非エロ:提督×???14-557

557 :名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 19:49:18 ID:iZMj.0R.
「止めろ、止めてくれ」
油断したと言うのは甘えだろう。いかに幼気な見た目でも艦娘、力の上で普通の人間が勝てるはずはないのだ。
それゆえ、彼女達の考えを理解し調整していたはずだった。
……それがなぜ、押し倒されているのだ。
彼女が人より強いのはあくまで外側の話だ。比叡カレーを食べれば悶絶するし、今も現に結合部からは血が流れている。
「何で、こんな事を、」
問いかけに彼女は答えない。ただ、腰を振る。冷凍イカのような目で。
正直、痛いだけだ。慣れないであろうのに騎乗位、十分な前戯もない。
力が入り過ぎているのか、千切れそうな位に締め付けられる。
ふと、動きが止まる。
「よし、落ち着け、まずは話し合おう」
矢継ぎ早に話しかけた言葉を遮る、「ごめんなさい」という謝罪。
何故と問うまでもなく、理解した。痙攣している。
終わったと理解した。筋弛緩剤、あるいは艦娘ならバケツか、どちらにしてもこの部屋にはない。
まさか、繋がったまま動けるはずもない。
彼女はただ、ごめんなさいと繰り返す。壊れたレコードのように。
腹を括ろう、彼女を抱きしめキスをする。
驚き、目を見開いた彼女に語りかける。

「少しのんびりしよう、な?」
その夜は他愛もないことを繋がったまま語り合った。

これが昨日の話だ。さて、諸君の中で自分は聡明だと自負する者は前へ。
そして教えて欲しい。暗闇の中交わったのは誰なのかを。
目が覚めた私の目の前には三人の駆逐艦が居たんだ。
怒っていないと語る者、落ち度を問う者、あらあらあらと微笑む者。
間違えたら私の命はない。
なんだこれは! どうすればいいのだ!?

これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/

最終更新:2016年03月19日 10:53