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『4seasons』 夏/窓枠の花(第四話)

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匿名ユーザー

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『4seasons』 夏/窓枠の花(第三話)より続く
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§4

 気がついたら子供の頃から見慣れた天井を眺めていた。
 私は、いつのまにか自分の部屋のベッドの中にいた。

 あの後どうしたのだろう。どうやって家に帰ったのだろう。それを思い出そうとしても、
記憶に霧がかかっているように曖昧な情景しか出てこない。
 小ぶりになってきた雨の中、全身ぬれねずみになった私を発見したとき、つかさは
どれだけ驚いただろう。あのとき私はつかさの顔を見たとたんに安心して気を失って
しまったから、その後のことは何もわからなかった。
 なんだか車に乗せられていた気がする。その振動を身体のどこかが覚えていた。
 してみると、お父さんかお母さんを呼んだのか。いや、その時間二人とも仕事中だった
はずだから――まつりお姉ちゃんか。

 身体に力が入らない。なんだか酷くだるかった。

 つかさは、まつりお姉ちゃんになんといってごまかしたのだろう。いや、そもそもつかさ
自身がどう思っただろうか。
 私が着てた服はどうしたろう。着替えさせてくれたのはつかさとお姉ちゃんのどっちだろう。
ケータイは駄目になっていないだろうか。
 ベッドの中でそんなよしなしごとを考えながら、私は一人煩悶転々としていた。

 身体を動かす度、頭に刺すような痛みが走る。吐く息には熱が籠もっていて荒い。ふわふわと
した非現実感に捕らわれている。

 こなた。

 その名が思い浮かぶ度、未だ目尻に涙が浮かぶ。
 やっぱりこんなことになってしまった。
 こなたのためにしたことだったのに。こなたのことを思ってしたことだったのに。そんなものは
全部ひとりよがりの愚行だったのだ。
 ――そしてみゆきのことを考えた。彼女はこうなることを半ば予期していたのだろう。
それがわかっていてなお、他にどうすればいいのか思い浮かばなくて、困っていたに違いない。

 あの日、私たちの誕生日パーティーの夜。
 こなたとつかさが寝てしまって、私とみゆきの二人で話をした。
 あのときの会話を思い出す。


 ――「うん。大好き」私はそう云った。

 今思えば、みゆきの策略にまんまと乗ってしまっていたのかもしれない。
 寝ぼけているからと云って普段云いそうもないことをしゃべり出したこと、唐突に中学生時代の
話を始めたこと。全て私の口を開かせるための計略だったとしてもおかしくない。
 みゆきは机に突っ伏したまま上目遣いに私を見ていた。先ほどと変わらない姿勢だった
けれど、不思議とさっきまでのみゆきとは別人のように感じられた。
「……女の子が女の子を好きになるなんて異常だ、などというつまらないことは――
思っていらっしゃらないようですね」
「まあね。悩んだこともあったけど、その段階はもう過ぎたわよ。私は私。否定しても仕方ないもの」
「そうですか。……では、このところ泉さんを避けていらっしゃるのは、想いが強すぎるから
敢えて歯止めを掛けようと、そうなさっているのでしょうか?」
「う……うん」
 さすがに直視できなくて、視線を逸らした。顔が熱くなっていくのを感じていた。いまの私は
熟れたトマトのような顔色をしていることだろう。
 想いが強すぎる、なんて。
 ただ好きだとか恋しているとかならまだよかったけれど。そう云われてしまうと、なんだか
私がこなたに対して抱いている性欲を見透かされているようで、堪らなく恥ずかしかった。
 けれど、ちらと眺めたみゆきが酷く思い詰めたような表情をしているのを見ると、昇った
血の気が引いていくように感じられた。
「…みゆき?」
 みゆきのそんな表情を、以前一度だけみたことがある。学校帰りの駅前で、捨て猫を
見つけてしまったときの顔。
「……あ、いえ。申し訳ありません。なんと申し上げたら良いのかわからなくなって
しまいまして……」
「……私のしてること、もしかして間違ってるのかな?」
 私がそういうと、みゆきは虚をつかれたような顔をした。
「……そう、そうですね……。でも、他にどうしようもないのでしょう……」
 しばらく逡巡するように言葉を濁したあと、みゆきは私のことを正面からみつめて、
こう云った。
「でもかがみさん、その道はきっと長く険しいです。――ご覚悟を」
 覚悟――。それなら、もう出来ている。
 そのとき私はそう思った。
 会いたいのに会わない覚悟なら、もうできていると。
 けれど私は、このときみゆきが云った“覚悟”の意味を、まるっきり理解できていなかったのだ。
 その見通しの甘さが今の状況を招いたのだろう。
 覚悟を。本物の覚悟を。

