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泉こなたの慟哭

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
<<えええええー!!!>>
<<そ、そんなー!!、う、うそでしょー!!!>>
どたどたどた。がちゃ。
ゆたか「お、お姉ちゃん!!どうしたの?」
そう君「こなた!!どうしたんだ!!」
こなた「お父さん、ゆーちゃん・・・、あたし、あたし・・・ゴメン、怪しい人がいる訳じゃないし、ちょっとショックな事があっただけだから・・・、ゴメンね、心配かけて・・」
ゆたか「そ、そうなんだ・・・でもお姉ちゃん、ちょっと泣いているよ・・・」
そう君「パソコン開いているけど・・・、何かあったのか?いじめか?そんなことする奴がいたらお父さんが即文句言ってやる!!うちの大切な娘になんということをするんだ!!」
こなた「ううん、人との事じゃないんだよ・・・だから、だから・・・もう1人にしてくれないかな・・・」
ゆたか「お姉ちゃん・・・」
そう君「こなた・・」
部屋から出る2人
ゆたか「おじさん、なんかお姉ちゃん、凄くショックを受けていたみたいだったよ・・」
そう君「あの表情は今まで私も見た事がない。本当にショックな出来事かもしれない・・
     ゆーちゃん、明日こなたの動きをよく見張ってくれないか?私も付いていきたいけど出版社の打ち合わせがあってな、こなたについてあげられないんだ・・・」
ゆたか「うん、わかった。あと、ゆいお姉ちゃんにも連絡した方がいい?」
そう君「そうだな。何かあるといけない。忙しい身かも知れないけどゆいにも頼んでおいてくれ。今回は事が事だと。」
ゆたか「うん・・・・」
ゆたかは部屋に戻り、携帯を取り出して電話をかける。
ゆたか「もしもし、ゆいお姉ちゃん?ゆたかだけど、明日って・・・」
翌日
いつも通り朝食を作るこなた。今日はご飯に油揚げの味噌汁に鮭の切り身に白菜の漬け物と佃煮。
ほとんどが前の晩準備済みであとは鮭を焼いて盛りつけて味噌汁を暖めているだけだったりする。
でも目がうつろだった。しかも充血している。
ゆたか「ふぁぁー、おはようお姉ちゃん。」
こなた「ゆーちゃん・・・・おはよう・・・・」
ゆたか「お姉ちゃん・・どうしたの?なんか変だよ・・・」
こなた「ううん、なんでもないよ・・、そうそう、もうすぐごはんできるからお父さん起こしてきてくれないかな・・・今日打ち合わせだって聞いたから・・・」
ゆたか「う、うん・・・」
階段を上がりそうじろうの部屋でノックし、そうじろうを起こすゆたか。
そう君「おはようゆうちゃん。で、こなたの様子は?」
ゆたか「うん、朝ご飯はきちんと作っているけど、なんか目がうつろで・・・ お姉ちゃん、なんかいつもと違うよ・・」
そう君「昨日のあの叫び声、こなたがパソコンを開いたときからあったようだったな。なんかパソコンに関係がある・・か?」
ゆたか「わ、わたしもパソコンはあんまり知らないけど、なんか「あうとる-く えきくすぷれす」って画面を見たような気がする・・・」
そう君「あうとる-く えきくすぷれす?。こなたのPCはXP Media Centerだから、「Outlook Express」、メールのソフトだな。」
ゆたか「メールのソフト、じゃ、なんか彼氏のメールとか・・・」
そう君「なにぃ!!か、彼氏だとぉ!!人の娘を傷物にしやがって!!、どこのドイツだ、ぎたぎたにしてやる!!」
ゆたか「お、おじさん、落ち着いて!!た、たとえばの話しだから。それにお姉ちゃん、基本的に男の人と話しているところとか
     私見た事ないし、休日はいつもアニメとかゲームの店とかいっているから、そういうのじゃないと思うよ・・・」
そう君「はあ、はあ、はあ、済まないなゆーちゃん。じゃあ、メールに一体何が・・・」
こなた「おとーさーん、ゆーちゃーん、ごはんできたよー、味噌汁冷めちゃうよー」
2人「「はーい」」
朝食の間は3人の間は静かだった。
流れてくるのはNHKのニュースのみ。
こなた「・・・・・」
そう君「・・・・・」(どうしたんだこなた、いつもならこういうところでつっこみを入れるのに・・)
ゆたか「・・・・」(お姉ちゃん・・・どうしちゃったんだろう・・・)
結局一言も会話はなく、こなたとゆたかは部屋に戻り制服に着替え学校に行く支度をした。
ゆたか「おじさん、いってきまーす」
そう君「おう、気をつけてな、そろそろ寒くなってくるころだし。」
こなた「お父さん・・・いってきます・・・」
そう君「こなた・・・大丈夫か?・・・なんか辛いなら今日は学校休んでも・・・」
こなた「ううん、平気。じゃあいってくるね・・・」
こうして、2人は家を出て、幸手駅に向かう。
その後姿を見続けるそうじろう。
そう君「こなた・・・どうしたっていうんだ・・・」


