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ぼけぼけゆきちゃんち

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 ぴんぽーん。

「はーい、今開けます」

 がちゃ。ゆきちゃんが扉を開ける。

「こんにちは、ゆきちゃん」
「こんに……」

 今日は土曜日。この前のお昼にこなちゃんが「そういえばみゆきさんの家に泊まったこと
ないよね」と言って、それから話が盛り上がって今日はみんなでゆきちゃんちに泊まることに
なってるんだ。
 でも、お姉ちゃんとこなちゃんは何か用事があるみたいで、後で来ることになった。
私も一緒に行こうとしたんだけど、「つかさは先に行ってなさい。きっとみゆき喜ぶわよ」って
言われて先に来ることになった。どういうことだろう。

「つ、つかささん……。その髪どうしたんですか?」
「あ、これ? ちょっとこの前お姉ちゃんと髪形変えてみようって話になって、それでちょっと
ポニーテールにしてみたんだけど……。どうかな、ゆきちゃん」
「あ……。とってもかわいいですよ」

 なんていってるけど、ゆきちゃんは顔を真っ赤にして目線をそらしている。似合ってなかった
かな……。

「そ、それはそうと、かがみさんと泉さんはどうしたんですか?」
「え、うん。なんか用事があるみたいで、後で来るって。あっ、おばさんこんにちは。今日は
お世話になります」
「あ、はーい。ゆっくりしていってねー」

 おばさんに挨拶する。私は、真っ赤な顔のゆきちゃんの手をいつものようにとりつつ、さらに
話を続ける。

「でね、私も一緒に行こうとしたんだけど、お姉ちゃんに『つかさは先に行ってなさい。きっと
みゆき喜ぶわよ』って言われて、一人で来たんだけど……」
「……かがみさん、ありがとうございます」
「ありがとうって……。やっぱりゆきちゃん喜んでくれてるの?」

 がちゃ。ドアを開けてゆきちゃんの部屋に入る。ゆきちゃんはドアをきっちり閉める。

「……大好きなつかささんと二人きりになれるのですから……」

 消え入りそうな声でゆきちゃんは言った。あうー、そんな真っ赤な顔でそんなこと言われると
心臓が壊れるからやめてほしい。だいぶ慣れてきたとはいえ、どうしてもぼーっとしてしまう。
 今回もぼーっとしていたようで、気がついたら唇に感触を感じた。目の前には真っ赤な顔をした
目をつぶったゆきちゃん。この前「キスするときは目をつぶるものなのですよ」と言っていたことを
思い出して、目をつぶる。
 ……!? そうしてしばらくキスしていると、舌が入ってきた。キ、キスは初めてした日以来
何回かしたけど、舌を入れるキスはあの日以来してないよー。びっくりしつつ、私もゆきちゃんの
口の中に舌を入れる。
 やがて、ゆきちゃんが唇を離す。それに合わせて目を開けると、いつものように真っ赤な顔で
にっこりと微笑むゆきちゃんの顔がある。いっつも、私はこの顔を見ると幸せな気分になる。
いつの間にかゆきちゃんが私を抱きしめてくれていたことに気づき、私もゆきちゃんの腰に手を回す。


「ジュース持ってきたわよー。あらー、二人とも抱き合っちゃって、仲良しさんね、んもう。
じゃ、ジュースここに置いておくから、ごゆっくりー」

 おばさんが突然ドアを開けて、ジュースをおいて、あっという間に出て行ってしまった。それに
しても、『仲良しさん』か……。なんか照れるなあ。そう思いながらゆきちゃんを見てみると
ぽかんとしてる。どうしたんだろう。




「先ほどはいきなりディープキスなどしてすみません」
「い、いいよ……」

 おばさんが出て行ったあと、私とゆきちゃんは何もしゃべらずベットに並んで腰かけていた。
そうして十数分がたって、気まずいなあと思っていたらゆきちゃんが謝ってくれた。
キ、キスはいいんだけど、舌が入ってくると、この前のことを思い出しちゃって……。たぶん、
今私の頭からは湯気が出ていると思う。

「……髪型を変えたつかささんが、あまりにも可愛かったもので、つい……」
「そうなんだ……」

 さっきは気に入ってないみたいな仕草だったけど、実は気に入ってもらってみたい。さっき
ちょっとがっかりした分、とってもうれしい。

「それで、またスイッチが入っちゃったので……」

 ゆきちゃんはそこでいったん言葉を切った。スイッチ? 爆弾?

