kairakunoza @ ウィキ

鼻血)ry会4.5☆高良家へ行こう! 1

最終更新:

hakureikehihi

- view
だれでも歓迎! 編集

――
昼休み、食事中
「皆さん、明日私の家に来ませんか?」
それはみゆきの一言から始まった

鼻血)ry会4.5☆高良家に行こう!

「みゆきさん家?!?、他のヒューマノイドはいるの?」
こなたは目をキラキラさせてみゆきに尋ねる…おまえはどこの少女漫画の住人だ?
「ええ、沢山いますよ」
みゆきは眼鏡を光らせながら答える
「そっんじゃぁ~決っ定~~~!!」
「じゃあ私も~」
こなたとつかさは即答だ
…私は―
「んー、、、みゆきには悪いけど止めとくわ」
「な、なんだってーー!?」
こなた…リアクション大きいぞ…

「まぁ、色々と用事があるのよ」
「ツッコミ役がいないと話になんないジャン!」
「んな役引き受けた覚えはない!」
「お姉ちゃん?…用事って何かあったっけ?」
「ほら…明日は月初めじゃない」
「あ~、すき焼きのことか~…確かにこれは絶対に外せない用事だね…」
まぁ柊家伝統のすき焼きのこともあるのだが……みゆきには悪いが行きたくない、、田村さんから
パトリシアさんがあんなことになった経緯を聞いたからだ…どうやら最近パトリシアさんは何でかは
知らないが元に戻ったと聞いている、だから私の心臓はさっきから警告しっぱなしなのだ

「それは、、、大事な事なんですか?」
みゆきの声がやけに怖く感じる…やっぱり悪い気がする…
それにしても―
「何でいきなり―」
「自慢したいんです」
とみゆきは笑顔で答える
どういえばいいんだろう…最近のみゆきは…なんというか… こわい のだ
「そ、それじゃあほら!代役連れてくるからさ!」
自分が行きたくないからといって他の人に押し付けるのもどうかと思うけど…
「…それなら良いです…沢山集めてきてくださいね?かがみさん」
みゆきの眼鏡が怪しげに光る
…これも怖いんだよな



まず、日下部達からだ
「へ~!どでかちちの家か~行ってみたいんだってヴぁ!」
日下部は ○ と、
「峰岸~!私の変わりにみゆきの家に行く気ない?」
峰岸は少し考えたあと
「そうねぇ…考えておくわ」
これは来ない反応だな…
とりあえず峰岸は × と、

続いて1年生の階だ
「昨日は面白かったよね~!」
『ええ、また6人で行きたいですね』
「マッタク…うーちんってバもう少シ手加減シテもイイじゃないデスカ!」
『…すいません』
「それはそうと~…」
盛り上がってるわね…これ話しかけづらいな
「あれ?かがみ先輩どしたんスか?」

「あぁ、ちょっと話があって―」
私は事情を説明する
「う~ん、行きたいけどなぁ…でもその日はみなみちゃんと…」
「…ゆたかの気持ちを…優先するよ」
「それじゃあ、みなみちゃんと一緒がいいな~」
「……わかった」
このラブラブカップルめ!ずっとストロベリってろ!
小早川さん・岩崎さん共に × と

「だから、その…ゴメンねうーちゃん…」
『まぁ…その…行きたくない気持ちは分かります、田村さんとパティさんは―…』
「現在 原稿 逆境」
田村さんは某自転車レース漫画のセリフを…ってまだ余裕あるんじゃ…
「…私ハ ヤメテおきまス…ナンだか……怖クテ…うーちんにハ会いたいのデスが…」
どうやら高良家の出来事がトラウマになっているらしいパトリシアさん…どんな目にあったんだ…
『なんだ?しんぱてぃの家に来ないのかぁ?』
『まぁまぁ、みなみさんの家は近くですし…いつでも行けると…』
『まぁ、うん』
『それに、昨日も遊びましたし…』
田村さん・パトリシアさんも × と

…どうするかな、峰岸しか――
その時私のケータイが鳴った
…峰岸からだ





――
今日はみゆきさん家に行く日だ~!
ヤバい…遠足前の、いや、修学旅行前日の学生の気分だZE!!
―で今、みゆきさんの家の前に集まっているのは…
私を含めてつかさ・みさきち・峰岸さんの4人
あり?少なくない?
「皆さんよくお越しくださいました」
みゆきさんが挨拶し中のほうへ案内する
…ふとみゆきさんの方から
「どなたも解説役に向いてませんねぇ…」という声が聞こえたんだけど…どういう意味なんだろ?

