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こなたとひよりの作戦

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匿名ユーザー

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「あぁぁ~…いいネタが浮かばないッス…」
 最近ひよりはずっと同人誌のネタを考えていた

「田村さん、ずっと困った表情してどうしたの?」
 ひよりの席の周りにゆたかとみなみが一緒に来た
「いやぁ最近ねぇ、漫画のネタ考えてるんだけどいいネタが浮かばなくてね…」
「う~ん…ごめんね、その話は私じゃ役に立てないかも…」
「私も…」
「いやいや、二人共ありがとう」
「そうだ、お姉ちゃんに聞けばいいアドバイス貰えるかも知れないよ!」
「おぉ、ナイスアイデア!その手があったか!」
「あぁ、行っちゃった…岩崎さん、私たちなんか役に立てたみたいだね」
「…」
 みなみは無言でうなずいた 

― こなたとひよりの作戦 ―

 お…ちょうどいいところに先輩が…
「先輩ッ!」
「おぉ、ひよりん。どうしたの?」
「どうしたもこうしたもないッス!
 同人誌のいいネタが浮かばなくて悩んでるのでいい助言を先輩に聞きにきたッス!」
「う~ん…同人のネタねぇ…やったことある主なネタは?」
「えーっとスね、…と…とか…などそこらへんが多いッスね」
「ひよりん、世の中には灯台下暗しということわざがあるの知ってる?」
「知ってるッス。けど急になんすか…?何か関係が…?」
「関係あるよ~、私たちの身近にいいネタがあるじゃん」
「…?」
「ヒントはツンデレと天然ドジっ娘」
「おぉぉぉぉっ!流石先輩!ありがとうッス!その発想はなかった!」
 私は戻ろうとした所で先輩が止めてきた
「ねぇ、ひよりん…せっかくだから妄想で書くんじゃなくて生で見たいと思わない…?
「え…?それどういうことッスか?」
「この目で見るってことだよ」
「どうやって…?」
「明後日を楽しみにしたまえ、ひよりん」

 とりあえず泉先輩の言う通り明後日まで待った
 一体何をするんだろうか…?

二日後…

「ひよりんおまたせ~。はい、これが…で」
「こっちはなんスか?」
「これはね、簡単に言えば人を興奮させるやつだよ」
「どこで手に入れたんスか…?」
「ネットでそういうの持ってる知り合いがいてね、
 ちょっと欲しいって言ったらすぐ分けてくれたんだ」
「先輩、すごいッスね…
 でも、ヤバくないッスか…?」
 私はそれらを受け取りながら言った
「大丈夫大丈夫。実は私もね、あの二人がどんな関係見せてくれるのかきになってね…」
「先輩はそんな属性ないと聞きましたけど…」
「いやぁ、誰でも双子姉妹と聞いて黙ってらんないよ?」
「だからと言ってこれは色々な意味でヤバイッスよ…」

「こなたたち何してんの?」
 急に柊先輩が来てびっくりしてしまった
 そこで私は手に持ってたものを咄嗟に隠した
「いやぁ、ちょっとひよりんが同人のネタが浮かばないからって私に相談してきたんだ」
「そ、そうなんスよ、全然いいネタが浮かばないから泉先輩に協力してもらってたんスよ」
 先輩が上手く言ってくれたおかげで私も焦る事なく返せた
「ふーん、まあいいわ。頑張りなさいよ」
「あ、ありがとうございます!」
 応援してもらえたのは嬉しかったが
 後の事をかんがえると少し…
「で、ひよりん、やるの?やらないの?」
 ここまできたならやるしかないッスよね…
 せっかくの先輩の好意も無駄にしてしまうし…

「じゃあ私一人で…」
「やる!私もやるッス!でもどうやってやるんスか?」
「心配ごむよう~。もう考えてあるよ」
「流石先輩!」
「まず私が…を保健室に…して入ってきたらひよりんが…して
 その後も私がかがみを保健室に呼んでひよりんが…をする」
「おぉ!それは完璧ッス!」
「じゃあ昼休みにやるから忘れないようにね」
「オーケーッス先輩!」


 とりあえず昼休みになって私は保健室である準備を終えて保健室のある所に隠れていた
 ふぅ~、どきどきわくわくしてきたなぁ…
 しかし、安心できたのもつかのま。
 作戦とは違う事がおきてしまった。
 まず最初に柊かがみ先輩が来てしまった…
 泉先輩…ちゃんとやってくださいッス…
「ったく、こなたは急にこんな所に呼び出してなんの様かしら?
 まだこなたの奴は来てないみたいだし…」
 うあぁ~…どうする?どうするよ私!?
 もういいや、どうにでもなってしまえと考えながら私は飛び出した
 そして私は柊先輩に眠らせる奴を染み込ませたハンカチを口に当てた
「…?誰かいるの…?んっ…………」
 上手く眠ってくれたようだった
 しかし、ずっと私の心臓はバクバクと音が鳴っていた
 こんなんで大丈夫かな…
 とにかく柊かがみ先輩をベットに寝かせ次を待った