「ええと、その、……こんな昼間からで申しわけないのですが、し、したいのですが……」
「え? したいって……。何を?」
「え、エッチなことをです」

 え、エッチって……。えー!

「それって、この前やった……」
「はい……」
「ええと、裸になって、触りあうやつ?」
「はい……」
「えっと、それって普通昼間っからはやららないものなの?」
「人によると思いますが……」

 うー、なんか緊張してきた。この前のことを思い出す。どんどん溶けていく私の体。ゆきちゃんの
体温を感じたところから体が熱くなって、最後には何がなんだかわからなくなった。でも、
あれはいやな気分じゃなくて、むしろ心地よくて、ゆきちゃんとならまたやってみたいと思っている
ことを認識した。

「よろしいですか」
「……うん」


 真っ赤な顔で聞いてくるゆきちゃんに、やっぱり真っ赤な顔になっているだろう私が答える。
答えを聞くと、ゆきちゃんは目をつぶって私に顔を寄せてくる。私も目をつぶる。すぐに唇に唇の
感触を感じ、次いで舌が入ってきた。私も舌を入れる。
 キスされたまま、ベットに優しく押し倒された。その時、ゆきちゃんの口から唾液が入ってきた。
私はびっくりして思わず目を開けてしまった。ゆきちゃんは真っ赤な顔。幸せそうな顔。

(ゆきちゃんが幸せなら、いいや……)

 そんなゆきちゃんの顔を見ていると、思わずそう思ってしまう。それでも、仕返しにと私の唾液を
ゆきちゃんの口の中に送り出すことにする。私の頭はゆきちゃんの頭の下にあって、唾液を送るのは
大変だったけど、がんばって舌を動かして、唾液をゆきちゃんの口の中に入れていく。
 ……ごくん。ゆきちゃんがのどを鳴らす音がかすかに、でもはっきりと聞こえた。ゆきちゃんが私
の唾液を呑み込んでくれたことがわかり、とてもうれしくなる。これまで口の中にためておいた
ゆきちゃんの唾液を飲み込む。
 ……口を離す。私の唾液とゆきちゃんの唾液の混ざったものが、口からはみ出て糸になって、
そのまま切れる。ゆきちゃんの口のまわりは、やっぱり唾液の混合物で濡れて光っている。
ゆきちゃんの顔は真っ赤で、目はうつろ。ゆきちゃんも、私も、息が上がっている。

「……ゆきちゃん、大好き」
「……私もです。大好きです、つかささん」

 ゆきちゃんはそう言ってほほ笑む。この笑顔を見ると、私はこの上なく幸せな気分になる。

「ひゃっ」

 ゆきちゃんが私の腕に触れる。瞬間腕が熱くなり、何でかわからないけど声が出る。
……そういえば、この前のときも自然に声が出たっけ。

「ねえ、ふぁっ、ゆきちゃん……」
「……なんですか」
「にゃっ、こういうときに、声が、出るのって、何でなの?」
「……原理はよく知りませんけど、気持ち良くなると、声が出るみたいですよ」
「あひゃっ、そ、そうなの?」
「そうみたいです」

 そんなことを話しているうちに、服を全部ぬがさてしまった。


「つかささん……。脱がせてください」
「うん……わかった」

 さっきのお返しに、ゆきちゃんの服を脱がせようと、ゆきちゃんの首筋を触ると、
「はうっ」という声を洩らしながらゆきちゃんの体がびくんとはねた。……大丈夫だよね。
ゆきちゃんも何も言わないし、それに私もさっきはそうなりそうだったし。

