柿ノ木レオ(以下R)「ついに始まりましたね!心霊研究第一回!!さあ!はりきっていきましょう!!!」
ブッチョンブッチョン先生(以下B)「だぁりぃ~~~~~。」
R「いきなりテンション低いですねぇ・・・・。」
B「だって疲れてるんだモン♪」
R「何かあったんですか?」
B「うるせーよ、さっさと始めろ。」
R「ヒデェ!!・・まあ、気を取り直して、と。ではまず、関東地方に住むS・Mさんからのお便りです。」
B「うむ。苦しゅうない。では、ぶいてぃーあーるスタート!!」
R「ねーよ!んなモン!!」
B「だったらつくれよ!」
R「これは、私が小学校五年生の頃の話です(無視)。私は新しい小学校に転校してきました。
ペットの黒猫が今は使われていない旧校舎へ逃げてしまったので、弟と他数人で中に入りました。
すると、二ノ宮金次郎の像が廊下に立っておりました。
普通は、校庭にある物なのになぜこんな所にあるのかと不思議に思いました。
そうしたら突然、その二宮金次郎の像が動いたのです。解明してください。」
B「長げー文章。」
R「これは、ゆゆしき事態ですね。」
B「ああ。校舎に土足で入るとはな。」
R「――って、そこかよ!!」
B「キミさ、ゲームとかした後、よく背伸びとかするでしょ。」
R「まあ、確かにしますね。ずっと同じ姿勢だったから。それが?」
B「そこだ!二ノ宮金次郎は常に同じ姿勢で立っている。肩がこったり、背中が痛くなるのも必然だ!
つまり、運動をしたかったわけだな!!」
R「だから着目点が違いますって!!像が動くことがおかしいんでしょ!!」
B「象が動くのは当然だろ。耳が動いたり鼻が動いたり・・・。」
R「そりゃ動物園の象のことだろ!!僕は石像とか銅像のことを言っているんですよ!!」
B「ああ!」
R「ああじゃありませんよ全く!昔から作り物の石像が動いたという話はよくあるんですよ。
民話の『笠地蔵』や『田植え地蔵』に始まりマリア像や小便小僧も動くって話しですし、
さらに都市伝説で有名な『メリーさんの電話』も人形が電話を使ってやってくるって話もあるんですよ。」
B「四へぇだな。」
R「ト○ビアですか!!」
B「まぁ、納得いった。結論を言おう。二ノ宮金次郎とかを見つけたら、『同じ姿勢じゃなくてもいいよ。気にしないから。』と言ってあげよう。」
R「いや!全然わかってないでしょ!!本当の結論は↓です。」

結論:二ノ宮金次郎の像は動くこともあります。
これは物が古くなって化ける九十九神の一種だと思います。
ですが、大して悪い妖怪でもないので、慌てず、騒がず、
仲良くなるくらいの勇気をもっといてください。

R「では皆さん、掲示板にどしどし心霊現象を書き込んでください。可能な限り解決します。」


参考文献:学校の怪談大事典(ポプラ社)


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最終更新:2007年03月16日 12:50