 ――それは一体、何をする覚悟だろう。

「――私は、もう覚悟を決めました」
 真剣な顔でみゆきは云った。
「私ならともかく、みゆきがしないといけない覚悟って?」
「かがみさんが泉さんとうまくいかなくて、私たち四人がバラバラになって二度と会えなくなる、
そのことへの覚悟です」
 二度と会えなくなる。そう、そうなるのだろう。
 もし私が間違えて、私とこなたの間がぎくしゃくしたら、きっとつかさだってこなたと
会いづらくなる。みゆきだって、こなたと二人で今まで通りというわけにはいかなくなるはずだ。
「だから、かがみさん。どうしようかと迷ったときに、私に遠慮したりはしないでください。
ご自分のことだけ考えてください」
 その結果どうなろうと、覚悟はできている。
 ――そういうことなのだろう。
「そんな……でも……勉強をしているよりも一緒にいるのが楽しい、そんな友達だって、
さっき云ってたじゃないの」
「勉強をしているよりも一緒にいるのが楽しい、そんな友達だからですよ」
 そう云ってみゆきは笑ったけれど、その笑いは随分無理をして出したもののようで、
なんだか酷くひしゃげた笑い顔になってしまっていた。
 その笑顔に返す言葉が見つからなくて、私は黙り込む。
 大丈夫だよみゆき、私がこなたに想いを告げることはありえないから、そんな覚悟は必要ないよ。
 そう云いたかったけれど、なぜだかそれを口に出すことができなかったのは、もしかしたら
心のどこかで、こなたを避けている自分が間違っているのではないかと、わかっていたのかもしれない。
 いつのまにか、部屋を沈黙が支配しているのに気づく。
 みゆきを見ると、まぶたを閉じてこっくりこっくりと船をこぎ出していた。
 気がついたらもう十二時近い。
 みゆきにしてはがんばった方なのだろう。布団に寝かせてあげようと思って近づいたとき、
みゆきがぱっと目を開けてこう云った。

「マーガレット」
「は?」

「マーガレット、とても綺麗に咲いておりますよね」

 窓枠の花、こなたにもらった大事なマーガレットのほうを向いて、みゆきが云う。
 その鉢植えは、枝分かれした茎の先に、一重咲きの白い花を二つ三つと咲かせていた。
「私も、綺麗に咲かせようと思ったのです。園芸の本に複数当たって、国会図書館まで出向いて
植物学の学術書を調べました。マーガレットの構造、植生、生活誌まで調べて、綺麗に
花が咲くようにと。……でも、上手く咲いてくれませんでした」
 云っている端からみゆきは、まぶたが落ちては慌てて目を開けるということを何度も
繰りかえしている。もはやろれつが回っていなくて、所々発音が怪しかった。
「……どれだけ知識を蓄えて、どれだけ考えて正しいことをしようとしても、この世界は
そんな人の営みをあざ笑うように、思うようにいかないことばかりで……ましてや、
人の心なんて……」
「ありがとうみゆき……。わかったから、もう寝よ? 私たちには明日も明後日もあるんだから」
 そう云ってふらふらと揺れるみゆきに肩を貸して、布団まで引っ張っていった。
「マーガレット……マーガレットの花言葉、ご存じですか?」
「『真実の友情』でしょ? つかさに教えてもらったわよ」
「ええ、それもそうなのですが、『恋占い』という花言葉もあるのですよ」
「恋占い……」
 そう呟いて、綺麗に咲いた窓枠の花を眺めてみる。
 なるほど恋占いか。
 綺麗に咲いたから成就するというわけでもないのだろうけれど。占いなんてそもそも信じて
いないけれど。
 それでもそれは少し嬉しかった。
 そのとき、みゆきはとうとう力尽きたのか、倒れるように私に覆い被さってきた。
「わっ!」
 まるで押し倒されたような形になる。
 みゆきの大きな胸が比較的小振りな私の胸を押しつぶしていて、その感触に下半身が
少し疼いた。
「み、みゆき、ちょっと、その……」
 私が両性愛者だと知っていて、この気の許し方もないもんだ。
 怪しい感情を振り払うようにわざと乱暴に押しのけようとしたそのとき、耳元でみゆきが囁いた。

「私は、何があってもかがみさんの味方です……」

 みゆきは、ずるい。心の底からそう思った。


§5

 その日から私は高熱を出して寝込んだ。
 いくら真夏とはいっても、ずぶ濡れのまま何時間も放置していたのだから、風邪もひくと
いうものだ。
 強いストレスが身体の抵抗力をなくしていたというのもあるのだろう、38度を越える高熱は、
小学校以来のことだった。