 そのうちに柊つかさ先輩もやってきた
「お姉ちゃ~ん?大丈夫~?」
 どうやら泉先輩の記憶は曖昧に出来ている様だった
 作戦と全く違うじゃないッスか…
「なんだぁ、お姉ちゃん眠ってたんだねぇ。こなちゃんからはなんか怪我してるって聞いてたけど…」
 うぅ~、小早川さんみたいに純粋で健気な先輩を…
 私は良心を殺してつかさ先輩にあるものを含ませたハンカチを口に当てた。
「…!誰…?ん…」
 すみません!先輩!
 私はとにかくすぐに隠れた。いつのまにか泉先輩も来ていた
「おつかれさま、ひよりん」
「おつかれさまじゃないッスよ先輩!どうして先にかがみ先輩がくるんスか!
 つかさ先輩じゃなかったんスか?」
「あるぇ~?そうだっけ?細かい事は気にしない気にしない」
 小声で話してるうちにつかさ先輩がかがみ先輩に近づいて行ってた
 どうやら上手く行った様で良かったッス

 そんなことよりノートとペンを…あれ…?
 もしかして忘れた…?持ってきたはずだけど…
「ひよりん、探してるのはこれ?」
「おぉ!先輩サンキューッス!」
「いやいや、礼には及ばんよ」

 いつのまにかつかさ先輩が眠っているかがみ先輩に覆いかぶさっていた
 そしてだんだん顔と顔が近づいて…

 とにかく私はこの光景を脳に焼き付けておいた
「ん…んん……?」
 かがみ先輩が目を覚ましたようだ
「ん…んんん!ちょ、ちょっとつかさ!何してんの!?」
「何か…この保健室入って誰かになんかされてから
 おねえちゃんが欲しくなって…体が勝手に動いて…」
「つかさ、あんた何か変なものでも食べた?」
「ね、お姉ちゃんもっとやりたいな…」
「ちょっと、落ち着きなさいよつかさ!」
「やだ、私はお姉ちゃんが欲しくて欲しくてたまらないの…
 お姉ちゃんも私の事欲しいでしょ…?」
「私はいやよ!早く離れ…!んっ…」

 くぅぅ!抵抗する姉に責め続ける妹!最高!最高ッス!
 これ以上の事はあるか!?いや、ない!
 今私の中で全米が拍手喝采!そして全世界が泣いている!
 こんな積極的なつかさ先輩が最高ッス!
「ひよりん、楽しんでますね?」
「当たり前じゃないッスか!こんな状況の中で楽しむなと言われる方が無理ッス!」
 私はこの光景をずっとノートにメモをしたり絵を描いたりした

 かがみ先輩もまんざらではないのかじきに抵抗をしなくなってつかさ先輩のことを受け入れていた

「先輩!やっぱこれが正解ッス!攻守が逆だったら今よりは良くなかったッス!」
「え?そう?礼には及ばんよ」
「先輩、それ二度目ッスね」
「まぁまぁ、気にしない」

「ん…お姉ちゃん…」
「つかさ、そろそろやめなさいって…」
「お姉ちゃん、別にこういう事嫌いじゃないでしょ…?」
「私は嫌よ…
 でもつかさ、よく考えて、保健室に入った時なんかされたんでしょ…?
 その犯人がまだこの部屋の中に隠れてるかもしれないわよ…?」
 ここで今更はい、私が犯人ですなんて言いながら出てこれるはずがない
「何言ってるの?お姉ちゃん?もう今更私は恥ずかしくないよ…?」
「つかさ…やっ…んっ…」

 いつも強気なかがみ先輩が妹のつかさ先輩に押されてるッス!
 最高すぎて泣く子も黙るッス!













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  • >>うぅ~、小早川さんみたいに純粋で健気な先輩を…
    名前の間違いじゃなくって、つかさが ゆたかと同じくらい純粋って事ですよね? -- 名無しさん (2011-04-28 21:08:06)
  • ↓情報thanks! そして作者さんGJ! -- 名無しさん (2008-12-13 23:20:58)
  • カップリング別保管庫(非エロ)のかがみ&つかさの
    ページからだとこのページしかないけど、
    エロ有の方のかがみ×つかさの方につづきがあるよ -- 名無しさん (2008-12-13 15:15:12)
  • つづきが気になる -- 名無しさん (2008-12-13 00:39:31)

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