氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
青木 智栄子 |
ブルーツーリー・ホテルズ |
社長 |
年 |
経歴
日本で生まれ、7歳のときに家族とブラジルへ。サンパウロ総合大学(USP)法学部を卒業し、25歳のときには上智大学へと留学。夫は青木建設の社長である青木宏悦。この青木宏悦がブラジル駐在経験を転機に青木建設のブラジル事業を本格化させたことに、青木とホテル事業の関係が始まった。
青木は、82年にサンパウロを代表する最高級ランクのシーザーパークホテルを開業。
97年には天皇陛下が泊まるほどのホテルへと成長した。また、サンパウロの高級ビーチであるイパネマ海岸、アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスにもホテルを開業。それぞれが地域のトップとして活躍し、南米のホテル業界をリードすることになる。その後、CEOとなった夫を支えていたが、日本のバブル崩壊の影響で97年にブラジルを含む世界中で展開していたホテルを手放すことになる。
しかし同年、青木は当時ブラジルになかった4つ星ホテルに可能性を見出し、仲間とともにブルーツリーホテルズ(サンパウロ本社)を立ち上げる。このときの肩書きは社長兼CEOであり、基本的にホテルへの投資は行わずに経営と運営を行い資本家には配当を行うという方式で成功。現在、国内で23ホテル、4793室を運営し、1ヶ月あたりの平均宿泊者数は約13万人、売り上げはブラジル国内3位の規模を誇るにまで成長した。
業務内容
会社経営
やりがい
ブルーツリーホテルズは「人材排出企業」としても有名であり、青木は『人を育てることが経営における最大のやりがい』と述べている。
仕事への姿勢/考え方
日常心がけていることは「常に学び進化し続けること」と「そういった人材を育てること」の2点であり、社員には「モラルを守ること」を基本スタンスとして求めている。
また、青木は、ホテルビジネスを通して良い人材を育て上げることが務めであるとおもっており、結果的にその人材がブラジルの発展に貢献してくれることを願っている。
私生活
転機
今後の目標
2017年までに新たに32のホテルを運営し、7300室の増加を予定している。この計画が実現すれば、経営規模は現在の約2倍にまで成長し、ブラジル国内最大級のホテルチェーンへと成長する見通しである。
参考URL
感想①
青木社長の人材を育てていくスタイルに深く感銘を受けました。現在の日本では新人教育に課題を抱えていると思います。企業を支えるのは人材力であると僕も感じたので、もっと多くの人がそう感じてくれればな、と思いました。
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最終更新:2018年01月24日 00:22