 高熱にうわつく朦朧とした意識の中で、迷宮をぐるぐると彷徨った。
 熱に悲鳴を上げた身体が感じる圧迫感。腫れた気管支が作り出す息苦しさ。
 そんな感覚が、悪夢だけの持つメソッドに則り、奇怪なイメージに姿を変えて迫ってくる。
 頭上に崩れ落ちてくる巨大な森林の塊。
 凍りついた湖面の底に閉じこめられて、透けて見える水上にどうしても浮き上がれない。
 夜に息をしようとしても、闇が喉で膨れあがって空気が届かない。
 そんなイメージにとらわれて、私は小さな子供みたいに震えていた。

 ぜーぜーと喘鳴音が聞こえる。
 意識のあるときに見える天井はぐらぐらと傾いで、狂ったパースペクティブを描きだしている。

 けれど、そのかたわらにはいつもつかさがいた。

 朦朧とした悪夢から解放されたときも、たまの穏やかな眠りから目覚めたときも、そこには
いつもつかさがいた。

「……そんな、つきっきりで、いなくても……いいわよ…。自分の、勉強、ちゃんと、
しなさいよね……」
 喘鳴音の狭間からなんとか声を絞り出してつかさに伝えるけれど。
「うん、大丈夫だよ、ちゃんとやってるから。たまたま見にきたときにお姉ちゃんが起きて
るんだよね~」
 などと云って微笑むつかさは、いつのまにか随分嘘が上手くなった。

 夢の中には、何度も何度もこなたが現れた。

 振り向いて走り出そうとするこなたを追いかけるけれど、走っても走ってもその距離は
縮まらない。おいついたと思って抱きしめたらそれは涙の塊で、次の瞬間その涙は雨に
なって私の全身を濡らすのだ。

 悪いことは重なるもので、よりによってこんな時に生理まで始まった。
 やっと身を起こしておかゆを食べられるくらいに回復した私は、自分の惨憺たる有様を
みてため息をついた。
 ただでさえ暑いさかりなのに、高熱にうなされていた私は全身汗みどろで、昨夜つかさが
換えてくれたシーツもパジャマもすでにぐっしょりと湿っていた。
 腕を顔の前にもっていって臭いを嗅げば、不快な体臭が鼻孔に流れ込んでくる。
 つかさはたまにタオルで拭いてくれたけれど、そのくらいでは体臭は到底とれるものではない。
そこに経血の腥い臭いが加わるのだから堪らない。つかさがそばにくるだけでも自分の
臭いが気になって赤面してしまう。
 卓上の鏡を引きよせて見てみると、酷い顔をしている。
 かさかさにひび割れた唇、脂の浮いた小鼻、涙袋の青黒い隈。
 こんな顔、家族以外には見せられないな。そう思って苦笑する。
 起こしていた身体を倒して枕に顔をうずめた。それだけの動作でも、じんじんと頭が痛くなる。
 頭も関節もお腹も心も痛かった。
 つかさもお姉ちゃんも何もいっていこないけれど、どう思っているのだろう。
 それが気になったけれど、目を閉じているうちに私はまた眠りに落ちていた。

 夢の中、またこなたが現れた。
 辺りは薄暗く、なぜかすでに雨が降っている。
 ざーざーと降る雨音にかき消されて、こなたが何をいっているのか聞き取れない。
 耳をそばだたせているうちに、こなたはまたいつものように振り返って駆けだしていって
しまったので、私は慌てて追いかける。
 今度はおいつくことができた。
 こなたはくるりと私の方を振り向いて、ぼそぼそと何かを云った。
「……が……み…」
 雨音で所々聞き取れなかったけれど、それは間違いなく私の名前で。
 それが嬉しくて、思い切り抱きついた。
 夢にしては厭にリアルな感触が返ってくる。けれど夢というのは総じてそういうもので、
夢を見ているときにはそれが夢のようだとは思わないものだ。
「…か…が……み…?」
 こなたは困ったような顔で私をみつめている。
 なんだかおかしな反応だと思った。完全に拒絶されるか、さもなければ喜んで抱きつき
返してくれるか。これが夢ならばそのどちらかになると思った。

 そう思って腕の中を改めて眺めたら、そこにこなたがいた。

 私の部屋で、ベッドの中で、かたわらにこなたがいて、私はこなたに抱きついていた。
「かがみ……? あの、痛いんだけど……」
 そう云って困惑顔で私を見上げるこなたは、紛れもなく現実のこなたで。

