狂気沈殿  ◆j1I31zelYA


小麦色の肌に、結い上げた薄紫色の頭髪。
同じ色の瞳と、あどけない少女の顔立ち。
異国風の少女のような容姿だったけれど、尻からのびている『先端が矢印の形をした黒いしっぽ』は、まさにテンプレートどおり。
ムルムルという名前の、小悪魔だった。



「一応は、『初めまして』に当たるのかの。我妻由乃」



空間に渦のような歪みが生じるや、飛びだしてきた。



我妻由乃は、レストランのテーブル席に着座ままミニミ機関銃を手に取り、銃口を『そいつ』へと向ける。
ガラス窓の向こうにある夕焼け空を背景にして浮かびながら、そいつは「こ、こわっ……」と後ずさりした。

「やっぱり、お前も『そっち側』にいたのね」
「や、やっぱりとな?」
「面白いゲームが楽しめるなら、何でもいい。
そのためならデウスにだって逆らうし、誰の下にだってつく。
お前は、そういう生き物でしょう?」

自称・不死身であるムルムルを射殺しようとしたところで意味を成さない。
しかしお助けキャラのように歓迎できるほど可愛らしい生き物ではないことは、よく知っている。
一週目の世界では支配下においた従者であり、二週目では敵として立ち対峙したこともある『神』の小間遣い。
たとえデウスを裏切って『新しい神』に迎合したとしても、何ら不思議はなかった。

「な……誰の下にもつくとは失礼なのじゃ。『一週目の儂』は、あくまで主君であるお主に仕えておったではないか」
「目的は何? どうしてこのタイミングで姿を現した?」

天野雪輝を仕留め損ねたのを見て、不甲斐ないとけしかけに来たのだろうか。
そう思いかけて、すぐに否定する。
だとすれば、あの現場から離れた直後にでも姿を見せたはずだ。
補給のために立ち寄ったレストランで夕食を済ませてから現れるのは、タイミングとして遅すぎる。

「それはな、ついさっき天野雪輝が思い出したからなのじゃ。
神になる前の、日記所有者としてサバイバルゲームを戦っていた時代の記憶を、な」
「……どういうこと?」
「ん? お主は、雪輝日記を見ておらんかったのか?」
「三十分ぐらい前に、一度」

最後にチェックした予知があまりにもふざけたものだったので、栄養補給を終えるまでは考えないようにしていた。
『ふざけた予知』呼ばわりされても文句は言えないはずだ。
なにせ、秋瀬或の負傷度合いくらいは確認しておきたいと『雪輝日記』を開けば、あんな予知が表れたのだから。



『ユッキーが病院の運動場をグラウンド100周してるよ!
青春の汗を流すユッキーかっこいいよユッキー』



「………………は?」という声が出た。
何がどうしてそうなった。
あんなに呆気にとられたのは、たぶん秋瀬或からBL性癖の持ち主なんですとカミングアウトされた時以来かもしれない。

機関銃をいったん取り下げ、雪輝日記を確認する。
そこには確かに、天野雪輝が色々なことを思い出したという予知が書き変えられていた。
口にされた決意の言葉までが書かれていて、苛立ちから唇を噛む。

「だからどうしたの? ユッキーが何を思い出したって、それで状況が変わるわけじゃない」
「そうでもないぞ。日記所有者の『1st』だった当時の天野雪輝は、他の所有者よりも優れた力を持っていた。
言うまでもなく、『DEAD END』を回避する奇跡を起こす力のことじゃ。
あの世界のデウスから『優勝候補』と目されたのも、ひとつにはそれがあったからじゃな」