糖武線位勢崎線糟日部駅西口から学園の直行シャトルバスが出ているバス停。そこではいつも通り3-Bのクラスメートと若干1名違うクラスのメンバー、そして長身の下級生が待っていた。
かがみ「おーす、こなた」
つかさ「おはよう、こなちゃん」
みゆき「泉さん、おはようございます」
さん 
みなみ「・・・・おはようございます」
もちろんかがみ、つかさの柊姉妹、みゆきさん、みゆきさんを慕うみなみ。この4人とこなた、ゆたかを合わせ
6人で登校するのが最近の日課だった。夏も終わり、冬も迫りつつあるこの時期、この時期だからこそこういう登校風景が貴重だったわけだが、4人とも、今日のこなたの表情が異変である事を気づかないわけがなかった。
こなた「・・・うーっす。」
ゆたか「みなみちゃん、先輩方、おはようございます。」
かがみ「ちょっとこなた?どうしたのよ?朝からそんな生返事で?また深夜アニメの見過ぎ?懲りないわよねぇ・・」
つかさ「お姉ちゃん、なんか今日のこなちゃん、ちょっと違うようだよ?なんかやつれた感じ・・」
みゆき「そうですねぇ・・、なんか泉さんの動きもちょっと芳しくない様子ですし・・・どうかなされたのですか?」
さん 
みなみ「・・・ゆたか、泉先輩・・・」
ゆたか「え、えーとですね、それは・・・」
ゆたかが口に出そうとした時、ちょうどシャトルバスが到着した。
こなた「ゆーちゃん、先乗るから・・・、あとみんな、今日はちょっと1人にさせてくれないかな・・・・ゴメン・・・」
5人「・・・・・・・」
こうしてシャトルバスに乗り込む6人。6人はいつもバスの最後部が指定席なのだが(何故か誰も座ろうとしないが
それはこのかつて無い豪華メンバーをそろって見て朝の癒しとしたい3年男子群により暗黙の了解とされているとか)
今日だけはこなたは一番前の運転席直後の席に座り、後の5人が後部シートに座る異様な雰囲気を出していた。やがて学生達が乗り込み、バスはロータリーを回り発車する。
学校は尾沼公園や糟日部温泉のの近くにあるのでバスなら10分くらいで到着する距離だが、今日に限ってその10分は異様に長く感じられた5人だった。
かがみ「ねえゆーちゃん、こなたどうしちゃったのよ?なんかまるで彼氏にでも振られたような感じの落ち込みようよ?」
つかさ「えー?お姉ちゃん、こなちゃんて彼氏いたのー?」
かがみ「さー、私は少なくとも知らないわよ。でもそんな感じに見えただけ。」
みゆき「私も泉さんが男の人と一緒にいたという光景はあんまり見ていませんねぇ。最近もそうでしたし。せいぜい白石さんと
さん  文化祭の後片付けの時に話し込んでいた位しか・・・」
みなみ「・・ゆたか、何か知ってる?・・」
ゆたか「ううん、私も、よく知らないんです。ただ言えるのは、昨日夜お姉ちゃんがパソコンをいじっていたときに突然悲鳴を上げてそれからあんな感じで・・・」
かがみ「パソコン?なんかネトゲーでもやってアイテムとか取り逃がしちゃったとかじゃないの?」
ゆたか「いえ、私パソコンの画面を少しだけ見たんですけど、「あうとろっく、えくすです」というソフトを開いていて・・」
つかさ「アウトロック?エクスデス?なんかゲームのキャラっぽい名前ー。」
ゆたか「いや、ゲームじゃなくて、えーとぉー。」
みなみ「・・・ゆたか、それってメールソフト・・・」
みゆき「みなみちゃんの言う通りですね。それは「Outlook Express」、つまりWindowsの標準なメールソフトです。
さん  たしか泉さんの使っているパソコンはWindowsXPでしたし。」
ゆたか「そ、そうです。その「あうとるっく えきすぷれす」を開いていて、それを見てからあんな感じ・・なんですよ。」
かがみ「メール?でもこなたって、携帯メールはよく出すけどパソコンのメールってあんまりみたことないわよね?」
つかさ「そうだよねー、いつもメールしてくるのは携帯だし。私が返事を書いている間に4通とか来ちゃうもんね。」
みゆき「そうですねぇ、私たちにもあんまりPCメールは出してきませんから・・・そこに何か衝撃的な内容が
さん  あったりしている可能性は否定できません・・・。」
みなみ「・・・泉先輩、かなり落ち込んでる。なんかおかしいと思う・・・」
ゆたか「み、みなみちゃんもそう思うでしょ?だから先輩、今日のお姉ちゃんの行動に注意して欲しいんです。
    おじさんからも頼まれましたし、あとゆいお姉ちゃんにも放課後に来てもらうように昨日連絡しておきましたから。」
かがみ「ん。わかったわゆたかちゃん。しっかしあのバカ、どうしたのよ一体!!人が心配しているのに!!」



