提督×加賀8-388

388 :加賀×提督:2014/03/31(月) 23:12:03.78 ID:xh6bPiF1
加賀×ヤリチン提督です


ヤリチン嫌いな人はスルーよろしく



午後十時を回った頃。
執務室には秘書艦の席には加賀が、提督席は空いていた。
「はぁ…」
加賀はため息をつく。また今日もだ。
執務室は和室で、シンプルな布団が折りたたまれている。
秘書艦の仕事は提督の執務の補佐以外にも、提督の身の回りの世話、その中には当然、掃除も含まれている。

几帳面な加賀は、和室に布団、謎の紅茶セットなどが雑多に置かれたこの部屋も、
綺麗に片付けていた。そのあたりも考慮しての安定した秘書艦の立場なのかもしれない。
ここの提督は女癖が悪い。艦娘たちも次々食い散らかしているようだ。
それでも彼女たちが提督を慕うのは、指揮官としてのオーラと、無駄に整った顔、鍛えあげられた筋肉、
そしてそれなりの頭脳と身分、優しさがあるからであろう。

「…」
コツ、コツとペンで何もない机を加賀が叩く。今日の執務は終わったのだ。
それなのに不満そうな顔をしているのは、提督が自分には全く見向きもしないからである。
ガチャン、とその時扉が開いた。
「ふぁーああぁ疲れたなぁもぉー!」
欠伸をしながらだらしない寝巻き姿で提督が現れる。服があちこち濡れているのは、風呂上りだろう。

「あら、おかえりなさい」
今日は誰を抱いてからここに来たのだろう、と加賀は考えていた。声にも不機嫌が出てしまう。
大抵、ここに来るときは、あとは寝るだけの状態だ。執務室の番が終わり、加賀はいつも自室に帰る。
赤城か、鈴谷か、それとも金剛か…

提督がいつものように眠気まなこで加賀に話しかける。
「おつかれ。加賀、」
「夜戦ですか?お断りします」
「は?」
唐突に回答を叩きつける加賀に、提督は意外そうな目で返した。

「先ほどは、どなたとお楽しみで?」
提督はそれを無視して机へと仰け反る。加賀を一瞥する目が「どうでもいいからはよ帰れ」と言っているようだ。
「えらくお疲れのようで。さぞ良い運動になったんでしょう?」
加賀が席を立ち、提督の席へとスタスタと詰め寄る。
「加賀…お前随分不機嫌だな。怒ってるだろ?」
「はい、頭にきました」
「何でよ?」
「提督の女遊びは度を過ぎているのではなくて?軍紀に影響します。謹んでいただきたいわ」

提督は姿勢一つ崩さず、そのまま加賀の方も向かず机に肘を突いて答える。
「別に良いじゃないか。あいつらも満足してるんだし…赤城だってそう言ってるだろ?
スキンシップは重要だしな、お互い溜め込むのも良くないってもんだ」

『俺良いこと言った』という顔をしてのけぞる提督に、加賀が詰め寄る。
「ま、まさか駆逐艦の子にも手を出しているのでは…?」
「…そんな事はしねぇよ。俺はせいぜい軽巡ぐらいまでだ。天龍あたりは最高だな。
あ、鈴谷はもっとたまんないねぇ」
「…」

加賀が無言で、座っている提督の両肩を抑えつける。
防具や前かけは外しているので、豊かなタンクが両方、提督の肩に押し付けられた。
「何?肩は凝ってないから、寝て良いぞ」
「…」
「あぁ、悪かったって。こういう話はあんまりしないから」

強くタンクを押し付け、加賀が口を開く
「…私が怒っているのは、『何で私に手を出さないのか』なのだけれど」
「提督が秘書艦に手を出しちゃいかんだろ」
「はぁ?」
「だってさ、執務に影響するじゃん?加賀を秘書艦にしたのも、お前が真面目そうだから」

ぐすん。
提督の頭に加賀の涙が落ちる。そして首が締め付けられた。
「…私だって…」
「…?!」
「私だって、『愛されたい』…だって、艦娘だもの」
次々落ちる加賀の涙。そして…