「つかささん……気持ちいいですよ」
「本当?」

 ゆきちゃんは小さくうなずく。それを見て、反射的にキスをしていた。すぐに唇を離し、
ゆきちゃんの服のボタンを外し始める。
 服のボタンを外し、ゆきちゃんにも手伝ってもらって袖を腕から外し、スカートを脱がせる。
私がゆきちゃんに触れるたび、ゆきちゃんが声を出して反応してくれることがうれしい。ブラを
脱がせようと背中に手をまわした。

「ふ……わひゃっ……ひゃ……」

 ホックが見つからない。ゆきちゃんの背中をなでまわす。ゆきちゃんが声を出して反応する。
とってもかわいい。でも、やっぱりホックは見つからない。

「つ、つかささん、ふぁあ、これは、あああ、フロントホックですよ」
「あ、ほんとだ」

 変な間違いをしたことを恥ずかしく思いながら、手を前に伸ばす。フロントホックをパチンと外す。
ゆきちゃんの大きなおっぱいがあらわになる。私はたまらずゆきちゃんの胸に手を伸ばした。

「ああああっ」

 ゆきちゃんがひときわ大きな声をだす。私は嬉しくなって、ゆきちゃんのおっぱいを優しく
揉み始める。

「ふぁぁぁああああっ、あああああっ」
「ゆきちゃん、かわいいよ」

 ゆきちゃんの顔はいつにも増して真赤。私は少し手を止めて、ゆきちゃんにキスした。


「みゆきー」

 そのとき、おばさんが入ってきた。おばさんが入ってくる直前に唇を話したからキスしている
ところは見られてはいないと思う。

「あら、お着替え中だったの。みゆき、着替え終わったら夕食の買い物に行ってきてちょうだい。
ごめんね。じゃあ、ここに買い物リストおいておくから。よろしくねー」

 おばさんはそれだけ言うと、ドアを閉めてあっという間に出て行ってしまった。

「……服、着ようか」
「そ、そうですね……」
「あれ、ゆきちゃん、パンツびしょぬれだよ」
「えっ……そうですね。パンツ着替えちゃいましょう」

 ゆきちゃんはそう言うと、パンツを脱いで、箪笥から新しいパンツを出して、それと
ティッシュの箱を持ってきた。

「たぶんつかささんのあそこも濡れていると思いますので、拭いてください」
「? あそこってどこ?」
「ええっ!? ええと、ここです……」

 ゆきちゃんが股間を指さしながら言った。ゆきちゃんの股間もびしょぬれだった。私の股間も
触ってみると、濡れていた。
 私は、ティッシュを二枚取って、ベットに腰かけているゆきちゃんに近づく。

「ゆきちゃんのは私が拭いてあげるー」

 そう言うと、返事を待たずにゆきちゃんの股間にティッシュを押しあてた。

「ああっ、ちょ、ちょっと待ってください」
「そ、そう……」

 ゆきちゃんが「待って」と言ったので私は手を止めた。それにしても、もう二枚のティッシュが
びしょびしょになっちゃったよ。

「……いえ……お願いします」
「そ、そう。じゃあ始めるよ」

 私はそう宣言して、さらにティッシュを二枚取って、ゆきちゃんの股間にあてた。

「ふぁっ、あああっ」

 ティッシュがぐしょぐしょになっちゃたので、いったん手を止めて、新しいティッシュを取って、
また再開する。

「ふぁああぁっ、ひあああ、あああ!」

 拭いても拭いても新しく液体が漏れてきているみたい。またまたティッシュが使い物に
ならなくなった。


 ぴんぽーん

「はーい。あら、こなたちゃんにかがみちゃん、いらっしゃい。みゆきとつかさちゃんはみゆきの
部屋にいるからー」
「お邪魔します……」
「おじゃましまーす」

 こんなやり取りがかすかに聞こえた。お姉ちゃんとこなちゃんがきたみたい。

「あわわ、たいへんです! つかささん、早く服を着てください!」
「え、でも、股間まだぬれてるよ?」
「いいですから!」




 こんこん。

「みゆき、入るわよー」

 がちゃ。

「みゆきさん、つかさ、こんちー」
「おーす、あれ、このにおいは……」

 ちょうど服を着終わった時にお姉ちゃんとこなちゃんが入ってきた。ああそうか、だから
ゆきちゃんは急いでたのか。納得。
 ふと見ると、ゆきちゃんは顔を真っ赤に、お姉ちゃんとこなちゃんはにやにやしてる。
どうしたんだろう。匂いって何だろう。クンクン嗅いでみるけど、よく分からない。

