに発展していく。
また、本を作るうえでのこだわりはタイトルにあるという。中身がよくてもタイトルがいまいちだったら、読者に手にとってもらえないからである。タイトルは著者と相談して決めることもある。このときに重要なのは、著者と編集者がお互いに意見を言い合える関係を築くことのようだ。

転機

編集プロダクション時代に、「ずっと編集者として働きたいなら、いずれは版元に行ったほうがいいよ」というアドバイスをもらい、理由を聞くと、「自分の作った雑誌や本が、どうやって売れていくのかまで、わかったほうがいい」と言われた。そして、出版社に応募して受かり、働くことになる。

私生活


今後の目標

作ったことのない分野の本を作りたい。なかでも、タレント本と翻訳本。


感想①

自分の好きなものに対して、自分のやりたいこと、仕事を変えていくさまが、人として良い生き方をしている人だと思いました。英語と東京に惹かれて、そのあとは本作りに惹かれて、編集へ、と興味の対象がひとつのことから複数のものへと発展していくのが自分の視界を広げていく上でとても楽しいことだと思います。仕事への姿勢や考え方が自分の興味や疑問から発展していくものであっても、自分の好きなものだけではなく、著者としての他人の存在を意識しながら仕事しているのが、社会にあるべき人としての存在だと思いました。

感想②

私は読書が大好きで、出版の仕事に非常に興味があるため、今回四本恭子さんについて調べた。四本さんは元々、銀行勤務ということで何度もの転職を経て現在の幻冬舎に至るとあり、自分のチャレンジ精神しだいでやりたいことはできるのではないかと勇気をもらった。本作りには好奇心や興味から本を作ろうと思うことが多いとあるので、視野の広い、何にでも好奇心をもって取り組める人材が求められるのだと感じた。そして著者と相談して本作りを進めることが多いこの仕事では著者との良好な関係を築くコミュニケーション能力も重要であると思った。私が将来就きたい職業の分野の方を調べたことで、その気持ちはいっそう強くなり、また、勉強にもなった。好奇心とチャレンジ精神を大切に、経験も重ねていって、おもしろい本を作りたいと思った。

感想③

自分がしたいことに従って2年3年で転職してしまう勇気と好奇心は年齢を重ねても忘れてはいけないと感じた。興味関心がわいても行動に移すことはなかなか難しい。さらに、人・著者との関係も大切にしながら本づくりに携わることは自分にとっても周りの人にも良いことだと思う。タイトルが良くないと本が売れないは確かにその通りだと感じる。内容も重要だが、本へのとっかかりは表紙である。人を惹きつける表紙の美しさやタイトルを考える仕事に興味を持った。お客様と直接かかわることはないが、編集者とは筆者と読者をつなぐ人だと感じた。

感想④

4つ以上の職種を渡り、しかもその原動力がその職への興味であるという点からこの方の実行力の強さを感じた。
また、仕事への姿勢でも好奇心や興味、疑問から行動を始めるというところがこの方の仕事がこの方の性にあっているからこそなのだろうと思った。
自分の知的探求心によって仕事が発展していくのはやはりこの方が自分の興味のある仕事を常に求め、しっかりと掴んでいくからなのだろう。私も自分の本領を発揮できるような職に就くために、自分の興味のある職種を積極的に調べ、怖気づかずに挑戦していきたいと思った。

感想⑤

私自身、将来は編集者の道に進みたいと思っているために、この記事を読みました。私もよく本を読みますが、どの本を読むかはタイトルで決めることが多いです。恭子さんも恐らくそうなのではないでしょうか。読書家の行動パターンがよくわかったうえでの自分ルールや、アイディア出しがとても参考になります。ただ業務内容がひどく陳腐で少し残念です。

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最終更新:2023年01月09日 03:25
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