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かがみの危機

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匿名ユーザー

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修学旅行の一日目の夜のこと、泉こなた、柊かがみ、柊つかさ、高良みゆきの四人は大浴場で湯を楽しんでいた。


「きゃあっ! こ、こなたさん、や、やめてくださいっ」
「ははは、よいではないか、よいではないか~」
 目の前で、こなたがみゆきの胸を揉んでいる。いくら友達とはいえ、それはないんじゃないの、全く……。
「こなたっ! みゆきが嫌がってるじゃないの、やめなさい」
「ええ~っ、いいじゃ~ん。これくらい~」
「あほか、お前は。いくら同性の友達とはいえ、常識ってもんが…」
 と、もっともなことを私が説いていると、急にこなたが顔をにんまりさせて、
「あ、わかった~」
「は? 何が?」
「かがみんも、みゆきさんの胸を揉みたいんでしょ~?」
 そうそう、私も…ってあほかっ!
「な、何言ってんのよ! あほじゃないの!」
「またまた~」
「あ、あの…」
 私が何かを返そうとしていると、今までずっと、こなたに気圧されていたみゆきがおずおずとしながら、
「か、かがみさんになら……揉まれても良いですよ」
「……は? …………はーっっ!?」
 私は、何が何だか分からなかった。
 そ、そりゃ、その大きな胸は魅力的だし、みゆきのことは友達として好きだけど…ちょ、ちょっとそれは違うでしょ…!
 すると、こなたが目の色を変えて、
「だ、だめだよ、みゆきさんっ! 冗談を本気にしちゃダメ! かがみの最初のパイタッチは私なんだからっ!」
「い、いいえ、私です!」
「だ、だめだよ、こなちゃん、ゆきちゃん! お姉ちゃんは、私だけのものなんだから!」
 何が何だか分からない。どこからともなく、つかさまでこの口げんかに参戦している。
 誇れるべき親友であったと思っていた三人が、私を巡って喧嘩している…?
 そ、そんな馬鹿な…ことが…あっていいの? わ、私はノーマルなはず…!
「……そうだ! 元はといえば、ヘタレのかがみんが悪いんだ!」
 ……は?
「そ、その通りです! かがみさん! さあ、選んでください!」
 ……え?
「お姉ちゃん! 選んで!」
 そう言って、私の前に突き出された三つの胸……。
 も、もう、何が何だか分からない……。

バッシャーン!

「お、お姉ちゃーん!」
「かがみさんっ!?」
 三人は、気絶して浴場に突っ伏してしまったかがみに駆け寄る。
「かがみーん! ……むう。冗談とはいえ、やりすぎたかな」
「後で謝らなければいけませんね……」
「うわーん、お姉ちゃーん」


その後、三人は、ぷかぷかと浮かぶかがみを救出し、部屋に寝かせた。
そして、意識が戻ったかがみにこっぴどく怒られたのはいうまでもない。















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コメント:
  • 面倒だから全部いただくわ。 -- 柊 かがみ (2009-02-24 00:51:40)
  • 私は
    エクストラ・スモールで。 -- 無垢無垢 (2009-02-18 17:22:18)

  • エクストラ・ラージ、

    ミディアム、

    エクストラ・スモール


    がございますが、いかが致しましょう、かがみ様? -- 名無しさん (2009-02-02 23:13:32)
  • なんかうらやましいぞかがみん -- 名無しさん (2009-02-01 17:36:31)
  • どうしてこうかがみって、エロゲ主人公的立ち位置が似合うのだろうw -- 名無しさん (2009-02-01 16:31:16)
  • かがみん、うらやますぃ! -- 15 (2009-02-01 12:57:16)

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