「私の言ったとおりになったみたいね」
「――つかささん、行きますよ!」

 ゆきちゃんに引っ張られて、そのまま買い物に行くことになった。


「あ、あったあった、バルサミコ酢」
「あとはチョココロネだけですね」

 スーパーはゆきちゃんちのすぐ近くにあった。そこでおばさんに頼まれたものを買っているん
だけど……。バルサミコ酢とチョココロネで何を作るんだろう?

「そういえばゆきちゃん。お姉ちゃんが言ってた『言ったとおり』って何?」
「……ええとですね……」

 そこでゆきちゃんは小声になった。あんまり聞こえなかったからゆきちゃんに近づく。

「かがみさんに今日の午前中に『今日つかさが言ったらきっとすぐに食べたくなっちゃうわよ』
って電話で言われたんです……」
「え、食べたくなるって……何を?」
「……つかささんをです」
「ええっ! でも、私食べられてないよ?」
「いえ、食べるって言うのは……エッチなことをするって意味なんです……」
「えええっ!」

 ちょっと声が大きくなっちゃったからか、ゆきちゃんに口を押さえられた。

「わ、話題を変えましょう」
「そ、そうだね……」

 ええと、話題話題……。

「それにしても、なんかパンツが濡れてて気持ち悪いよう」
「そ、そうなんですけど、あんまり人前でそういう話題は……」
「ご、ごめん……」




「ただいま戻りました」
「ええと、もう一回、お邪魔します……」
「お帰りなさい。きっとこなたちゃんとかがみちゃんがもうすぐお風呂からあがると思うから、
そうしたらお風呂に入りなさいね」
「はーい」


 買い物袋をおばさんに渡して、着替えを取りにゆきちゃんの部屋に着替えを取りに行って
お風呂場に向かう。ゆきちゃんがやたらむずむずした感じなんだけど、どうしたのかな?
 お風呂場につくと、お風呂場からお姉ちゃんとこなちゃんの話声が聞こえた。しばらくすると、
二人がお風呂から上がってきた。

「おー、おかえり」
「ただいま」
「ただ今戻りました。泉さんとかがみさんも髪型を変えられたのですね。似合ってますよ」
「そう? ありがと」

 お姉ちゃんは髪を三つ編みにして一本にまとめていて、こなちゃんは長い髪を二つに分けて
ツインテールにしている。確かに二人とも似合ってるんだけど、なんか私の髪型を見たときよりも
反応がいいような気がする。……なんか面白くない。

「……つかささん、どうかしましたか?」
「別に……。ただ、なんか私のときよりも反応いいなあって思って」

 そういうと、ゆきちゃんはにっこり笑って、私を抱きしめてくれた。

「あのときは、つかささんがあまりにも可愛くて、反応できなかっただけです。……つかささんが
一番かわいいですよ」
「ゆきちゃん……」

 私は嬉しくなって、ゆきちゃんの唇に唇を重ねた。

「ひゅーひゅー、アツイねえ」
「うわあ、こなちゃん!」

 わわわ、こなちゃんとお姉ちゃんの存在を忘れてたよ。

「そ、それにしても、この前から気になっていたのですが、泉さんとかがみさんはいつも一緒に
お風呂に入るのですか?」
「え、うん。結構前からね」
「たしかかがみが『ねえこなた、一緒にお風呂で触りっこしよう』って言ったんだよね」
「言うかそんなこと! てか再現するな!」
「大筋ではあってるジャン」
「肝心なところを捏造するなよ!」
「じゃあかがみ、実際にはなんて言ったんだったっけ?」
「うっ……そ、それはそうと、つかさとみゆきは今日一緒に入るの!?」
「え……」