つかさ「しー!!お姉ちゃん、こなちゃんに聞こえたらまずいよ!!」
かがみ「でもつかさー」
みゆき「かがみさん、今日は小早川さんの言うとおり、泉さんの動きに注意しましょう。私たちも出来るだけ
さん  普通に接するようにします。ですから、あんまり泉さんを刺激するような発言は気をつけて下さいね。」
みなみ「・・・ゆたか、私も、出来るだけ様子見に来るようにする。ゆたかは落ち着いて待っていて・・・」
ゆたか「え?みなみちゃん、それは出来ないよぉ!!私もお姉ちゃんが・・」
みなみ「いくら最近は調子がよくても、ゆたかは身体が弱い、ぶり返したらそれこそ泉先輩が余計悲しむ・・・」
ゆたか「で、でもぉ・・・」
みゆき「大丈夫ですよ。私たちは同じクラスなんですから、常に様子を見ておきますし。小早川さんは落ち着いて待っていて下さいね。」
さん 
つかさ「そうだね、私たちが見ているから。心配しないで待っててよー。」
ゆたか「みゆきさん、つかささん・・・、あとかがみさんとみなみちゃん、それじゃあお姉ちゃんをよろしくお願いします・・・。」
そういうやり取りの直後にバスは学園前のバスプールに着き、6人ともバスを降りて校舎に向かった。
りーんごーんがんごーん。
ななこ「ほな、授業はここまでやな。次は第一次世界大戦後の世界の経済について説明さかい、ちゃんと予習せなあかんでー。日直ー。」
立木声「起-立。」
くじら「礼。」
立木声「着ー席」
がらがらがら。着席の声と同時に黒井先生が教室を出て行き、4時限目の授業が終わる。
生徒にとっての憩いのひととき、昼食タイムがはじまろうとしている。
いつの世も昼食タイムは喧噪に包まれる物である。
立木声「あー終わった終わった。じゃあ飯でも食いに行くか。お前今日どうする?」
杉田声「学食でうどんにするよ。最近金無くてさー。」
小野声「お前糟日部LLで使いすぎてるからだろ。じゃあ俺はAランチでも食おうかなー」
杉田声「うるせぇ!!俺はお前と違って彼女がいんだよ、やりくり大変なんだかんな!!」
立木声「あーあ、わーたわーた。そういうのろけ話は放課後じっくり聞きますから。」
小野声「じゃあ彼女以内同士仲良く美味しいものくおうぜ-。」
杉田声「あ、ちょ、ちょっとまてーお前ら-!!」
くじら「ねーねー、きょうどうするー。」
後藤声「あたしお弁当持ってきたから、外で食べましょうよー。」
西原声「あー、あたしー、パン買ってくるからさー、一寸待っててくれないかなー。」
くじら「えー?またダイエットしてるのー?どうせ元に戻るんだから無駄無駄。やめときなよ。」
後藤声「これで4回目だと思うけど・・」
西原声「う、うるさいな!今度こそは成功して、愛しのあの人好みの体型になるんだから!!」
くじら
後藤声「「はいはい」」」
生徒達の話題はどのような飯を食うか、そしてどのようなくだらない話しで休息を取るかに満ちあふれている。
そう言う喧噪の中、そことは縁のない一角が。
つかさ「あー、世界史苦手だよー。第一次世界大戦って覚える事多すぎー。」
みゆき「そうですねー、第一次世界大戦は産業革命によってもたらされた技術が高度に発展して物を生産したり
さん  絶対的な権力者が国を治める時代から民衆に政治の主権がシフトしつつある時代ですから、そこで起きる
    出来事はとても広範囲になるわけですからね。もちろん日本も江戸幕府が倒れて天皇主権の国家になって近代化の波が押し寄せてくる時期で・・・」
つかさ「ゆきちゃん、もう昼だからそういう話しは、ちょっと・・・」
みゆき「あ、あら、いやですね。私ったら。つかささん、ちょっと調子に乗りすぎてしまいました。済みません。」
さん 
つかさ「もー、ゆきちゃんってばー。説明し出すと周りが見えなくなっちゃうんだもん。」
みゆき「え、ええ。お恥ずかしながら・・・」
さん 
つかさ「さーてと、じゃあお昼食べようよ、もうすぐお姉ちゃんも来るし、こなちゃん、今日のー!?」
みゆき「!!」
さん 
かがみ「うーす。ひかるっちにつかまって遅くなっちゃったわ。もうお腹が空いて・・って、どうしたのつかさ?」
つかさ「お姉ちゃん、こ、こなちゃんが・・・」
かがみ「こなたが?あれ?こなたは?」
みゆき「授業の時は確かに前の席にいたのですが、私たちが話し込んでいる間に姿が見えないのです。」
さん 
かがみ「え?えええ?」
つかさ「こなちゃん、今日お弁当持ってきていないのかな?」