「!」
提督が不意に加賀の唇を奪う。
「これで…良いか?」
しばらくの間、ぴちゃ、ぴちゃと接吻の音が部屋を満たした。
加賀が提督の唇を奪い返し、執拗に舌を絡めたからだ。
「加賀、顔が赤いぞ…もう帰ったらどうだ?」
「ダメです」
「何故…?」
「大好きだから。提督に愛してもらえるなら何でもします。ここは譲れません」
「もう満足しただろ?俺はもう寝…」

不意に加賀が提督の股間に手を伸ばし、隆起したモノを掴む。
「『ここ』は満足してないのではなくて?」
「…」
「…っ!」

それが合図となった。加賀のタンクにすっかり理性をやられ、既に我慢の限界だったのだ。
「あっ…!」
立ち上がった提督は加賀に接吻すると、頬とうなじを撫で、そのまま衣服の紐に手をかけて
加賀をあっという間に裸にしてしまった。
大きな二つのタンクが露になり、体はオイルで湿って艶かしく光り、下着は既に濡れている。
提督は自分の肩に加賀を寄りかからせるようにして、接吻を続けながら片手でタンクから格納庫へと手を這わせた。
太い指がテクニカルに出入りする。
「…あ、や…やぁん…!」

頃合を見て提督は加賀をそっと抱きかかえる。
艦娘の中では重量はある方ではあるが、提督は並外れた筋肉によって片手で担ぎ揚げてしまった。
布団を器用に広げると加賀をそこにそっと下ろし、下着をずり下ろす。
「あ…そこは」
提督は一瞬で寝巻きを脱ぐと、加賀に巨大な主砲を向けた。
「加賀、良いのか…? もう後戻りはできない、俺はできれば秘書艦を汚したくないんだ…」
加賀はあまりの感激と興奮で、我を忘れて股を開いて提督を誘っていた。
あまりにも立派な肉体と逞しい主砲に、寂しさが暴発しそうだった。提督を自分のものにしたい。

「見ての通り、気分が高揚しています…早く抱いてください」
「し、知らないぞ。俺は今日は誰も抱いてないんだ。お前を壊してしまうかもしれない。それでも良いのか?」
「良かった…ずっとこうなる事、夢見ていたんです。あっ…んっ…さぁ、早く…っ!」
その一言で提督の理性は完全に吹き飛ばされた。

「あっ、あ…あぁぁぁああん…っ!」
提督は加賀に己の逸物を深々と突き入れると、まずはタンクにむしゃぶりつき、次々に加賀を蹂躙していった。
腰と腰がぶつかり合い、肉と肉が躍動するあまりの激しい夜戦に、加賀は破瓜の痛みなどはすぐに快感にしてしまっていた。

「オォォ…おぉぉ…」
「あっ、あっ、アァァァ…」
提督室に雄と雌の交わる声が響き渡っていた。
主砲と格納庫がギチギチと音を立てる。提督の筋肉が躍動し、加賀のタンクが揺れる。
提督は加賀に3回の直接砲撃を行い、子種で格納庫内部を満たした。
それでもなお、提督の逸物は仰角を続けている。
「あっ、あっ…あっ…アアアーーーンッ!!」
提督の手で掴み切れていない巨大なタンクがバウンドし、指に絡んでそれは形を変えていく。
お互いの腰が振るえ、加賀が大きく仰け反ると、提督は4度目の射撃を放っていった。
加賀の体が痙攣し、ガクリと体を提督に預けた。

「やってしまった…ついに秘書艦まで…」
半萎えになった主砲を加賀から引き抜くと、とうとう彼女を汚してしまった罪悪感に包まれた。
加賀はというと、体を上下させながらも、まだ頬を紅潮させ、満足そうである。

「…やりました」
寝言なのか、加賀が目を閉じたままそう言ったのを聞いた。

「こりゃ風邪引くな…」
提督がそっと加賀に毛布をかける。
大破させてしまった以上、今日は加賀をここで入渠させなければならない。


提督は寝巻きをつけてそっと執務室を後にし、再び風呂に入ると、
たまたま一緒にいた赤城と酒を飲み交わしながらさっきの話をし、その後滅茶苦茶夜戦した。


+ 後書き
392 :加賀×提督:2014/03/31(月) 23:16:31.54 ID:xh6bPiF1
以上、色々溜まってる加賀さん×ヤリチン提督でした。


そのうちこれの対の話になる加賀×童貞提督も余裕あったら書きます。
ヤリチン嫌いな人には失礼
最終更新:2014年04月01日 03:00