 そういえば何となく一緒に来たけど、普通だったら一人ずつ来るべきだよね。

「はい、そのつもりです。……いいですよね」
「う、うん」

 なんだかいつの間にか決定していた模様。でも、私もゆきちゃんと一緒にお風呂に入って
みたいと思うし、ゆきちゃんがそうしたいならいいか。


「つかささん、お背中流しますね」
「あ、うん。ありがとう」

 入って、髪を洗っていたらゆきちゃんから申し出があった。返事をすると、ゆきちゃんは手に
石鹸を付けて背中を洗ってくれる。

「ゆきちゃん、気持ちいいよ」
「そ、そうですか?」

 なんだか背中をマッサージされているみたい。

「終りです」
「ありがとう。ゆきちゃん、私も背中流してあげるね」

 私もゆきちゃんのまねをして、手に石鹸を付けて、背中を洗ってあげる。

「はぁっ、き、気持ちいいですよ」
「ありがとう」

 ゆきちゃんも気持ちいいみたい。よかった。
 ふと、股間をまだ洗っていないことに気がつく。確かゆきちゃんも洗ってないはずだよね。

「ゆきちゃん、ここも洗ってあげるよ」
「え、えええー!」

 ゆきちゃんは大声を出した。私はそれを返事と受け取って、ゆきちゃんの股間を洗い始める。

「あっ……んふ……あふ……ん……」

 ゆきちゃんは口に手を当てて声が漏れるのを我慢している。どうしてだろう。
 それにしても、洗えば洗うほど液体が漏れてくる。きりがないなあ。

「ふ……んん……んー!」

 よし、こんなものでいいか。

「はい、おしまい」
「え……」

 ゆきちゃんが恨めしそうな、ものほしそうな顔で私を見ている。どうしたんだろう。

「……ゆきちゃん、どうしたの?」
「つかささん……」
「ごはんよー。みゆき、つかさちゃん、早く上がっておいでー」
「あっ、おばさん呼んでるよ。早く行こうよ」
「……はい」


 お風呂から上がって、髪を結いなおして、着替えてそれから二人で食卓についた。ゆきちゃんちの
晩御飯はやっぱり凄い。そんな晩御飯を食べ終わった後、チョココロネがデザートとして
出てきたときには驚いたけど……。そんな食後。

「あ、そういえば」
「どうしました」

 おばさんは台所の奥に消えていった。
 しばらくして持ってきたのは箱に入った大量の缶ビールと缶ジュース。

「前にお父さんが仕事の関係でもらってきてたんだけど、すっかり忘れてて賞味期限が
切れそうなのよね。だから、もしよかったら、飲んでー」

 おばさんはそういうと、缶ビールを一本開けて、一気に飲んだ。

「いやー、おばさん。いい飲みっぷりですねー」
「そーでしょー。さあさ、こなたちゃんも飲んで」
「あ、あの、私たち未青年なんですが……」
「まあいいじゃん。ハルヒたちだって無人島で飲んでたじゃん。ワインだけど」
「まあそうだけど……」

 ハルヒ? 何だろう。春日部の通称かな? なんかそういう風に言っているのを聞いたことが
あるような……。でも無人島? ああよくわからない。今度聞いてみよう。

「そんなわけで、飲もうよ」
「しょうがないわね……。まあ、興味はあるしね」
「じゃあ私も」
「つかささんは飲まないでくださいね」
「えっ」

 なんで、と聞こうとしたんだけど。にっこり笑っているのにゆきちゃんからものすごいオーラが
出ていて、反論なんかできそうになかった。

「う、うん……」
「許容量とかわからない状態で飲むのは危険ですよ。私も飲みませんから。二十歳になったら
一緒に飲みましょうね」
「……うん」

 そういうと、ゆきちゃんは立ち上がった。どうやらトイレに行ったようだ。お酒は飲んじゃ
いけないから、ジュースでも飲んで待っていることにする。
 箱からジュースを取り出し、開けて、一気に飲む。

