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37 : ◆eOod7XM/js :2006/04/26(水) 00:27:29 ID:??? この『物語』はぼくが歩き出す物語だ 肉体が……という意味ではなく青春から大人という意味で…… ぼくの名前は『ジョニィ・ジョースター』 最初から最後まで本当に謎が多い女『ライダー』と出会ったことで…… 目を開くと闇がぼくを覆っていた。 ああ、今は夜なんだなと思った。 「ジャイロ、すまない。いつの間にか寝てしまったようだ……ジャイロ?」 ぼくの足は動かないから首を起こして周りを見回した。だが周囲には相棒の姿も愛馬も見当たらなかった。小便かな……いや、違う!何だ、この違和感は? そして僕はもう一度、注意深く周りを見回して呟いた。 「ここはどこだ?」 見たことがない建物が立ち並んでいた。知らない土地だからというレベルじゃあない。全くの異質!まるで半身不随になって足が使えなくなり、それまでの『世界』がガラリと変わってしまった時のような感覚。 「ここはぼくの世界じゃあない!!」 すぐに臨戦態勢をとった。今のところ気配は感じられない。新手のスタンド使いだろうか?それとも遺体の能力なのだろうか? 新手のスタンド使いなら話は早い。本体を見つけてそいつをぶっ飛ばすだけだ。 だが、別の、スタンドとは異なる『力』によって飛ばされたとしたら? そいつはぼくにここで何をさせようとしているのか? ここに『遺体』があるとでも言うのか。 38 : ◆eOod7XM/js :2006/04/26(水) 00:28:12 ID:??? 手足の爪を回転させて進む。変な体勢になってしまうが仕方がない。道の真ん中にずっといて敵の格好の標的になる方がマヌケだ。 「それにしても人っ子一人いないな。今が夜だからかもしれないが、気配すら感じないとは……」 「人ならいるじゃあねぇかよぉ~。ここに二人も」 突然、背後から声をかけられた。振り向くとそこには学ランを来た男と、「巨人」と表現しても差し支えのない体躯の男がいた。 ――ばかな、さっきまで近くに誰もいなかったのに。それに……なんだこの違和感は? 「なぁおい。変な姿勢で歩くんだな、お前ってよぉ~。ここらじゃ見かけねぇ顔だな。それにこの“時期”にここにいるって事は、もしかしてよぉ~お前ってマスターの一人か?」 ――マスター……何だ、それは? 「お前こそ何だ?新手のスタンド使いか?」 「おっと、会話の成り立たないアホ登場。質問に質問で返すとテスト0点なの知ってるか、マヌケ~。ちなみに俺はそんな事をしなくてもいっつも0点だけどよぉ~」 学ランの男が喋りながら歩き出す。 ぼくは人差し指をヤツに向けて『牙』を撃つ体勢に入った。ヤツがおかしな行動を取ったら速攻で撃つ! 「おいおい、何だよそれはよぉ~。俺は怪しいヤツじゃあないぜ。俺の名は億康。で、後ろにいるのがバーサーカー。安心しろよ、マスターじゃあなければ何もしなぜ。で、もう一度聞くがよぉ~。お前ってマスターか?」 ――そもそもマスターって何だ?支配者?主人? 「君の言っていることがよくわからない。君も(このレースの)参加者なのか?」 億康が足を止める。 「参加者つーことはよぉ~。お前もこの聖杯戦争のマスターの一人ってことだな。そんなら……行くぜ!ザ・ハンド!!!」 億康のスタンドのヴィジョンが現れた。そして――― ガオン! 「うわああぁぁぁああああ!!」
この『物語』はぼくが歩き出す物語だ 肉体が……という意味ではなく青春から大人という意味で…… ぼくの名前は『ジョニィ・ジョースター』 最初から最後まで本当に謎が多い女『ライダー』と出会ったことで…… 目を開くと闇がぼくを覆っていた。 ああ、今は夜なんだなと思った。 「ジャイロ、すまない。いつの間にか寝てしまったようだ……ジャイロ?」 ぼくの足は動かないから首を起こして周りを見回した。だが周囲には相棒の姿も愛馬も見当たらなかった。小便かな……いや、違う!何だ、この違和感は? そして僕はもう一度、注意深く周りを見回して呟いた。 「ここはどこだ?」 見たことがない建物が立ち並んでいた。知らない土地だからというレベルじゃあない。全くの異質!まるで半身不随になって足が使えなくなり、それまでの『世界』がガラリと変わってしまった時のような感覚。 「ここはぼくの世界じゃあない!!」 すぐに臨戦態勢をとった。今のところ気配は感じられない。新手のスタンド使いだろうか?それとも遺体の能力なのだろうか? 新手のスタンド使いなら話は早い。本体を見つけてそいつをぶっ飛ばすだけだ。 だが、別の、スタンドとは異なる『力』によって飛ばされたとしたら? そいつはぼくにここで何をさせようとしているのか? ここに『遺体』があるとでも言うのか。 手足の爪を回転させて進む。変な体勢になってしまうが仕方がない。道の真ん中にずっといて敵の格好の標的になる方がマヌケだ。 「それにしても人っ子一人いないな。今が夜だからかもしれないが、気配すら感じないとは……」 「人ならいるじゃあねぇかよぉ~。ここに二人も」 突然、背後から声をかけられた。振り向くとそこには学ランを来た男と、「巨人」と表現しても差し支えのない体躯の男がいた。 ――ばかな、さっきまで近くに誰もいなかったのに。それに……なんだこの違和感は? 「なぁおい。変な姿勢で歩くんだな、お前ってよぉ~。ここらじゃ見かけねぇ顔だな。それにこの“時期”にここにいるって事は、もしかしてよぉ~お前ってマスターの一人か?」 ――マスター……何だ、それは? 「お前こそ何だ?新手のスタンド使いか?」 「おっと、会話の成り立たないアホ登場。質問に質問で返すとテスト0点なの知ってるか、マヌケ~。ちなみに俺はそんな事をしなくてもいっつも0点だけどよぉ~」 学ランの男が喋りながら歩き出す。 ぼくは人差し指をヤツに向けて『牙』を撃つ体勢に入った。ヤツがおかしな行動を取ったら速攻で撃つ! 「おいおい、何だよそれはよぉ~。俺は怪しいヤツじゃあないぜ。俺の名は億康。で、後ろにいるのがバーサーカー。安心しろよ、マスターじゃあなければ何もしなぜ。で、もう一度聞くがよぉ~。お前ってマスターか?」 ――そもそもマスターって何だ?支配者?主人? 「君の言っていることがよくわからない。君も(このレースの)参加者なのか?」 億康が足を止める。 「参加者つーことはよぉ~。お前もこの聖杯戦争のマスターの一人ってことだな。そんなら……行くぜ!ザ・ハンド!!!」 億康のスタンドのヴィジョンが現れた。そして――― ガオン! 「うわああぁぁぁああああ!!」

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