氏名 |
所属 |
職種 |
河合弘隆 |
株式会社河合楽器製作所 |
楽器製造、音楽教室経営 |
経歴
慶応義塾大学卒、26才で三菱信託銀行株式会社に入社、28才のときに株式会社河合楽器製作所へ入社、42才で代表取締役社長就任となり、現在66才。
仕事への姿勢/考え方
経営難に陥ったホクリク鋳鉄から、ピアノフレーム製造などの事業譲渡を受けたことに対して、国内で生産するフレームを依存しており、雇用を守るためにも事業を引き継ぐことにし、既存の事業を守っていくという姿勢でいる。また、不安定な世の中では何が起こるか分からない。等身大の経営を心掛けていきたい。と語っている。
今後の目標
2011年11月にインドネシアに設立した販売会社を中心に、販売と音楽教室、調律の「三位一体」戦略モデルとして、タイやベトナムなどの新興国にも直営の音楽教室を増やしていきたいとしている。
参考URL:blogs.yahoo.co.jp/sakudou01/14914855.html
感想①
幼稚園から高校を卒業するまでの間通っていた音楽教室で、知らないことが多かったので調べてみました。ピアノ販売で世界第二位の会社であることを知り驚きました。また、他の記事にも書いてあったが河合社長の掲げる「三位一体」戦略モデルは日本では浸透しているが今後新興国に進出を広げていくにあたり何かしらの不都合が出てくると思うのでただ同じやり方を貫くのではなくニーズに合わせて考えを変えていく必要があると思いました。
感想②
私は高校まで河合系列のピアノ教室に通っていて興味を持ったのでこの記事を読んでみた。この記事を読んでまず驚いたことは経歴である。音楽や楽器と全く関係のない銀行からの転職はすごいと思った。また仕事の考え方に関しては社長になったからといって新たな経営に手を出さず社員を守るためもあり既存の事業を守っていくという姿勢と無理をしない経営を心がけているのも素敵だと思った。そして企業の繁栄の理由として製造・販売だけでなく教室や調律にも事業を広げた「三位一体」戦略があげられるだろう。ピアノを買った人が求めるものを的確に提供した結果であろう。
感想③
経営難の企業からの事業譲渡を受けたときは、相当な重責があったのだろうと想像できた。その中で事業を引き継ぐという選択はとても大きな決断であったと思うが、既存の事業を守っていくという姿勢に心を打たれた。また、不安定で何が起こるか分からない世の中で等身大の経営をするというのは、簡単なように思えてとても難しいことであると思った。
感想④
私はピアノを趣味としており、昔からカワイの作るピアノにお世話になることも多かったので、興味を持ちました。
ピアノ生産は世界の一位、二位ともに日本の企業であるという事は知っていましたが、その秘訣として「三位一体」の戦略があるのだろうと感じました。また、日本内に留まらず、海外に支社を増やしていこうという積極的な姿勢もまた、河合楽器製作所が栄え続けている理由の一つなのだろうと思いました。
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最終更新:2018年01月31日 19:18