「ちょ、ちょっとつかさ」
「んー、何ー」

 あれれ、なんだかいい感じに気持よくなってきたよ。なんかふわふわ、ふらふらする感じ。


「つ、つかささん!」
「何ー、ゆきちゃん」
「お酒飲まないでくださいって!」
「えー、おさけのんでないよぉー」
「今つかささんが飲んでるのがチューハイっていうお酒ですよ」
「チューハイ?」

 チューハイ? お酒? ああ、だからなんかいい気持なのか。

「!」

 私はゆきちゃんにチューをした。チューハイだけに。

「ひゅーひゅー。いいぞーもっとやれー」

 声が聞こえてきたほうを見ると、歓声を上げているおばさんと、ぽかんとしてるお姉ちゃんと
こなちゃんが見えた。もっとやるよー。
 と思っていると、ゆきちゃんは無言で私をゆきちゃんの部屋まで引っ張って行った。




「はあ、はあ」

 よほどあわてたのか、ゆきちゃんの息が取っても上がってる。それにしても、二人きりの部屋に
連れてきたってことは、エッチなことしたいってことだよねー。
 ゆきちゃんをベットの上に押し倒して、そのままキスをして、舌を入れる。

「ちょ、ちょっ……ん……ん……」
「ふぁ……んあ……」

 ゆきちゃんの口から声が漏れてくる。ふふっ、気持ちいいんだね。もっとしてあげるよ。
 私はゆきちゃんの口に舌を入れたまま、ゆきちゃんのおっぱいを触る。

「んん……ん……んー!」

 ゆきちゃんの唇から私の唇を離す。私の唇とゆきちゃんの唇の間に糸ができる。

「ゆきちゃん、大好きだよー」
「はあ、はあ、わ、私も、ふぁあ、です……」

 ゆきちゃんが返事をしている間に、私はゆきちゃんの服の中に手を入れ、ブラを外し、
ゆきちゃんのおっぱいを直接もむ。もにゅもにゅ。

「ああああー! い……イキます、イっちゃいます!」

 そういうと、ゆきちゃんの体がはねて、ぐったりした。行くってどこにだろう。聞いてみよう。

「ゆきちゃーん!」


 叫んでもゆすっても起きない。気絶してるみたい。でも、はあはあと息はしてるから天国に
行っていないことはわかる。それにしても、……気絶中のゆきちゃんってものすごくかわいい。
 そうだ、せっかく二人っきりの部屋にいるんだし、脱がしちゃおっ。そう決めると、
私はゆきちゃんの服のボタンに手をかけた。ボタンをすべて外し、服をはだけさせると、
ゆきちゃんの白い肌、その上に大きなおっぱいが目につく。私は迷わずおっぱいに手をのばして、
揉んだ。

「あん、ふあぁ、あああん、ああああ!」

 ゆきちゃんは目を覚まさないけど、声はどんどん大きくなっていく。……気持ちいいみたい。
もっともっと気持よくなってほしい。私はおっぱいをもみ続ける。とっても大きくて、
やわらかい……。

「あああ、つ、つかささん!?」
「あー起きたー?」
「あ、はい、ああああ!」

 ゆきちゃんがまたぐったりとなる。ちょっと手の動きを止める。それにしても、何回見ても、
ゆきちゃんはかわいい……。

「はあ、あああ、つ、つかささん……」
「ゆきちゃん……」
「あああああ!」

 手の動きを再開させる。ゆきちゃんはそれに反応して声を上げる。……やっぱりカワイー。

「つ、つかささん。ああ、ちょ、ちょっと手を止めてく、ください。あああ、し、
死んじゃいます……」
「ええっ、ゆきちゃん、し、死んじゃうの……。そんなの嫌だよ……」