みゆき「つかささん、泉さんの性格からして、そういうときは
さん 
こなた『皆の衆ー、今日はあしちはお弁当がないのじゃよー。ということでちょっと買ってくるから先食べててほしいのぅ-。』
    って一言断って出て行くと思います。」
かがみ「ま、言い方は相変わらずだけど、そういうところは結構律儀だからなぁ。」
つかさ「でしょう?だから、授業が終わったらすっと出て行っちゃったんじゃ・・・」
みゆき「これはあんまりよくない予感がします。」
さん 
かがみ「みゆきさんの言うとおりね。ちょっと探しに行った方がいいー」
立木声「えーと、あ、あそこにいるよー。」
みなみ「・・・ありがとうございます。」
ゆたか「はあ、はあ、はあ、あ、かがみさん、つかささん、みゆきさん!!」
つかさ
かがみ「ゆたかちゃん!!」
みゆき「みなみちゃん!!どうしたのですか?」
さん 
みなみ「・・・ゆたかが、「こなたお姉ちゃんが心配」だからって、授業が終わったらすぐに3年B組に向かおうって・・」
ゆたか「はあ、はあ、そ、それで、はあ、はあ、こなたお姉ちゃんは・・・」
つかさ「それがね、授業が終わったら急にいなくなっちゃったの。」
みゆき「私たちが話し込んでいる間に急にいなくなって、ちょっとこれから探しに行こうかと思っていたんですよ。」
さん 
かがみ「なんだかよくない予感がするわね。少し急ぎましょう。じゃあ、私たちこれからこな」
ゆたか「私もいきます!!」
みゆき「小早川さん、ダメですよ、無理したら小早川さんまで」
さん 
ゆたか「だって、だってお姉ちゃんが、お姉ちゃんが心配なんだもん!!絶対おかしいよお姉ちゃん!!」
みゆき「小早川さん・・・」
さん 
みなみ「・・みゆきさん、ゆたかは私が付きそう。だから・・」
つかさ「ねー、お姉ちゃん、ゆきちゃん、ぐずぐずしているヒマはないよ、みんなで探せばきっと見つかるから
    急いで探しに行こうよ!!」
かがみ「つ、つかさ・・・それもそうね。まったくあの馬鹿!!、何かあるなら私たちに話してくれても良いじゃない!!」
みゆき「かがみさん、お気持ちは分かりますが、ここは急いで・・・」
さん 
みのる「WAWAWA忘れ物~俺の忘れ物~あの日あの時、此所二で稼いだ、貴重なバイト代~」
つかさ「あ、セバスチャンだ。」
みのる「だ、誰がやねん!!俺は執事じゃないっていってるだろ!!って、今日もまた豪華なメンバーだなー、って、あれ、お前ら泉と一緒じゃなかったのか?」
かがみ「え?こなたと一緒って?あんたこなたを見たの?」
みのる「ああ、俺がパン買おうと思って教室を出たときに、財布忘れた事に気づいて戻ってきたんだけど、その時廊下ですれ違ったぜ。なんか浮かない顔して西側階段の方に向かっていったみたいだけど?」
かがみ「ちょ、ちょっとその話もうちょっと詳しく説明しなさいよ!!」
みのる「お、おい、柊、そんな恐い顔するなって。ど、どうしたんだよ?」
かがみ「理由は後!!とにかく今はこなたの事を聞いているの!!さあ早く!!」
みのる「わ、わかったよ。浮かない顔して通り過ぎていったんだけど、一応あいさつだけはしようと思ったら
こなた『また、まただよ・・・、もう、こんなのいやだよ・・・』とかつぶやいて、まるで絶望した表情の様に項垂れてそのままてくてく歩いていったのは見た。俺もいつもの泉の姿にしては
    なんか異様だなと思ったけど、なんか声をかけるのも躊躇われるかなーって思って、それで教室に戻ってきただけだ。それ以上は俺も・・・」
かがみ「まあいいわ。で、ともかく、こなたは確かに西・側・階・段・に、向かったのね?」
なんか恐喝するかのようにみのるの襟元をつかんで揺さぶるかがみ。
みのる「WA、WA、そ、そう、間違いない、間違いないから、それはホントだって!!」
かがみ「そう、ありがとう。あ、ちょっと済まなかったわね。」
みのる「あきら様以上に勘弁して下さいよ~」
つかさ「西側階段って、学食とは反対方向だよね。ということはこなちゃんお昼を買いに行った訳じゃなさそうだよ。」
みゆき「あと、西側階段から行ける場所といえば・・・」
さん 
みなみ「・・・音楽室、倉庫、地学室と・・・」
ゆたか「あ、もしかして、屋上に行ける階段?」
つかさ
かがみ
みゆき
さん 「「「屋上?」」」