知っている。
だからこそ雪輝は他の所有者たちから危険視されて、由乃は雪輝を守るためという理由でそばにいることができた。

「……当時のモチベーションを取り戻したことで、その力が開放されるとでも言うの?」

ムルムルは大きなスイカほどの球体を中空に出現させると、その上にちょこんと座る。

「少なくとも、さっきまでの雪輝に『奇跡』を起こす気概が無かったことは確かじゃな。
お主は知らんかもしれんが、『神』になってからの雪輝は、因果律をろくに弄ろうともしなかった。
人間だった頃でさえ、『三週目』の世界の因果をまるごと引っくり返すほどの力があったにも関わらず、な。」

知っている。
秋瀬或との戦いのなかで、由乃が知らない時間の雪輝については教えられた。
この殺し合いに呼ばれさえしなければ、由乃はあの雪輝に殺してもらえる未来だったということも。

「もちろん雪輝が何もせんかったのは、能力の問題ではなくて意志の問題に過ぎなかった。
しかし、未来を変える意志を持たない者に、因果律を動かせるかどうかは怪しいと思わんか?
『二週目の秋瀬或』にしたって、『未来を変える意志』を持つまでは、デウスのシナリオから外れることなどできなかったのじゃ」

今度は、知らない言葉が出てきた。
秋瀬或とデウスの間に繋がりがあったなど、由乃にしてみれば初耳だ。
しかし、この時はそれ以上に引っかかることがあった。

「……まるで、ユッキーに未来を変える意志を取り戻して欲しいような言い方ね」

ムルムルは楽しげな表情で、腰かけた球体からパタパタと足を揺らして答える。

「そう。まさにそれこそが、天野雪輝がよりにもよって『神様』として殺し合いに連れてこられた理由じゃよ」


◆  ◇  ◆


「しかし、このガキが軽く十数人は殺してるって言われても、にわかには信じられませんね」

坂持金発は、ジョン・バックスによって持ち出された参考資料のページをゆっくりと繰った。
めくった箇所には、ニット帽をかぶった気弱そうな少年の写真と、履歴書のような書式に羅列された膨大な情報がある。

「と言いますと?」

対面に座る情報の提供者、ジョン・バックスが促す。

「おおかたのプログラムで優勝者があげるスコアよりも多いじゃないですか。
『殺し合いの優勝者』ってのは、もっとこう、分かりやすく頭のネジが外れてるもんですから」

そう思ったのは、何も坂持が長いことプログラム担当官を務めてきたからだけではない。
大東亜共和国では、プログラム優勝者の凱旋映像がローカルニュースとしてお茶の間の皆さんにお披露目される。
そこに映される少年少女たちは、大半が狂ったような笑い声をあげていたり、幽鬼を連想させる目つきをしていたり、つまりは普通の人間から逸脱した生き物となり果てていた。
そんな優勝者たちと比較すれば、『並行世界の優勝者』であるはずの天野雪輝は、ごく穏やかそうな少年に見えた。
一万年の歳月を経たことによる摩耗はあるものの、ごく普通に同年代の子どもと会話して、理性的な思考回路をしている。

「彼の場合は、終盤から『生き返り』を期待して殺し合いに乗りましたからな。
希望を持って殺し合いに参加したケースですから、いちがいに『プログラム』と比較することはできないでしょう。
しかし、油断ならない手合いであることは確かです。
『二週目』の私を実質的に追いこんだのはこの少年でしたし、『三週目』でもたった数時間の行動で、すべての所有者の運命を変えてしまった」

その一件が無ければ、『新たな神』に目を付けられることもなかった、と付け加える。

「あー、それが市長のおっしゃっていた『因果律に干渉する力』ってやつですか?」
「ええ。むろん、未来日記が無ければ成し得なかったことではあります。
しかし、十二人いた所有者でも、あの少年がとりわけ『未来を変える』結果を残していたことは否定しようがありませんでした」

ふむふむと、坂持が相槌を打つ。
実のところ、初めて耳にする話でもない。
『殺し合いから生まれる利益』については、大東亜と桜見市で共有する契約を交わしているのだから。
しかし、実際の天野雪輝を(モニター越しにではあるが)目にした後に、『神様』の心象にも触れながら話を進めてくれるともなれば興味深い。

