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こころあめ

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
信頼していた者に裏切られたことがあるだろうか?
「絶望の淵に落とされる」「絶望の海に沈む」「絶望のドン底に突き落とされる」--
どんな言葉を尽くしても足りない。
これはそんな絶望を経験した少女の物語。


泉こなたは走っていた。
「あ~もぅ。これじゃ、アニメに間に合わないよ~。」
時間は日がトップリと暮れた頃。
部活もしていない彼女が、何故こんな時間に下校しているのかと言うと……
「黒井先生~。間に合わなかったら恨むよ。」
…補習だった。完全な自業自得の逆恨み。高三にもなってふらふらされては、担任も本気になるというものだ。
そんな彼女を待ち受ける影があるとは、彼女が知る由もない。
「あぁも~。なんで携帯持ち歩いてなかったかなぁ……」
今更悔やんでも仕方が無いことをぼやきながら、こなたは走り続ける。

こなたは人通りの少ない道に入ると、疲れたのか、足を緩める。
「はぁっ…ハアハア…っ……そういえば…駅前に、公衆電話あった気が……。」
…徒労に気付いただけらしい。
「無くても……お父さんが気付くだろうし。」
彼女の頭の中には今、アニメのことしか無いようだ。
そんな彼女にゆっくりと近付く影。影はこなたの至近距離まで近付くと……手に持った棒で彼女の後頭部を殴った。
「ぐっ……!」
鈍い声と音を残してこなたは地面に倒れ伏した。
影がこなたに近付き、側にしゃがみ込む。
「まだ、生きてる…。そうだ…。」
影は物陰に棒を捨て、鞄からタオルを取り出すとこなたに目隠しをした。
そして、こなたを背負うと人通りの少ない方へと歩いて行った。



「ひぐぅっ……」
こなたは下半身からの痛みにより目を覚ました。しかし、目隠しの所為で周りの様子は伺えない。
「え?…っ……何?…痛っ……誰?」
下半身と頭のの痛みに呻きながら、疑問を投げ掛けるこなた。しかし、答える者はいない。
「ひぐぅっ……うっ…あっ……」
代わりに突き上げが激しくなる。周りがそういうことをする雰囲気になった公園のベンチで、こなたは背面座位で貫かれていた。
「…うっ……あっ…痛っ、やめっ……」
貫いている者はあの影だった。下からの突き上げをそのままに、腰を掴んでいた手で制服の中をまさぐる。
「……んっ…あっ、んっ……やぁ、痛っ…」
まさぐっていた手がこなたの薄い胸の頂点を探り当てる。その手は探り当てた頂点を少し刺激すると、強く摘み上げた。
影は快感よりも痛みを与えようとするように、引っ掻き、摘み上げ、突き上げ続ける。
こなたの貫かれた部分からは鮮血、破瓜の証が流れている。
「…んっ……っ…やぁっ…」
テクニックも何もない激しいだけの突き上げだったが、こなたの声には甘い色が混じり始めていた。
股間の鮮血にも愛液が混ざり始めている。
女の本能か、はたまた、肉体の防衛反応か。

--ずりゅっ、ずりゅっ

水音が聞こえるような動きを続ける。



影の左手が胸から下りていき、こなたの股間、結合部をまさぐる。
「はぁぁっ……あっあっ…」
まさぐっていた手がこなたの陰核にたどり着き、愛液で濡れた指で刺激を与える。
本当は摘み上げようとしたのだが、愛液で滑り良い感じの刺激になったのだ。
そのまま、三点に刺激を与え続ける。
「あっあっあっ…」
影は今度こそこなたの陰核を摘み上げた。同時に右手で乳首を摘み上げる。
「あああぁぁぁぁ……」
その刺激でこなたは体を反らせ、小さくイってしまった。
影はこなたの腰を両手で掴み直すと、ピストンの力を利用してこなたを持ち上げながら激しく突いた。
突きの激しさに、こなたの目隠しをしていたタオルがズレた。それに気付いたこなたが影の正体を見ようと振り返る。
「……あっ…え?…か、がみっ…?」
影の正体は、こなたの親友で恋人のかがみだった。かがみは何も言わず更に激しく下から突き続ける。
「あっあっ…かっ、んっ…が、あっ…みっ……?」
かがみはもう一度こなたの陰核を摘み上げた。それでこなたはイってしまう。
「あっあっ…いや…、あっ、ああああぁぁぁぁぁ……」
それと同時にこなたの膣は締め付けられるが、中のモノが精液を吐き出すことはない。
それもそのはずで、挿入されていたモノは張型、所謂ディルドーだった。