みなみ「・・・そう、屋上に行ける。この時期は寒いから出てる人はあんまりいないと思う・・・」
かがみ「決まりね。こなたは間違いなく屋上に向かったわ。」
つかさ「お姉ちゃん、こなちゃん屋上に何しに・・・」
みゆき「あんまり考えたくないですね。ともかく、急いで屋上に向かいましょう。」
さん 
ゆたか「お、お姉ちゃん、だめだよ、変な事考えちゃダメだよ、そんなのいやだよ・・・」
みなみ「・・・ゆたか、私がおんぶしてあげる。ともかく急いで屋上へ・・・」
ゆたか「みなみちゃん、ゴメンね・・・」
こうして、3人と1人(こぶ付き)は3-Bの教室を出て西側階段から屋上に向った。それは異様な光景だったが、あまりのメンバーの必死さに圧倒され誰も話しかける事はなかったという。
3年の教室は1Fにあり、屋上は5Fに相当する部分の出入り口から出るため、3人と1名(こぶ付き)は必死の思いで4F分の階段を駆け上がった。
学園の屋上は金網が張ってあり、簡単な運動が出来るだけあって出入りは比較的自由に出来ている。
春や夏場になるとそこでお弁当を食べたりボール遊びに興じる生徒がいてそれなりににぎわっているのだが、冬場が近いこの時期、好きこのんで外でお弁当を食べる生徒はほとんどいない。
ましてや、高所の屋上は低所よりも気温が低く、さすがにお昼の時間帯とはいえ普通の制服レベルで過ごせるような場所ではない。従って、普通は誰も居ないはずである。
そして3人と1人(こぶ付き)は、屋上の入口の踊り場前にたどり着いた。
かがみ「はあ、はあ、はあ、はあ、」
つかさ「お、おねえ、お姉ちゃん、もうわたしある、歩けない・・」
みゆき「そ、そうですね、さすがに、一気に、か、階段を駆け上がる、の、は、私でも、はあ、はあ・・」
さん 
みなみ「・・・・・・・」
ゆたか「みなみちゃん、ごめんね、重い上に、階段走らせちゃって・・・。ぐす。」
みなみ「・・・ゆたかじゃ、こんなには、早く、階段、あ、上がれないから・・・」
かがみ「と、ともかく、こんなところ、で、休んでいるヒマはないわ、はやく、はやく屋上に・・」
つかさ「う、うん、お姉ちゃん、ちょ、ちょっと苦しいけど・・」
みゆき「だいぶ、息もなれてきました、し、皆さん、急ぎましょう。」 
さん 
ゆたか「みなみちゃん、もういいよ、下ろして!!お姉ちゃんが、お姉ちゃんが!!!」
みなみ「・・・うん」
その言葉でみなみがゆたかを下ろし、5人となった彼女たちは踊り場から屋上に通じるドアにかけより、その重い金属の扉を開ける。
グイーン。
重々しくも歪んだ音と共に、突き抜ける空の青さと太陽の光が降り注ぐ。
しかし季節はもう秋も終盤。吹き抜ける風は女子の制服ではとうてい長時間耐えられるほどの温度では無くなっており、5人とも肌寒さを感じていた。
つかさ「うう~ちょっと寒いよ~お姉ちゃん~」
かがみ「たしかに、つかさの言うとおりこの寒さはちょっとだけこたえるね。
みゆき「長時間の滞在は身体によくありませんね。手分けして探しましょう。」
さん
みなみ「・・・ゆたか、ここは寒い、待っていた方がいい・・・」
ゆたか「みなみちゃん、気持ちはうれしいけど、お姉ちゃんが心配だもん!!寒いからって待っていられない!!」
みなみ「・・・ゆたか」
みゆき「みなみちゃん、ゆたかちゃんの気持ちは分かってあげて下さい。それもよりも、今は早く泉さんを!!」
さん
かがみ「ざっと見たところ向こう側にはいなさそうだから、反対側を私とつかさで、みなみちゃんはゆたかちゃんと一緒に
    踊り場の反対方向を、みゆきさんはここで怪しい動きが無いか見てて!!」
みゆき「かがみさん、わかりました。みなみちゃん、小早川さん、急いで踊り場の反対へ!!」
さん
みなみ「・・・・うん、ゆたか、早く」
ゆたか「お姉ちゃん、まってて!!」
狭い屋上ではあるが、こなた自身が小柄のため遠くでも見逃す可能性があると判断したかがみ。こうして3方向に分かれ、こなたの行方を捜す3人。
かがみとつかさは踊り場の真っ正面を駆け抜け、こなたの姿が隠れていないか探す。
踊り場の反対方向にはみなみとゆたかがそれぞれ回り込む。それほど面積は広くないがもちろんこなたの姿が埋もれていないかを確認する。
みゆきさんはその間に周りにおかしな気配が無いかを見渡す。踊り場の内部にも気を払う。
こうして探索を開始して5分。しかし誰もこなたの気配を探すことは出来なかった。