『では、こちらへ』
玄関からはうーたんが案内役を勤めるらしい
『こちらのソファーに―』
すると突然うーちゃんに絡んできた人がいた
『あぁん? なんでこんなに人がいるわけぇえ?』
「…小神あきらさん?」
峰岸さんが首をかしげている
目の前にいるのは、まさか、、、本当に―
『大大姉さん、オイルの飲みすぎです!…没収します』
『ちょ?!?うぃきつー!? あたしの生きがいを返してぇぇぇぇぇ~~!!!』
…えー…と
『…失礼しました…あの方は<T-R0 あきつー>…最初に造られたヒューマノイドです』
「皆さん、お見苦しいところをお見せしてすみません、ではこちらにどうぞ」
そんなに軽く流すんだ…

広間に出るとそこには黒い毛並みの犬が椅子に座っている
「うわ~!犬が椅子に座ってるよぉ~」
「…いやみんな見てるから」
むぅ、かがみのようにツッコミが出来ないな~…まだまだツッコミ職人への道は遠いでござる、、
『犬やない!おいらにはブロッサムちゅー名前があるんや!』
「い犬が喋ったんだってヴぁ!」
『この方は<TR-A1 ブロッサム>、大大姉さんの次に造られたアニマロイドです』
うーたんが説明する
『ま!よろしゅうな!』
「むぅ、なんてシュールな…」
と私は言葉をもらしていた

『大兄さん、かがー=みんお姉さまは…?』
『あぁ、かがー=みんなら買い物に行ったで、みゆきさんの命令で』
「?、、かがみんなら来てないよ?」
『あ、こなたさん…違うんです、かがみさんじゃなくてかがー=みんです』
『柊かがみを模して造られたメイドヒューマノイドや』
「…へぇ~」



かがみんのヒューマノイドもいるのか~…ん?これって―
「そういえばさ~」
「何でしょうこなたさん?」
「ここにいる私たちやゆーちゃんたちのヒューマノイドはいるの?」
『ええ、います…でも、、』
「でも?」
『でも…こなたさんを模したTRMS-01は見かけないというか…家にはいるんですけど…』
なんだそりゃ?、どゆこと?
『あぁ、そりゃ01はみゆきお姉さま専用部屋の―』
「…ブロッサム?」
みゆきさんが言葉を発する
『…ってな、、ハハそんなわけないやん…』
それ、かーなーり気になるんだけど
でも知ったらヤバげなことになりそうだ…

「私のはいんのか?」
《何でさっさと紹介しないんだってVA!》
「ふぇえっ!?」
つかさが驚く…うむぅ、実にナイスリアクション♪
『この声は<TR-OS3V:A>、高良家を中心にこの地区一帯を警備・守護しているOSです』
《よろしくな~!面白い事歓迎なんだってVA!》
「なんというか、任せられない感がするわ…」
峰岸さん…いくらなんでもそれは―
「あやの!」
ほら、みさきちも怒ってるし
「私もそー思う!、私を模してってとこが特にな~!」
…そこ怒るトコじゃないの!?
「つーかさぁ…V:Aってなんつーかまんまなネーミングだよな」
「何か言いましたか?私が名付け親なのですが」
「い、いんや…なにも」
みさきちにも怖いものってあるんだなぁ、、というかみゆきさんはいつの間にこんなキャラになったんだろう…

「私のそっくりさんもいるのかなぁ?」
つかさが尋ねる
「ええ、いらっしゃいますよ、でも今は家にいないんです」
「どおしてぇ?」
「黒井先生を模したヒューマノイドと共に各国の戦j…各地を旅しているんです」
戦場って言いかけたような、、気のせいだよね…
「へ~そうなんだぁ~、お名前はあるの?」
「 あんぶれら です」



「あん…ぶ…れら?」
つかさは戸惑っている
「あんぶれらです」
「…あんぶれらちゃんかぁ~会ってみたいな~、、これもゆきちゃんが名付けたの?」
「ええ!よくネット等で[つ 且]というものを見かけるでしょう?」
…まさか
「それで[つ 傘]というのを思いついたんです」
みゆきさんは自信満々の笑顔で答える
[ つかさ→ つ傘 →傘は英語でアンブレラ ]
…あ、安易過ぎる、、今時の小学生でもこんなのっ…ネーミングセンス悪すぎだよ…みゆきさん

「何か、可笑しなところでも?」
みゆきさんは笑顔だ、、なんだかその笑顔が怖くなってきたような…
私だって空気ぐらい読める、今日はカレーってことぐらいは…なーんて…
「何か?」
今のみゆきさんになにか言えるような雰囲気じゃない…
なんというかこう、、バァーっと紫のオーラが出てるような―
「高良ちゃん、私のヒューマノイドはいるの?」
おお!峰岸さん!この状況を打開できるのはあなたしか!
「え?」
「「……」」
「…さっ、さぁ次は小早川さんのですね―」
峰岸さんの表情が読み取れないけどたぶん怒っているんだろう、うん
「<TRMS-027 もえ>は小早川ゆたかさんを模して造られたヒューマノイドです」
『うぃきつーの教育係にもなってたんやでぇ』
「へぇ~すごいねぇ~」
「ええ、そして―…」
みゆきさん…逃げたか…ってんん?
私はふと窓の方を見ると隣の岩崎さん家の2階の様子が丸見えだった