「わああぁぁぁあーー!!」

 思わず、思い切り突き飛ばした。

「ぬぉっ!」
 こなたはそんな声を出しながらふらふらと後ろによろめいて、ぺたんと尻餅をついてしまった。
 あまりのショックに慌ててこなたから離れるようにベッドの隅に後ずさって、私はそこで
身を縮こまらせた。
「なんで……なんでいるのよぉ……」
「なんでって……」
 こなたが呟くけれど、私はそれどころじゃなかった。
 急激に動いたことで、頭が破鐘のように痛む。 
 頭の血液が全身に回ったのか、眩暈のような強い立ちくらみに襲われた。
 腫れ上がった声帯で無理に大声を出したから、肺の奥からこみ上げてくる強い咳の発作に
襲われて、背中を丸めて咳き込んだ。
 苦しくて苦しくて、気絶しそうになる。
「かがみ、大丈夫!?」
 こなたが慌てて駆け寄ってこようとするけれど、私は懸命にそれを押しとどめた。
「……おねがい……こないで……」
 布団を目元まで引き上げて、顔を見られないように。
 目元、目元には多分目脂が沢山ついている。でも見ないわけにはいかないから、少しだけ
目を覗かせるようにして。
「近づかないで……おねがい……」
 それを云っただけでまた咳き込む。目の端にちかちかと赤い斑点が舞い散った。
 こんなところ見られたくない。
 こんな臭いを嗅がれたくない。
 汗と脂と垢と経血の臭いに塗れて、好きな人とは会いたくない。
 私はこんな身体でこなたに抱きついたのだ。そう思うと死にたくなった。 
 恥辱とショックと熱と咳に翻弄されて、私は混乱の極みにあった。

「……わたし、ただお見舞いしようと思っただけなんだけどな……」

 律儀にドアの前まで離れて、こなたは寂しそうに云った。
 そんなこなたを見て、その言葉を聞いて、涙腺が決壊したように涙があふれ出した。
 来てくれた。
 こなたが来てくれた。
 それは本当に嬉しくて、叫び出しそうになるほどだったけれど。
 何をどう云えばいいのか、なにもわからない。混乱して、頭が回らなくて、子供みたいに
泣きじゃくる。咳き込む。嫌な音の咳が出る。

「……近寄らせては、くれないんだよね?」

 こなたが泣きそうな顔でそういうので。
 私はますます哀しくなって、必死で首を縦に振った。
「ごめん……ありがとう……でも、ごめん……」
 何一つ説明できない私には、ただ謝ることしかできなかった。
 覚悟が。覚悟が足りないから。覚悟が出来ていないから。

「いいよ……。なんかわたしいると、かがみますます体調悪くしそうだし……」

 そう云ってドアを開けて立ち去ろうとしたこなたは、最後に振り向いて私に訊ねた。

「……わたしたち、これで終わりってわけじゃないよね?」

 こなたがそう云ってくれて、嬉しくて、それが凄く嬉しくて。
 私は声も出せずに、泣きながら何度も何度もうなずいた。
 少し安心したように微笑んだこなたが、とっくに部屋から出て行ってしまっても。
 私は壊れた水飲み鳥のように、ドアに向けて泣きながら何度もうなずいた。


 玄関の引き戸を開ける音がして、しばらくしてから自転車のスポークの回転音が聞こえてくる。
 こなたが帰っていったのだ。
 咳の発作も治まって、私はほっとしてベッドに倒れ込んだ。
 全身が酷くだるい。今にも眠り込みそうになる。
 壁を見つめながら、ふわふわと漂うような非現実感に身体を漂わせていた。
 と、ドアを開ける音がして誰かが入ってきた。
 見なくてもわかる、この跫音はつかさだ。
 つかさは、私のベッドのかたわらで立ち止まって、ぽつりと呟いた。
「こなちゃん、帰ったよ」
「……うん」
 壁を向いたまま、私は答えた。
「あの日お姉ちゃんはこなちゃんと遊びにいって、ぼろぼろになって帰ってきた」
 つかさは私の背中に向けて話し出した。
「なにがあったのかなって思ったよ。いくつか可能性があるなって思ってた。でもわからなかったから、
それで今日こなちゃんに電話してみたんだ。こなちゃん、慌てて駆けつけてきてくれたよ」
 背中を向けたまま、私は目を閉じた。
 これでいいのだと思った。肩の荷が下りた気がした。
 みゆきにわかったのだから、つかさにもわからないはずがない。
「……わかった?」
 小声で訊ねたけれど、その答えは聞くまでもなかった。

「うん、お姉ちゃん、こなちゃんのことが好きなんだ」

「そうだよ」

 そのとき私は、やっとみゆきが云った“覚悟”の意味が、朧気ながらに理解できた気がした。

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『4seasons』 夏/窓枠の花(第五話)へ続く












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  • この不器用な二人はぁあああ!空回ってるな~・・・
    しかし女性的なセンチメンタルが見事だな~
    この先二人に、いや四人に春が来ますように。 -- 名無しさん (2008-04-12 05:43:25)
  • 何回読み直したかわからねえww
    -- 名無しさん (2008-01-28 15:52:07)
  • あなたの作品のファンです -- 名無しさん (2008-01-14 00:18:30)

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