つかさ「色々見たけど、こなちゃんの姿はなかったよ~」
かがみ「そうね、こっち側には金網の向こう側にも姿は見えなかったわ。ゆたかちゃん達はどう?」
ゆたか「かがみ先輩と同じです。どこにもお姉ちゃんの姿はありませんでした・・・」
みなみ「・・・小柄でもあの制服は目立つはず、でもそういう雰囲気は無かった・・・」
みゆき「そうですか・・・、こちらにも目立った動きはなかったようですし、屋上には来ていなかったと言うことでしょうか・・・」
さん
ゆたか「じゃあ次の場所に行こうよ!!こうしている間にもお姉ちゃんが・・・」
ゆたかの目は号泣寸前まで来ていた。
かがみ「ゆたかちゃん、とは言っても、あいつ、こなたが次に行きそうな場所なんて・・・」
つかさ「西側階段から行ける場所といえば後は校舎の裏手かグラウンドくらいしかないよ~」
みなみ「・・・グラウンドや裏手に行っていたら、誰も行き先を知らないなんて事はないと思う・・・」
ゆたか「じゃあ、お姉ちゃん、お姉ちゃんはどこなのーー!!」
みゆき「ここまで来るともう・・・」
さん
と左を向くみゆきさんの視界に、ある物が映る。
みゆき「まさか!!」
さん
そう言うなり、みゆきさんは駆け上がり、踊り場の区画に据え付けられていた無骨な梯子を登り始めた。
つかさ「ゆ、ゆきちゃん!!」
かがみ「ちょ、ちょっとみゆきさん!!」
みなみ「!!、そう、そこがあった・・・!」
みなみはなにか察したのか、みゆきさんと同じように梯子を駆け上る。
ゆたか「あ、ちょっと、みなみちゃん待って!!」
かがみ「・・、そういうこと?、つかさ、追いかけるわよ!!」
つかさ「あ、お姉ちゃん、まってよ~」
こうして、5人は踊り場の区画の上、普段は貯水タンクやら受信アンテナやらが設置してある校舎一の最高峰の区画に
上り詰めた。
そして、その右奥に、こなたが、いた。こなたは区画の脇に立って、南のグラウンド側をじっと見つめているようだ。
かがみ「どうやらビンゴだったようね。」
みゆき「はい、屋上の扉は確かに誰か開けていた形跡がありました。密かに屋上で間違いないと思っていたのですが
さん  さすがにこの区画は私も盲点だったようです。」
つかさ「ゆきちゃん、すごーい。そんな事まで考えていたんだ~」
みゆき「いや、お恥ずかしながら・・・」
さん
みなみ「・・・みゆきさん、そんな場合じゃない、早く泉先輩に・・」
ゆたか「そうだよ、お姉ちゃん雰囲気おかしいよ!!、早く近くに・・・」
そういうなり、こなたは前に踏み出した。その先はほぼ空との接点、いわば飛び降りるのには何も障害のない空への入口。
かがみ「ちょ、ちょっと!」
つかさ「こ、こなちゃんだめだよ!!」
みゆき「泉さん、ダメです!!早まっては!!」
さん 
みなみは台詞も無く走り出した。
ゆたか「いやぁぁぁぁぁ、お姉ちゃんダメぇぇぇぇぇぇ!!!」
そして、こなたは・・・・



と、思いっきり校舎の上から叫んでいた。
その瞬間、その場の雰囲気が凍り付いた。取り押さえようとしたみなみも、あまりの衝撃度にその場に立ち止まった。
その大音声を聞いた下界でも
立木声「な、なんだい間の叫びは!?」
くじら「ちょ、ちょっと、今の何よぉ?」
と突然の叫び声に混乱した。今は昼時、屋上からそのような声が聞こえて来れば無理もない話である。


こなた「あ-、すっきりした。もうア○ゾンのメール、もとい角○とリ○フは年末商戦を回避しやがって~
    せっかくの年末の優雅なゲームライフがぁぁぁ、もう。でもいいや、これで気が晴れたから教室に帰ってみんなとお昼でも~・・、っておよ!!」
かがみ「・・・・・・・(じとー)」
つかさ「・・・・・・・(むーー)」
みゆき「にこにこにこ(ゴゴゴゴ)」
さん 
みなみ「じーーーーー(氷の視線)」
ゆたか「お、お姉ちゃん、昨日からのそのおかしな態度って、そ、それだけだったんだ、そ、それなのに・・・」
こなた「あ、ああ皆の衆~これはこれはお揃いで~、ははは、いやー、桜○祭もADも延期になっちゃったしさー、せっかく初回特典付きで予約したのにねー。」
ゆたか「

杉田声「こ、今度はなんなんだ?」
小野声「だ、誰か屋上にいるようだよ?女子か?」
西原声「ねえ、なんか今日テレビの企画あったっけ?」
後藤声「しらない~そんなのあったかなー」
こうして、こなたは屋上から教室に戻る間に5人にそれぞれお小言で結構絞られ、こなたは終始借りてきた猫のようにおとなしくなった。むりもない。