…いやいや!私は出歯亀する気はなかったというか、、不可抗力だよ、うん!
だって見えてるんだもん…そりゃ観るっしょ!
まぁその、、ゆーちゃんとみなみちゃんがストロベリってるところだし、観ない方が嘘でしょ?
…でもせめてカーテンぐらいしてからイチャイチャして欲しいもんだヨ
でも、なんか、、みなみちゃんが嫌がってるような―…



「こなたさん、聞いてますか?」
「え、あ、ハイばっちし聞いてますよ!みゆきさん!」
…まぁ嘘なんだけド
「もえは少々、、いえかなり性格に難がありまして―…」
もう1度窓の方に目を向けようとしたけど…止めた!
まぁ理由なんて家でいつでも聞けるしネ♪、こいつは話のタネにもってこいですなぁ…
「では他のロボットを紹介します」
「ロボット?ヒューマノイドじゃないの?」
「人型ロボットはヒューマノイド、それ以外のものはロボットと区別しているんです」
そう言ってみゆきさんは指をぱちんっと鳴らそうとした、んだけど鳴らなかったので結局うーたんが指を鳴らした
「皆さんから見て左から順に…
テレビロボット:てれび君 冷蔵庫ロボット:れーちゃん リモコンロボット:リモコン君 ゲームロボット:the立平くん
洗濯機ロボット:まわるさん ベットロボット:寝れるさん DVDロボット:うつす君 パソコンロボット:すごいちゃん
辞書ロボット:物知りさん 掃除機ロボット:きれいさん 時計ロボット:ゴジラ ライトロボット:ひかーる…」

私が覚えているのはこれくらい、、確かまだまだあったはず…これだけ聞いても
ネーミングセンスなさすぎるよ…みゆきさん
「どうです?高良家自慢のヒューマノイド&ロボット達は?」
「まぁ…どうって…」
「感想ですよ」
つかさとみさきちは悩んでいる、まぁみんな思っていることは同じなんだろう
…でも言えるような雰囲気じゃな―
「高良ちゃん、やっぱりネーミングセンスが酷いというか…無いと思うな」

私やつかさ、みさきちが黙ってる中、口を開いたのは峰岸さんだった
「…今、、なんと?」
「いや、高良ちゃんセンス無いなって」
峰岸さんは引かない、そこに痺れるけど…憧れないよ!
でも今からなら挽回できる!峰岸さん戻ってきてっっ!
みゆきさんの方を見ると手に何かリモコンのようなものを持っている
うーたんはおろおろしながら2人を見ている
そして…みゆきさんの指がそのリモコンのボタンに触れ―



―…ようとした時にキッチンの方から声が聞こえた
「みゆき~!ご飯できたわよ~!皆さんも呼んでらっしゃ~い」
「……はぁい!お母さま!」
どうやら難は逃れたらしい…つかさやうーたんをはじめみんなホッとしている様子だった
そして私達はごちそうになり、高良家をあとにするとき
帰り際に何度もうーたんに謝られた
、、みゆきさんはというと笑っているのか泣いているのか分からない表情をしていた



そして帰り道
「なんだかすっごく疲れた気がするよ~…こなちゃんは?」
「うん…私も同じ…」
…なんというか今ならかがみの気持ちも分かる気がする、私そういう顔してるだろ?
「みさちゃん、私ちょっと用事があるから先に行ってて」
「ん? おー分かった」
「ばいばーい峰岸さ~ん」
つかさがさよならを言う
「また明日学校でね~!」
私も続けて言ってみた

ヴー!ヴー!
ふぅ…ん?ケータイが鳴ってる、、ゆーちゃんからだ
「ゴメン!つかさ、先行ってて~ちょっと電話が…」
「うん、分かった~!」
ピっ!
「もしもし、ゆーちゃんどしたの?、、それにしてもさっきの観て…うん?、、話が?、うん…
みなみちゃんと一緒に暮らしたい!?、どっ…みなみちゃん家で!?!みなみちゃんが言った
んだ?、、で、ゆーちゃんは…嬉しいんだね、、父さんには? あっこれから電話するんだ!…
うん、頑張ってねお2人さん!応援してるよ~!ばいばーい」
私はピっ!とボタンを押し電話を終わらせた
…むぅ、、なんというサプライズ!
…でもさっきのは―
ま、いっか!今夜は赤飯だ~!




――
…私はまだ迷っていた

本当に…話していいのか、、、まだ迷っていた

この話をするために一緒に来たんだ、無駄骨には…したくない

話すんだ
―あとで…淫乱と思われようと関係ない、話そう

「ふぅ、結局解説役が…誰も…」
『あの…みゆきお姉さま、、それはもういいです…』
「しかし遅いですね、かがー=みん…ただの買い物でこんなに時間をかけなくてもいいのに」
『ですね…いつもならもっと早く―…あれ?、峰岸さんどうしたんですか?』

言うんだ!…勇気を振り絞って―
「高良ちゃん、少し話があるんだけど…いいかな?」





















コメントフォーム

名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー