僕と君

ひとつ息を吐き出して 僕は生まれてきました
小さな目で見た世界は とても、眩しくて
ふたつの腕に抱かれて 僕は恋を知りました
小さなその手のひらを包み込み、こうして、笑ってました


いつだっけ、この青春の 最終地点 を知ったのは
あの時の事思い出し、 ずっと泣き続けたのは
幼い記憶、遥か遠くから 僕の背中 押した

何も言わず、真っ白のハンカチと葡萄を残して
「あの時のお礼なのです」って 君は照れていてさ
木彫りのハート、こっそり描いて
「これなあに?」って微笑んできて 優しく響く声

彼が、僕の居場所奪って 知らない世界が増えました
失ってしまったあの風景は 過去から変わらなくて

あの人に告白、成功やったね 上手くいかないことで小石蹴って
寂しい夜は枕を濡らして 一人の日々がほんと悲しくて
今日も、明日も、 僕の場所はここだって 胸張って 言えますように

二人分の哀しみをごちゃまぜの怒りを混ぜ込んで
「君が泣くまでやめない」って 拳を叩き続けてさ
彼のことが、ちょっと苦手で 顔そむけて避けていたけど
たまには頑張って 笑ってみようかな


いつの間にか僕は大人になって 無くしたもの 数えきれずに
ただ足元、気にして歩く

空を、見上げてひとつ息を吸って 「今のままが全てだ」と 信じた道を行く

歳をとって 記憶薄れて 顔にしわがたくさん入って
また新しい命が生まれてくる頃に
夜明けの空で 手を握って
幸せに眠っていくはずなんだけど うまくいか、ないね

君のことで幸せがこんなにも大きくなるなんて
あの頃の僕は何も、分かっていなかったな

たとえ”君が”この先どんな不幸に遭っても 僕が、ずっといるからね

おやすみ



原曲【みつば KulfiQ】
元動画URL【http://www.nicovideo.jp/watch/sm22854642



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最終更新:2014年03月30日 17:41
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