氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
川口淳一郎 |
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
プロジェクトマネージャー |
35年 |
経歴
1978年 東京大学大学院で博士課程を修了
旧文部省宇宙科学研究所(現JAXA)に助手として着任
2000年 同研究所に教授に就任
小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーを務める
2011年 JAXAシニアフェローとなる
業務内容
宇宙開発分野、小惑星探査機を往復させるプロジェクト「はやぶさ」におけるプロジェクトマネジメント。企画、工程管理、人材育成など。
仕事への姿勢/考え方:「学ぶ姿勢ではいけない、挑むことからすべてが始まる」と考え、やれない理由を探して尻込みするのではなく、やれる理由を探して挑戦していくことを大切にしている。
今後の目標
新しいプロジェクトに携わることは年齢的に難しいが、現役でいる間は下の世代をサポートし、技術や経験を伝えていく
感想
川口氏は、「学ぶ姿勢ではいけない」「挑まないことには始まらない」など、主体的に行動することをとにかく大切にしている。最も感銘を受けたのは、「やれない理由を探すのではなく、やれる理由を探す」という言葉だ。新しい挑戦に際して、リスクを考えて尻込みするのではなく、一つでもやれる理由、可能性があるのなら挑戦しようという姿勢はとても魅力的だと感じる。また、川口氏は、開発の分野においては、優秀な能力も必要だが、何より経験が大事であり、多様な環境に身をおくと自身の可能性の広がりに気付けると述べている。多くのことを経験しろという言葉をよく聞くが、その通り、成功失敗ともに多くの経験をつむことが本当に大切なのだと実感した。失敗を恐れず、多くの経験を積み、その中で自分が本気で挑戦したいと思えるものを探していきたい。
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最終更新:2014年02月09日 00:28