そして3-Bの教室。
こなた「いやいや皆の衆、心配かけて申し訳ない。ゆーちゃんもまさかそこまで心配してくれていたなんてあたしゃちっとも気が付かなかったよー。」
ゆたか「もう、お姉ちゃん!!、普通あんな表情で屋上にいたらよくない想像するもん!!全く、心配した私の身にもなってよ!!」
かがみ「ゆたかちゃんの意見に同感だわ。アンタ、たかだか萌えゲームのソフトが延期したくらいで、そんなに落ち込むこと無いでしょ!!あげくの果てに誤解される行動するなんて最低よ。」
つかさ「こなちゃん、ちょっと今回は酷すぎるよー。みんな本気で心配したんだからねー。」
みゆき「泉さん、楽しみにしていたソフトが延期してショックなのは分かりますが、今回は小早川さんが一番心配していたのですよ。
さん  その点を反省して下さいね。」
みなみ「・・・次、ゆたかを悲しませたら、ゆたかの親類で先輩でも許さない・・・」
こなた「わかった、わーかりました。反省します。今回限りでこういう事はしません!!。どうかお許しを!!」
かがみ「ったく、もうこれに懲りて二度とこういう事はするんじゃないわよ!!。」
こなた「ひえー、かがみさまがお怒りじゃー」
かがみ「あんた、ちっとも反省してないようね。」
こなた「そ、そんなことは無いですよかがみ様。もうあたしはこの通り心を入れ替えましたから。どうかお許しを。」
かがみ「まったく・・」
つかさ「こなちゃん、あたしそういうのって感覚分からないけど、つらかったらちゃんと話してくれれば聞いてあげるよ~。だからね、こういうことはもうしないでね。」
つかさ「つかさ・・・、ごめん。わかった。」
みゆき「かがみさんもつかささんも、もうこれくらいにしてそろそろお昼を食べませんか?。あと20分しか無いですけど。」
さん
かがみ「え?あと20分?もう、こなた、どうしてくれるのよ!!なんか早食い選手権のように食べないといけないじゃない!!」
つかさ「と、とりあえずもう食べようよ。時間もったいないし・・・」
みゆき「そういえば、みなみちゃんと小早川さんはどうするのですか?今から教室に帰っても・・」
さん 
みなみ「・・一応、お弁当はこっちに持ってきた。ゆたかの分もある・・・」
つかさ「わー、みなみちゃんもすごーい。」
みなみ「・・・べ、別に・・・・」
ゆたか「みなみちゃん、何から何までありがとう・・・」
かがみ「あーあ、誰かさんのせいで可愛い1年生までこの有様だなんて、だれかさんは罪作りねー」
こなた「ううう、ゆーちゃん、ご、ごめんよー。」
ゆたか「もう、お姉ちゃんはいつもの感じでいてくれないよいやだよ。だから困ったら私に何か話してね。話を聞いてあげることくらいしか出来ないけど・・・」
こなた「あー、ゆーちゃんって可愛いなー」
がし。こなたがゆたかを頭から抱きしめる。
ゆたか「ちょ、ちょっと、お、お姉ちゃん、はずか・・しいよ・・・」
こなた「心配かけたダメ姉でごめんよー。あたしゃ可愛い従妹をもって幸せだよー。」
つかさ「あー、いいなー。こなちゃんお姉ちゃんって感じで。ねーねーお姉ちゃん、こんど私にもー。」
かがみ「つかさ、あんたいい歳して甘えん坊ってことはないでしょ?」
つかさ「ふぇ・・・お、お姉ちゃん酷い・・・・・」
かがみ「わ、わーたわよ!!、今度やってあげるから!!そこ、がっかりした表情しない!!」
つかさ「え?ホント?わーい、お姉ちゃん大好きー。」
かがみ「べ、別にたいしたことないんだから。それにつかさがして欲しいからやってあげるだけなんだからね!」
みゆき「あらあら、いいですね、姉妹そろっている家はこういう雰囲気が出来て。」
さん 
みなみ「・・・み、み、みゆ、みゆき、みゆきさん・・・」
みゆき「あら?みなみちゃん、どうかしたのですか?」
みなみ「・・・やっぱり、何でもない・・・(私も、みゆきさんにして欲しい・・・。がっかり)」