「星の数ほどある並行世界を行き来し、あらゆる世界の人々と技術を調べ上げる。
そのような術を持つ者にとって、『訪れた世界に干渉する自由』が、どれほど魅力的であり、また脅威ともなるかは分かりますな?」
「そりゃあもう」

坂持はそこにある実利――彼個人にとってではなく一国にとっての――を想像して即答する。
バックスは、同類に対する眼差しを坂持に向けた。

「しかし、だからといって『学園都市』のように天野雪輝のクローンを量産してみようというわけにもいかない。
超能力のようにメカニズムが見えるものではないからこそ、『奇跡を起こす力』としか説明できないのですから」
「しかし『ある』ことは確からしいんでしょう? ……なるほど、だからこそ『神様』を参加させる必要があったんですか」
「ええ、人の身では『能力』とすら呼べない漠然とした才能だったとしても、『因果律を操る』ことを能力とする神ならば、それを『力』として生かせる。
それに、『神の力』を他者に付与したり取りこめることは、デウスや『2週目の9th』という先例からも明らかです」



◇  ◆  ◇


「……そして、わかたれた二週目との因果をたどってようやく『神の雪輝』を見つけたと思ったら、肝心のあやつは気概をなくしておった。
しかも、力を示していた『一万年前』のことをきれいさっぱりと忘れておる。
『神』としては、もっとも運命を変える力が強かった『二週目』の雪輝を取り込みたかったのに、アテが外れたというわけじゃな」

ムルムルの話は、理解できないものではなかった。
同じ人物でも、世界の環境が違うだけで因果は変わる。
そのことを、並行世界を二週してきた我妻由乃は知っている。
だから『一万年後の雪輝』を見て、『新たな神』とやらが不安にかられたのも分からなくはない。
しかし、理解した上で呆れた。

「ユッキーを吸収するためだけに、ずいぶんと手間をかけるのね」
「そりゃあそうじゃろう。もともと儂らの『サバイバルゲーム』も、中止など有り得ない回避不能のルートだったのじゃから」

まるで、雪輝のことをゲームのパワーアップアイテムか何かのように認識している。
けれど、そう言えば由乃が雪輝を殺そうとしていることも、ベクトルは違えど同じぐらいの扱いの酷さだった。
だから、そういうこともあるかと納得する。

しかし、矛盾している箇所もあった。

「だったら、過去に遡って『神様』になりたてのユッキーに会いにいけば良かったじゃない。
現に、私や秋瀬や他の二人は、『一万年前』から連れてきたんでしょう?」
「それがそうもいかん。過去に飛んで歴史を変えたりすれば、また並行世界に分岐してしまうじゃろう。
かつて雪輝が『三週目』の歴史を変えた時も、二週目との因果は分かたれてしまい、すぐに二つの世界を行き来することはできなくなった。
一般人の高坂王子たちや、限定的にしか『力』を使わないお主を攫ってくるならともかく、腑抜けとはいえ『神』を封印するのはなかなか手間がかかるからの。
もたもたしているうちに、わしらが元の時代に帰れんようになっては困るというわけじゃ」

そう言えばさっきも、『二週目の世界をみつけるのは苦労した』とか言っていた。
自在に並行世界を行き来するという力も、まったく万能というわけでは無いらしい。
移動できる世界は多いようだけれど、任意の世界を指定することはできない……そんなところだろうかと、ムルムルに尋ねてみる。

「まぁ、そんなところじゃよ。
もともとは遠くはなれた世界で使われていた移動法じゃから、説明しようとするとややこしくなる。
そこでは『カケラを渡る』と呼んでいたから、ワシらも区別するためにそう呼んでおるのじゃ」

かつて自身が使った『繰り返し』とも異なる、別の方法による世界移動。
『優勝者への報酬』に対する期待がぐっと大きくなり、それでも今はムルムルへの対処が先だと気を引き締める。

