解体表新生アルカ案とは、2008年1月20日に作成された解体表に見られる新生アルカである。この1月20日の間にも幾度も改変があった。1月24日に初の辞書xia322.txtがアップロードされ、指示代詞や命令表現が変更されたところで終了する。


音声

アクセントは未定。

文字

フルミネア案「古アルカの幻字を混ぜた、漢字かな混じりのような文の提案」ににより、an, tis, deなどの古アルカの幻字の使用が認められたようだ。ただし、フォントはない。

語彙

2008年1月23日23時7分の人工言語アルカ part2の272レスによると、制アルカとことなり、造語権は部外者(アルカ姓を持たないもの、つまりアシェットメンバーと親戚関係にないもの)には与えないことになったようだ。

メルテーブル

sid(古い)とsam(新しい)など。2008年1月23日23時6分、人工言語アルカ part2の270レスで名称がn対語からteel(運命のカード)に変わった。

t:k(tはkになり、kはtになるという意味)
x:s
n:m
f:p
d:g
v:b
hは変化しない
y:w
c, r:l(cとrはlになり、lはrにしかならない)
z:j

a:i(aがiになり、iがaになる。つまり今までの2対と同じ)
o:e

古アルカ回帰

女がfanからminになった。kaitai3.pdfでは男はfanだったが、人工言語アルカ part2の241レス08/01/20 19:05:58によると、これも古アルカのvikuに由来するvikに回帰した。

文法

統語

SVO語順、形容詞後置、節は後置、前置詞使用。

代名詞

指示代詞は無声が対になった。neとtoはかわらず。
疑問 全体 部分 特定 任意 選択
有生 ne do vo xo fa wo
無生 to ge be se pi ye

人称代詞は晩期制アルカから変更なし。

近似複数 so
複数 xe
再帰代名詞 on

動詞

時制・アスペクト

○kaitai1.pdfによる体系
動詞の後ろに副詞を後置

過去 at 制アルカの過去のaから
現在 tiz 制アルカの現在
未来 sikt 制アルカの「あとで」
通時 lut 古アルカのルート(常に)

将前 sav
開始 tak 制アルカのkit(終わる)の対で「始まる」
経過 ke 「行く」から
完了 ik 制アルカの現在完了-ikより
影響 ilt
状態 xa 「ある」から

人工言語アルカ part2 230レス 08/01/20 02:30:09の魚楠(xektan)氏の意見により、2008年1月20日11:38:46頃のkaitai2.pdfでは、以下のように変化した。

無時制・通時・現在は無標。
過去は接尾辞at。ket「行った」、xenat(飲んだ)、kut(言った)
完了は接尾辞ik。kek, xenik, kuk。


モダリティ


命令。主語削除。
ke felka 学校に行け

依頼。主語削除+ret。
ke ret 行ってください

禁止命令。主語削除+en。
ke en 行くな

禁止依頼。主語削除+en+ret
ke en ret 行かないでください

勧誘・提案 許可 禁止
das gof dep

責任 義務 回避 拒絶
xaf fal fonl ens

必要性の否定などは、上にenを後置。
xaf en ~しなくてもよい

希望 反希望 可能 不可能
lax ris el or

繋辞

原則はet。時制と組み合わせて用いるか、特殊語形を用いる。

過去 et at tat
現在 et tiz tez
未来 et sikt esik
通時 et lut elu

miv lu esik kai この子は大きくなるだろう。

2008年1月20日15:59:18ごろのkaitai3.pdfでは過去繋辞はtatが「同じ」とバッティングしたためetaになった。

死生動詞

ilとve。人工言語アルカ part2の241レス08/01/20 19:05:58によると、arとilに変化。

pam et il 電気がついている
ve sai パソコンを消して

否定

enを後置。2008年5月現在の新生アルカとは逆である。

an en 私ではない。

格詞

対格はwaに。人工言語アルカ part2の241レス08/01/20 19:05:58によると、iflに変更。
奪格・始点格が古アルカのmulに回帰。
ken(~を使わず)はenkon、ek(~を伴わず)はenokになった。

man 理由格
minは廃止され、sonやvolで代用
sarm 積極条件
silm 消極条件

接続詞

fin けれど

az 強選言
we 弱選言

van > ~より後
tat = 同じという意味で代用
bim < ~まで
entat ≠
kalk ≧ ~以降
kirt ≦ ~までに

関係詞

制アルカに見られる格ごとの語形変化は消滅した。

関係詞 e
内包関係詞 un

例文

em pras xaf sodn kont yuta sodn lex sodn.
事実を事実と認めた上で事実を対処しなければならない。

varde tez ik sort
ヴァルデは掲げられた。

外部リンク



参考資料

セレン=アルバザード "kaitai.pdf"
人工言語アルカ 08/01/20

セレン=アルバザード "kaitai2.pdf"
人工言語アルカ 08/01/20

セレン=アルバザード "kaitai3.pdf"
人工言語アルカ 08/01/20

セレン=アルバザード "meltable.pdf"
人工言語アルカ 08/01/20

最終更新:2008年12月15日 19:06