みのる「おっと、泉もどってたのか?」
こなた「おや、これはこれはセバスチャン。今日もお嬢様をお迎えで?」
みのる「だ、誰がやねん!!もう一度言うが、俺は執事じゃないっていってるだろ!!まったく。」
こなた「いやいや~テレビでの評判は聞いていますよー。よ、有名人!!」
みのる「う、うるせぇ!!そんなに楽な職業じゃないんだよ。いろいろあんだよ色々と。って、そうだ、泉さ、古いP○Pって持ってない?」
こなた「え?P○P?」
みのる「いや、俺「涼○ハルヒの約束」の初回限定版予約したんだよねー。でもP○Pは持ってないからさー、誰かに譲って貰おうかと
    思って。泉ならきっと新型P○Pを買って旧P○Pを余らせていると思ったんだけど。安く譲ってくれよー」
こなた「し、しまったー!!!「約束」予約し忘れたー!!、ついでに新型もーーー!!」
ゆたか「お、お姉ちゃん・・・」
かがみ「ゆーちゃん、災難だわね・・・・気を落としちゃダメよ。」
つかさ「こなちゃん、やっぱり、そういうキャラなんだね。」
みゆき(12月ですけど、勉強とかは大丈夫なんでしょうか・・・)
さん
こうして、歴史は繰り返されるという。
さて、こなたの12月はどうなるのか?そしてソフトの行方は?いずれ語られる事もあるだろう。



さて、この話しと平行して、糟日部から遠く離れた関西の二四ノ宮付近。
とある高校のとある部室での風景でそれは起こった。
ハ○ヒ「ん!!」
み○る「あら~、涼宮さん、どうなさったんですか~」
ハ○ヒ「感じたわよ、感じたわ!!ねえ、みんなも感じたでしょ?ほら、何かの叫びって言うか、脳に直接入ってくるような感覚!!
    これってテレパシーよね!!、あたしも遂に超能力が身についたんだわ!!さすがS○S団の団長ね!!」
キ○ン「おいハ○ヒ、なに昼時だからって馬鹿なこといってんだよ。俺には何も感じられなかったぜ。」
ハ○ヒ「まあ、鈍感な馬鹿キ○ンには100年経っても感じられるわけ無いわよね。そう、やっぱり私は選ばれた人間なのよ!!
    みんな、今日の放課後、早速その正体を突き止めに行くわよ!!」
キ○ン「おい古○、お前からなんか行ってくれよ。今テスト期間中なのにそんなこと出来るわけねぇだろ?」
一○樹「おやおや、キョンさんらしくもありませんね、涼○さんの興味がそういう方面に向いているのを止めると、いつもの通り
    また閉鎖空間ものですよ。」
キ○ン「それも頭が痛い話しなんだがな・・・おい長○、さっきのハ○ヒの言っていたことは本当なのか?」
有○希「・・・有機生命体の一時的な閉塞的感情が音声となって東の方角から送信されたことは事実。ただし別に超能力やその他の能力によって
    生成されたものではない。分かりやすく言えば叫び声。」
キ○ン「そうか、って、なんで東の方からそんな叫び声が聞こえてきたんだ?」
有○希「その理由として推定される項目は3億通り。」
キ○ン「一番確率の高いのにしろ。」
有○希「単なる偶然」
キ○ン「ご大層な事言って、それが理由かよ・・・」
一○樹「まあまあ、そういう事もたまにはあるんでしょう。ともかく、涼○さんの興味が超自然的なもに向いていれば
    閉鎖空間が開かれることはないわけですからね、願ったりかなったりだと思いませんか?」
キ○ン「ああ、もう、勝手にしてくれよ・・・」
ハ○ヒ「ちょっと馬鹿キ○ン!!何そこでグジグジいってんのよ!!いい、放課後すぐに部室に集合すること!!
    さっきの叫びの正体を探索するんだからね!!」
み○る「あ、あの~、わ、私今日ちょっと用事が~」
ハ○ヒ「そんな用事後回し!!み○るちゃんも当然参加!!。今日の衣装はメイド服を用意したから、それを来て貰うわよ!!」
み○る「ふ、ふえ~、勘弁して下さいぃ~わ、私もうじろじろ見られるのは~」
ハ○ヒ「だーめ!!団長命令なんだから。それに見られるって良いことでしょ?。特にこの胸が!!」
ぐにゅ。
み○る「ちょ、ちょっと、やめてくださーい!!、だめぇ、キ○ン君が見てますぅ~」
ハ○ヒ「いいじゃない、どうせ減るもんじゃないし。って相変わらず大きいわねみ○るちゃんの胸~」
み○る「ふ、ふぇ~」

キ○ン(ああ、神様、俺は、どうしてこういう場に、こういう形で居なければいけないんだろうか。もうどうにでもしてくれ・・)

その時別の場所での出来事
谷○口「「WAWAWA忘れ物~俺の忘れ物~あの日あの時~置き去りにした、俺だけの「弥生」~・・・って、あああああ!!どうしてだぁぁぁ!!」

そこにはある書き置きが
「あんた 調子に 乗ってんじゃ ないわよ!!」

糸冬





















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  • まさかの奴ら登場wwwwwww -- 名無しさん (2008-11-17 23:13:02)
  • Amazonまで予想できたんだがwwww
    あと、みゆき×みなみは良いかもしれんと思った
    -- 名無しさん (2008-04-05 06:50:35)

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