「過去の雪輝を連れてこられない以上、今の――お主にとっては一万年後じゃな。
今の雪輝から『神』だった時期の記憶を奪い、力を封印することで、ただの中学生だった時期に近づける。
本当なら無差別日記も支給したかったのじゃが……『樹形図の設計者(ツリーダイヤグラム)』が別人に支給するように条件を付けたのでな。
その上で殺人ゲームを経験させて、強引にでも『一万年前』の記憶を思い出してもらう。
『神』でありながら、しかし『中学生』だった時代を取り戻してもらうためじゃ」
「そして、ユッキーは『中学生』だった頃のユッキーに戻った。
つまり、全部あなたたちの計算通りだと言いたいの?」

そのためだけに、殺し合いを主催したのだろうか。
いや、それは無いと即座に否定する。
それが目的なら、参加者を十二人にして全員に未来日記を持たせるとか、より『前回の殺し合い』に近い条件でゲームをしたはずだ。
殺し合いの目的はべつにあり、雪輝はあくまで副次効果として期待されたのだろう。
そんな風に推測したことを肯定するように、ムルムルは説明を続けた。

「思い出せなかったらその時は仕方ない……ぐらいの試みじゃったがの。
たとえ殺し合いの最中に死んでも、デウスのように『核』だけを残して取り込むことはできる」
「だったら、もう『神様』はユッキーを始末すばいいじゃない。
『神様』がたった中学生四人に返り討ちに遭うはずもないでしょう?」

そうしてくれた方が手間がはぶけると、言ってみた。
しかしムルムルは球体にねそべりながら、つまらなそうに否定する。

「そうは言うが、ゲーム会場に入るためには、いったんATフィールド……会場の封鎖を解かなければならんからの。よっぽどの非常事態でなければできんことじゃ。
それに使い魔の中でもワシだけは会場に潜り込んでおるが、連絡役以上の役目は与えられておらんのでな。」

それに、運営から直接にゲームの進行に関わってはならんというお達しもある、と付け加えた。
先ほどは雪輝ならば奇跡を起こすかもしれないと言っていた割に、その雪輝を泳がせてまでも、殺し合いのルールを優先するらしい。
よほど殺し合いが破綻しないことに自信でもあるのか……それとも、『参加者同士』で殺し合わせることに重要な意味があるのか。
どちらにせよ大事なのは、その意向を利用して由乃自身がどう立ち回るかだ。

「なら、お前は何をしにきたの?
私に『核を回収したいからユッキーを殺してくれ』とでも頼むつもり?」
「それは『馬に蹴られる』というものじゃろう。そもそもお主が『雪輝日記』を持っておる以上、対決は避けられんはずじゃ」

少し違う、と由乃は思った。
その言葉は、深く愛し合っている男女に対して使う言葉のはずだ。

「先にも言ったように、儂は選択肢を与えるだけで、自ら未来を動かすことはない。
しかし、たとえばの話じゃが、雪輝がすべてを思い出したタイミングで、お主がこの『ツインタワー』にやってきた。
支給されたパンより栄養価の高い食事を求めてレストランを目指したのかもしれんし、
休息するなら地の利がある場所がいいと思ったのかもしれん。
もしかしたら、見慣れたビルが会場にあることに興味を示し、軽く探索するぐらいのことはするかもしれん。
順番は前後するじゃろうが、『雪輝日記』をチェックしてあやつの決意を知ったお主は、それがどんな感情であれ、苦々しく思うかもしれん。
ここまでくれば、お主が自力で『新たな力』を探り当てたとしても、何ら不思議はないということじゃ」

読めた。
相応の見返りを、用意してあるということか。

「そして、『宝の地図』……ヒントはやったのに広がらないまま燻って、このままでは死蔵まっしぐらの隠しアイテムがあったとする。
その『隠しアイテム』の鍵を開けられる参加者が、隠し場所の近くまで来ていたとする。
あまりにももったいない……とは思わんかの?」