 自然と涙がこぼれてくる。や、やだよ……ゆきちゃんが死んじゃうなんて……そんなのイヤ。

「い、いえ、……私は死にませんよ。ただ、……死ぬほど気持ち良かったってだけで……。
ですからつかささん、泣かないでください……」

 顔を真っ赤にして、息を切らせながら、ゆきちゃんは呟いた。……ああもう、かわいい。
 ゆきちゃんは死なない。私は安心して、ゆきちゃんの胸に手をのばして、動かした。

「えええ! ちょ、ま、あああ、あああああ!」

 ゆきちゃんぐったり。でも、私は手を休めない。休めなくても大丈夫だよね。私はそのまま
手を動かし続けた。片方の乳首を口に含む。んー、わたし赤ちゃんみたい。そのまま赤ちゃん
みたいに乳首を吸う。

「つ、つか、あああ、ふあああ、ひゃああああ!」

 またゆきちゃんの体がはねて、ぐったり。なんかゆきちゃんがぐったりしっぱなしで心配に
なってきたけど、もっともっとかわいいゆきちゃんがみたいなーと思って、乳首を吸ったまま
手の動きも再開させる。

「つかひゃあああ、ああ、ああああ!」


 またぐったり。何回目だろう。何回このかわいいゆきちゃんを見たんだろう。……何回見ても
飽きないけどー。
 ふと、下をまだ脱がせていないことに気づく。……なんだかかすかにスカートの股間のところが
湿っているように見える。

「ゆきちゃーん、下、脱がすよー」
「はあああ、ひゃい、つかひゃひゃん……」

 目をとろんとさせてゆきちゃんが答える。何を言っているのかよく聞こえなかったけど……。
スカートを外す。ゆきちゃんが腰を浮かせてくれなかったので、脱がすのが大変だった。
 パンツは、絞ればたぶん水が出てくるぐらい濡れている。やっぱり大変な思いをして脱がす。
パンツとゆきちゃんの股間の間に糸が引いた。

「あー、パンツを脱がしたらなんかすんごく手が濡れちゃったよー」
「はうっ……」

 ゆきちゃんの股間を見てみる。なんかびしょぬれ。なぜかびちょぬれになっているそこを
さわらなければいけないような気がして、手を伸ばす。

「ひゃあああ!」

 その瞬間、ゆきちゃんがはねる。またぐったり。それでも私は手を止めない。

「はああ! しゅ、しゅひゃああああ! ああああ!」

 この間二回ぐったり。それでも、私は手を止めない。

「ひゃあああ! しょ、しゅひょっふ! ひゃああ!」




 翌朝、起きると、ちょっと頭が痛かった。昨日の夜何があったのか全く覚えていなかった。
ゆきちゃんは全裸で、いたるところがびしょびしょだった。昨日何があったのか、どうして全裸で
びしょびしょなのかをゆきちゃんに聞いたけど、教えてくれなかった。昨日何があったんだろう。
どうして覚えてないんだろう。さすがに「……おねしょ?」って聞いたら「違います!」と
言われたけど……。
 なぜかゆきちゃんは立ち上がることができず、その日は一日中ゆきちゃんちで過ごした。













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  • つかさぼけぼけすぐるww
    -- 名無しさん (2010-09-10 20:02:43)
  • みゆきxつかさ最強!みゆきとつかさでSMしてほしいな★ -- 名無しさん (2010-08-24 21:16:37)
  • このシリーズ最高! 何かつかさとみゆきさんの絡みってエロ過ぎる… -- 名無し (2010-07-24 02:21:36)
  • つかさとHしたいと思いました(*´д`*) -- 名無しさん (2009-12-15 16:23:35)
  • みゆきさんの受難www -- 美霊☆ (2008-05-22 23:04:35)
  • ここは本当にエッチなインターネッツでつね。 -- 名無しさん (2007-11-25 13:24:21)
  • 一日中焦らしたうえに連続でいかせまくる……
    なんて恐ろしいことを…… -- 名無しさん (2007-11-01 21:37:34)
  • あっは〜ん -- 香菜 (2007-10-27 16:27:35)
  • つかさ…恐ろしい子
    強制連続絶頂だなんて -- 名無しさん (2007-09-16 21:50:32)

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