sa /// / 前:2 \ 13:seren:klel:lumi \ 空間的に。前、前方、前面、正面、センター \ 2: 順序的に。先 \ 3:時間的に。過去 \ 4:人体、身体、物体の前面 \ 5:前身 \ 6:前者 \ 7:前半戦 \ [ yuo ] \ onを前に置く、物を前に差し出す、突き出す \ [ pea ] \ (前格)~の前に \ [ vetyolom ] \ 「前に」という意味で、空間的、順序的、時間的な意味で使える \ 空間的な前と順序的な先と時間的な過去の意味を持つ \ 空間か時間かは文脈で判断する \ sa,siはいずれも節を取れる。特に順序と時間の場合は節を取りやすい \ sa節動詞は未来形を取る。si節動詞は過去形を取る \ 惕 \ saは「前に」という意味で、空間的、順序的、時間的な意味で使える。プロトタイプにあるのは空間的な前である。目の付いている方向である。また、人が並ぶとき、前のほうが後ろより先である。そこから順序的な意味が生まれた \ そして順序的に先であるほうが行為を早く済ませられる。つまり、tが列に並んで切符を買ったのが7時だとすると、tの前に並んでいたkは6時には切符を買える。kのほうが過去である。つまり、順序的に先なものは過去を表わす。よって前は過去という時間的な意味を持った \ このように、saは空間的な前と順序的な先と時間的な過去の意味を持つ(1)(2)(3) \ (1) an lof-a pon sa ti \ (2) an ke-a felka sa ti \ (3) an xon-a pof sa yek \ 一方、sisaの逆である。即ち、空間的な後ろ、順序的な後、時間的な未来を表わす \ 空間と他の二つは区別が付きやすいが、順序と時間はしばしば区別しづらい。ただ、順序が先なら時間も先なのは当たり前だから、そもそもあまり細かい区別は必要でない。問題はむしろ空間と時間である \ 空間と時間がどちらもsaなので、誤解することがある。(1)は君より過去に歩いたのか、前を歩いたのか分からない。その場合、文脈で判断せざるをえない \ 尚、sa,siはいずれも節を取れる。特に順序と時間の場合は節を取りやすい(4)\ (4) an mok-a sa ti mok-o \ sa節は主節が何と比べて過去であるかを表わす。(3)ではパンを食べたほうが過去である。つまり、逆に言えばsa節は主節に対して未来である。よってsa節の動詞は未来形を取る。事実(4)はそうなっている。逆にsi節の動詞は過去形を取る(5) \ (5) an lev-a felka si ti lov-a koa \
最終更新:2007年05月08日 19:36