雑記2

KSKST

【前作からの引用】
西にある宗教を中心とした内陸国。国民の半分がオタク、残りの半分が腐女子といわれるほどの趣味人国家。
稼ぎのほぼ全てを(場合によっては働きもしないで)己が趣味に高じるという国民性。
税金を取ろうとすると(そんな金はないので)反乱、何もしなくてもカップリング論争やらで勝手に内乱。
そんなこんなでまともな国家組織も作ることができるわけもなく
教会政府は聖地でもある大聖堂から半径300mくらいしか実効支配できていない。
聖戦によって殉教することが最大の誉れとされており、それがほぼ唯一の国としてまとまっていられる理由。
ただ、そのため必要もないのに聖戦を発動させろと国民が教会に詰め掛けることもあり、
政府の頭痛の種となっている。最近は海、というか海岸にあるという聖地への巡礼手段を求める声が強い。


能力値の目安

【前作からの引用】
 1~ 2:それなりの心得がある。
 3~ 5:二流どころだが、場所次第ではプロとしてやっていけるレベル。
 6~ 9:一流のプロとしてやっていけるレベル。9が現代の常識における人間の限界。
10~14:ファンタジーの領域。例えば武力なら1人で軍勢を相手にしたりも可能。
15~20:ファンタジーでも選ばれたものにしか到達できない領域。ドラゴンは最低でも武力が15ある。
20~25:神、竜王、勇者、魔王といった伝説の領域。

召喚について

召喚術というのは【他者、あるいはその力を呼びつけて力を振るってもらう】術です。
ぶっちゃけ、本質的には『契約した人に来てもらう転移の門を開く』ことしかやりません

どういう形で門を開くかによって大まかに3種類の召喚術があります
1:大規模な儀式を使い、強大な存在を呼び出す。(通称「大召喚」)
2:既知の契約した存在の前に門を開き、助けに来てもらう。(通称「通常召喚」)
3:契約した人物の力の一部を借り受ける。(通称「限定召喚」)

1:大規模な儀式を使い、強大な存在を呼び出す。
「一般的に召喚魔術というとこれを思い浮かべる方が多いですね。
魔法陣を書いて生贄を捧げて……といった感じで魔神を呼ぶ。
という感じではないでしょうか。
とはいえ、この儀式ってやってることは
『呼び出したい存在の前に転移の門を開いて、来て貰えるように気を引いたり拘束したりする』
『あと、やってきた存在が危害を加えないよう防御策を予め構築しておく』
ってだけなんですよね」

「この大召喚の利点は『契約していない存在を呼び出せる』
これに尽きます。

魔神を呼び出すことが多いのは、彼らが性質上人と契約したいため
自らを呼び出すための手法をある程度ばらしているからです。
現代社会で言うと、業者の電話番号が公開されているようなものですね」

「但し、呼び出したあと首尾よく契約できるか、契約内容はどのようになるか
そういったことは呼び出したあとサモナーの手腕によります。
また、うっかりすると『呼んだはいいけど帰ってくれない』ということもあります。
何しろ【サモナーにできるのは門を作るだけで、それをくぐるかは相手次第】ですので」

「因みに【ゲーム的に大召喚はイベントで処理されます】。
手間と時間がかかるので、基本試練の間に僕が大召喚をすることはないでしょう。
固定イベントでそういうことがあれば別ですけどね」

2:既知の契約した存在の前に門を開き、助けに来てもらう。
「大召喚で呼び出したり、あるいは道中でであって契約を結んだサモナーの中には
いつでもその対象に『こちらに来て何かやって欲しい旨を伝え、転移の門を開く』
ことができるものがいます。《サモニング》というスキルで書かれていたあれですね。
時空を超えて、いつでも契約した存在を呼び出して力を借りることができるわけです。
対象は魔物、妖精、動物に限らず、契約さえしていれば魔族はおろか人間や神すら召喚できます!」


「ただ、大召喚と同じく【サモナーにできるのは転移の門を作るまでです】。
来てくれた存在が実際に何をやってくれるかは勿論、
そもそも来てくれるかどうかすら向こうが決められます。
勿論その辺に不都合がないよう契約で縛り付けるのが普通ですが……
向こうにも都合があります。あんまり一方的な契約はしてくれません。
そして例によって帰る門を潜って帰ってくれるかも先方の都合次第です」

「移動に利用ですか?いいところに気がつきましたね。
【そういう使い方も可能です】。
それが便利だからと、複数のサモナーと契約する方も存在するそうです。

但し、一般的なサモナーが作れる転移の門は
『自分の近くに呼びつける』のと『元いたところに返す』の2種類だけです。
本当に高位のサモナーになると色んな場所に転移の門を開けるそうですが
少なくとも僕がそこまで至ることはないでしょうね」

3:契約した人物の力の一部を借り受ける。
「これは少し特殊な召喚になります。
門を開くのは開くのですが、そのとき契約者に丸々来てもらうのではなく
契約者の持っている力の一部だけを魔法的に持ってきて
それを使う、という手法です」

「人外のすくつである某宮殿を見ているととてもそうは思えませんが、
基本的に上位存在というのは自分の力を殆ど使用せずに生きていけます。
ですので、余った力の一部を契約者に貸し与えて使用させるということをやります。
その代わり、契約者は代償として相手の望むものを差し出すわけです。
自分じゃ使わないお金を投資して、資産を増やすみたいな感じですね」

「この召喚を使った場合、借り受けた力は契約した存在の姿をとって
サモナーの望む行動を取り、そのままふっと消えることが大半です。
契約した存在がすっときて命じた行動だけをやって帰っていくように見えるので
通称『限定召喚』と呼ばれるわけですね」

「この手段の利点は、予め限定召喚をすると契約しておけば
同意なしに力を借りて使うことができることです。
また、行動が終わったらさっさと消えてくれるので
帰るために何か払えと難癖をつけられることもありません」

「ただ、あんまり乱用しているとあとで吹っかけられたり、
契約を切られたり、逆上して教われたりする可能性があります。
わざわざ借り受ける以上、相手は自分より強大な存在です。
向こうの機嫌を損ねたら大抵は言うことを聞かざるを得ないでしょう。
ご利用は計画的に、という感じですかね」

「なお【ゲーム的には限定召喚もスキルで表現されます】
つまり、僕はいま通常召喚で呼び出すことも
限定召喚で力を借りることもできないという
サモナー(笑)な状態です。契約だけはできますけどね」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年03月20日 18:34