「なんで……かがみが…?」
朦朧とする意識の中、こなたは聞いた。
「あんたが悪いのよっ…!あんたが…!あんたなんか、死んじゃえば良いのよっ…!」
それは悲痛な叫びだった。かがみは行為の間中、涙を流し続けていた。そして、今も。
かがみは続けた。
「…こなたは、私のこと好き?」
「……もちろん。」
「嘘だっ!!!私、聞いたんだからっ!あんたが、クラスの男子とかつかさにも『好き』とか『愛してる』とか『付き合って…』とか……」
かがみは傷ついていた。信頼していたものに嘘を吐かれて。本当は自分は愛されていないと知って。
「ちょ、ちょっと待ってよ。何、それ?」
「まだ、とぼけるの?つかさにはこの前にあんたがうちに来たとき!クラスの男子にはたった昨日!」
「…かがみ?勘違いしてるようだから言うけど…。」
段々と意識が戻ってきたこなたは、ゆっくりと告げていく。
「確かにつかさからは告白されたけど…、やっぱりかがみが好きだからって断ったし。
あの男子が好きだって言ってたのは、かがみだよ?」
「んっ…へ?」
「あの人ね、かがみが好きなんだって。でも、私はかがみを愛してるし、かがみと付き合ってるんだって言って追っ払っちゃった。」
「え、え?ええぇ?」
「多分、ちょっとタイミングが悪かったんだね。」
ニャハハと笑うこなたをかがみは抱きしめ、やはり泣きながら言った。
「…ごめん、こなた。痛かったよね、怖かったよね。」
「……正直言うとね、かがみだって分かったときが一番怖くて、でも、一番安心した。」
「こなた…。」
「かがみ…。」
二人は抱き合ったまま見つめあった。先に口を開いたのはこなた。
「でさ…そろそろ抜いてほしいんだけど。」
「え?」
ふとかがみが目を遣ると、ディルドーがこなたに深々と刺さったままになっていた。
「ご…ごめん。」
かがみは急いで、しかし、ゆっくりこなたを持ち上げてディルドーを抜いていく。
「んっ…」
ぬちゃっという音がして抜け、ソレが姿を現す。
かがみはこなたをベンチに座らせると、ディルドーを外す。
「本当にごめん。私の早とちりの所為で…。」
「もぅ良いって。大好きなかがみに初めてをあげれたんだから。」
「こなた…。」
こなたに抱き着くかがみ。
「かがみ…。」
そのかがみの頭を撫でるこなた。
雨降って地固まるとはこういう事をいうのだろう。

二人はこれからも色々な事件に出くわす。
しかし、それはまた別のお話。


「でも、かがみ?何であんなもの持ってたの?」
「あ、あれはこなたの部屋から…。あんたこそ、なんであんな…?」
「そ、それは…」
そんな会話を残して二人は街に消えた。













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  • GJ! -- 名無しさん (2022-12-29 17:33:11)
  • この状況で和解できるのは若いからか -- 名無しさん (2011-04-29 21:34:23)
  • 前半と後半の落差に驚いた -- 名無しさん (2009-09-25 23:15:42)
  • やれやれ
    -- 名無しさん (2009-09-25 20:37:03)
  • そうかなぁ。意外性のある筋書きだと思うけど。 -- 名無しさん (2008-06-05 22:54:34)
  • アッー -- 名無しさん (2008-06-05 07:23:12)
  • まったくだ、もうおいおいとしか言いようがないよ… -- 名無しさん (2008-05-29 20:47:35)
  • おいおい・・・
    -- 名無しさん (2008-03-18 17:09:59)

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