理解した。
我妻由乃が、鍵となる場所。
そうなれば、候補はひとつしか挙がらない。
しかし。
狙いは分かったけれど、疑問は残る。
我妻由乃は、それを尋ねた。

「そこまでして、私に肩入れする理由は何?
もう何人も殺してるから? 雪輝日記を持っているから?」
「それもあるが、それだけではないぞ」

むくりと起き上がり、ムルムルは我妻由乃にむかって身を乗り出した。
無邪気そうに笑っているのにちっとも感情がうかがえない、そんな笑顔で。



「おぬしならば、『ALL DEAD END』の未来を知っても……その上で、勝ち残ることを目指すだろうからじゃ」



そしてムルムルは、語り始めた。
新たな神について、全ての終わりについて。

◇  ◆  ◇


我妻由乃だけが開けられる、魔法の扉。

桜見市ツインタワービルの、北塔32階。
エレベーターを使えば、あっという間に運んでくれる。
経営破綻したばかりの銀行が、その階層をテナントとして埋めていた。
貸金庫ロビーへと歩みを進めれば、ほどなくして見えてくる。

我妻銀行の大金庫。
必要なものは、カードキーと暗証番号。そして『網膜認証』。
カードキーが建物のどこに保管されたかは知っているし、暗証番号は記憶している。
網膜認証は……『我妻家の人間』ならば開かれる。

『隠しアイテム』をこの金庫の中に保管するなんて、なんて公平な殺し合いなんだろう。
我妻家の人間以外には『難攻不落の扉を破壊して手に入れろ』ということらしい。

網膜認証式のロックをのぞきこみ、しっかりと視線を合わせる。
手の中にある『雪輝日記』を、ぎゅっと握り締めた。

『神』の思惑に乗っかった自覚はある。
その上で、最後に笑ってみせる未来もある。

そして、潰さなければいけない未来がある。



『ユッキーが「もう0にはしない。1からやり直す」って言ってるよ!』



――あなたが、『すべてを0(チャラ)にする』と決めた私に、それを言うか。



そう言えば、過去に殺した『恋人たち』の男の方が言っていたっけ。
天野雪輝は、自分が恋人に汚れ役を押し付けておきながら、恋人が人を殺したら叱りつけるようなろくでなしだと。



――私を幸せにするためにすべてを0(チャラ)にすると言った、あなたが。



我妻由乃は、扉を開けた。


【H-5 ツインタワービル/一日目・夕方】

【我妻由乃@未来日記】
[状態]:健康、見敵必殺状態、
[装備]:雪輝日記@未来日記
来栖圭吾の拳銃(残弾0)@未来日記、詩音の改造スタンガン@ひぐらしのなく頃に、真田の日本刀@テニスの王子様、霊透眼鏡@幽☆遊☆白書
[道具]:基本支給品一式×5(携帯電話は雪輝日記を含めて3機)、会場の詳細見取り図@オリジナル、催涙弾×1@現実、ミニミ軽機関銃(残弾100)@現実
逆玉手箱濃度10分の1(残り2箱)@幽☆遊☆白書、鉛製ラケット@現実、不明支給品0~1 、滝口優一郎の不明支給品0~1 、???@現地調達
基本行動方針:真の「HAPPY END」に到る為に、優勝してデウスを超えた神の力を手にする。
1:すべてを0に。
2:秋瀬或は絶対に殺す。
3:他の人間はただの駒だ。
※54話終了後からの参戦
※秋瀬或によって、雪輝の参戦時期及び神になった経緯について知りました。
※ムルムルから主催者に関することを聞かされました。その内容がどんなものか、また真実であるかどうかは一切不明です。




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君に届け(I for you) 我妻由乃 天体観測 ~愛の世界~


最終更新:2021年09月09日 19:59