樋口泰行(日本マイクロソフト株式会社)

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    氏名        所属        職種        社会人経験年数   
  樋口泰行    日本マイクロソフト株式会社 旧:エンジニア 現:経営者   33年 


経歴・業務内容

1957年 兵庫県に生まれる。
1980年 大阪大学工学部を卒業。その後松下電器産業に入社。
1991年 ハーバード大學経営大学院卒業。
1992年 ボストンコンサルティンググループ入社。
1994年 アップルコンピュータ入社。
1997年 コンパックコンピュータ コンシューマ製品事業部長兼PC製品事業部長
2000年 同社取締役 および米国本社バイス・プレジデント。
2002年 日本ヒューレット・パッカードとの合併に伴い、執行役員インダストリースタンダードサーバ統括本部長。
2003年 同社代表取締役社長就任(45歳)
2005年 ダイエー代表取締役社長
2006年 同社社長辞任
2007年 マイクロソフト日本法人の代表執行約最高執行責任者
2008年 同社代表執行役社長兼米国本社コーポレート・バイス・プレジデント 就任


仕事への姿勢/考え方

本人は内向的、話し下手で、人一倍不器用な人間だったと言う。
愚直なまでの「努力」と「熱意」で目の前の仕事と格闘してきたからであり、たとえどんなに厳しい環境でも、必死に努力して自分の存在価値を示せば、次のステップが見えてくる、そんな信念を持つ。-著書『「愚直」論』『変人力』
「マイノリティになりがちな女性の活躍を推進することは、いまや企業経営には不可欠です。」「日本人だけ、男性だけ、で閉じている組織は、文化的に健全ではない。この時代にダイバーシティに鈍感な会社は、すべてに鈍感だと言えるでしょう」。

転機

松下電器産業のエンジニア時代、同じプロジェクトで仕事をした米国IBMのスタッフたちに大きく影響をうけて、「MBA留学」を渇望する。このことがきっかけで卒業後のキャリアに繋がったといえる。

今後の目標

(インタビューより)いま実感しているのは、企業は人である、人が成長すれば企業も成長する、ということです。そのためには、いまいる人材の育成を非常に重要と考えていますし、良い人材を今後も採用していきたい。日本HPの人材開発の方針として、「Employee Owned, Manager Supported」「キャリア・セルフ・リライアンス」というのがあります。つまり、キャリアを切り開いていくのはあくまで社員自身あり、上司はそのためのサポートを惜しまない。


参考URL:
【第6回】日本ヒューレット・パッカード・スペシャルインタビュー
(http://www.isssc.com/interview/it/005/)
樋口泰行-Wikipedia (http://ja.wikipedia.org)
樋口泰行の相関図(http://spysee.jp/)
中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談
http://d.hatena.ne.jp/shinwada/20080427/
アカデミーヒルズ 
http://www.academyhills.com/school/personal/tqe2it000000clka/
日経WOMAN Networkingフォーラムプレミアム2012レポート
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20121122/140201/
『超域生が、樋口社長に聞く 〜リーダーに必要なものとは、何か?〜』http://www.cbi.osaka-u.ac.jp/activity/113.html
『樋口泰行氏が教える「一流リーダーの資質」:日経ウーマンオンライン【トレンド(キャリア)】』
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20121122/140201/?P=1&ST=career
『三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな~樋口泰行氏~ - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談』
http://d.hatena.ne.jp/shinwada/20080427


感想①

私は今回、自分が愛用している日本HP(ヒューレット・パッカード)の元社長、現マイクロソフト日本法人の樋口泰行氏について調べてみた。自分の周囲にある機器の販売元として身近に感じたのと、以前より名前を知っていた樋口氏の経歴に興味を惹かれたからである。経歴のとおり、華やか、まさにエリートと呼ぶにふさわしいというのが第一印象である。当初、この方は前時代的な根性論の持ち主ではないかという印象を抱いた。著書である「『愚直』論」は要するに苦しい環境下で努力し続ければ道は拓ける、というよくある話ではないか。しかし調べていくうちに、愚直な努力だけではなく、明示的な目標を持つ、悩みを構造的に整理するというように与えられたタスクをフローチャートにして合理的に処理していく、劇的な時代を乗り越えたトップにふさわしい日本人らしさを感じた。日本のIT大企業の経営者というとどこか現実離れした部分があるが、この方には地に足をつけて一歩一歩確実に進んでいく現場主義、能力主義の技術者チックさを感じられて非常に好感が持てた。参考になる部分も多く、ビジネスパーソンとなっていく将来に向けて、「『愚直』論」を指針としようと思えた。また似た思想で好ましく感じられる方にマウスコンピューター代表取締役社長の小松永門(こまつひさと)氏がいる。日本産(日本組み立て)に拘るマウスコンピューターや日本HPなど現状の日本を危ぶみ未来を見据えられる経営者がいることを頼もしく感じられた。

感想②

マイクロソフトが販売しているXbox360というゲームハードがずっと好きで、今回の課題はそれをきっかけに樋口さんを取り上げてみた。今回、参考にした記事の内容は、樋口さんが学生や働く人たちに向けた発言が多かったのだが、そのどれもが自らの経歴から学んだことをきちんと継承しようとしてくれているもので、私自身、読んでいて得ることが非常に多かった。特に20代での転属希望や、就職後の超難関大学受験、そしてそこからの転職など、人間いつ何を始めても早かったり遅かったりしないのだと気づかされた。また、重要なのは、自らを取り巻く状況の中で問題点を見つけること。そして、その問題点が、その場で解決できないのなら場所を変えてしまうという勇気も大切だ。私が歩む今後のキャリアがどのようなものになるか分からないが、常にそういう柔軟な考え方を意識していきたいと考えた。

感想③

私は最初一つのものをひたすら勉強し、それのエキスパートになれば十分なのだろうと考えていたが、それを軸にさらに情報を広げていくということが今後に必要ということはあまり考えていなかった。経歴を見れば明らかにトップエリートだが、樋口氏は愚直なまでの「努力」と「熱意」で目の前の問題と格闘してここまで来たわけで、どんなに厳しい環境下でも、必死に努力をしていれば次のステップが見えてくると言った。この言葉こそ、まさに今の我々に必要不可欠なものではないのではないかと考えた。

感想④

本人は内向的、話し下手で、人一倍不器用な人間だったと言うそうだが、そのような性格でもマイクロソフトが日本の大企業に成長したのはやはり努力したからなのだろう。また樋口氏は女性が社会で活躍することが企業経営には不可欠だと考えている。それは現在多くの人が感じている男性が社会的に優位であるということに対する批判であり、私は樋口氏の意見に同意する。やはり上に立つ人物は差別のない社会を目指すべきであると思う。樋口氏の考えは現在の社会に一石を投じるものであると思った。

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最終更新:2018年02月02日 16:25
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