閊 ☆国字☆
総画:11画
字義:つかえる。とどこおって通らない。また、さしさわりがある。食べたものが胸につかえる。
音読:
訓読:(つか・える)
熟語:
閔
総画:12画
字義:①いたむ。こまやかに情をかけてとむらう。
②あわれむ。こまやかに情をかけていたわる。〈同義語〉憫ビン、愍。
③なやむ。なやみ。こまかにきづかう。こまごまと心配するさま。心のいたみ。
「閔惜ビンセキ」「閔閔然ビンビンゼン」
④やむ。やまい。病気になる。また、病気。つらいこと。
音読:(ビン)(ミン)
訓読:(あわ・れむ)(うれ・える)(お・しむ)(つと・める)
熟語:【閔惜】ビンセキ 心こまやかにあわれみおしむ。かわいそうに思い、残念がる。
閾
総画:16画
字義:①しきみ。門の下部にあって、とびらをとめ、内部と外部とをわける境の横木。しきい。
②くぎる。くぎり。内部と外部とのしきりをつける。また、しきり。
音読:(イキ)(ヨク)
訓読:(くぎ・る)(しきい)
熟語:
闊/濶
総画:17画
字義:①ひろい。ひろびろとしている。また、人の度量が大きい。「快闊カイカツ」
②はるか。間が広くあいているさま。まがぬけているさま。遠く離れているさま。
また、疎遠であるさま。「久闊キュウカツ」「迂闊ウカツ」
③ゆるい。ゆるくする。ゆとりがあるさま。ゆるめる。〈対語〉狭、迫。
④おおまかである。「闊達カッタツ」
音読:(カツ)
訓読:(うと・い)(ひろ・い)
闌
総画:17画
字義:①棒を横に連ねて出入りを止めるもの。おばしま。てすり。欄干。
〈同義語〉欄。
②さえぎる。出入りをおさえ止める。また、さえぎって防ぐ。
③たけなわ。物事のまっ盛りであるさま。まっさいちゅう。盛りの過ぎた時。なかばすぎ。
〈同義語〉爛。「闌夜ランヤ」
④盛りを過ぎて、気がぬける。だらけてみだれたさま。〈同義語〉爛。
⑤みだりに。おさえをおかして。かってに。「闌入ランニュウ」
⑥「闌斑ランパン」とは、色がまだらなこと。〈同義語〉爛斑。
音読:(ラン)
訓読:(おそ・い)(た・ける)(たけなわ)(てすり)
熟語:
闕
総画:18画
字義:①宮殿の門。門の両わきに台を築いてその上部に楼観を設け、
その中央部をくりぬいて道にした。「城闕ジョウケツ」
②宮城。天子のいる所。「禁闕キンケツ」
③かける。かく。完全に備わっているべきものが足りない。また、除く。
〈同義語〉欠ケツ。「闕文ケツブン」
④あやまち。おちど。過失。「闕失ケッシツ」
⑤かいてとる。うがつ。〈同義語〉抉。
音読:(ケツ)
訓読:(か・ける)(のぞ・く)(もん)
熟語:【闕画】ケッカク =欠画。
文章で、天子や身分の高い人の名と同じ字を使うのをおそれおおいとして、
その字の一部分を省略して書くこと。また、その字。
▽最後の一画を省くことが多い。『闕筆ケッピツ』
闔
総画:18画
字義:①とびら。門のとびら。〈類義語〉閤コウ。
②とじる。とざす。とじる。おさめる。しまう。〈対語〉開。〈類義語〉蓋、合。「闔戸」
③すべてあわせて。みんなふくめて。「闔郡コウグン」
④なんぞ…せざる。どうして…しないのか、という反問をあらわすことば。
何カ・不フの二字をあわせて一字闔カフで書きあらわした字。〈同義語〉盍コウ。
音読:(コウ)
訓読:(すべ・て)(とじ・る)(とびら)(もん)
熟語:【闔境】コウキョウ 国境内すべて。領内残らず。
闡
総画:20画
字義:①ひらく。がらりとあける。あけすけな。「闡発センパツ」「闡諧センカイ」
②あらわす。わかりにくかったものをはっきりさせる。明らかにする。「闡明センメイ」
音読:(セン)
訓読:(あき・らか)(ひら・く)(ひろ・める)(ひろ・まる)
熟語:【闡明】センメイ ①わかりにくいものをはっきりと明らかにする。
②あけすけではっきりした。『闡揚センヨウ』
闢
総画:21画
字義:①ひらく。とじた門を左右にあける。また、あく。横に押しひらく。「天地開闢カイビャク」
②土地をひらく。「闢土ヘキド」
③さける。よこにさける。〈類義語〉避。
④左右におしのける。しりぞける。のぞく。
音読:(ビャク)(ヘキ)
訓読:(しりぞ・ける)(ひら・く)(ひら・ける)
熟語:【闢闔】ヘキコウ ひらくことと、おおって閉じること。〈類義語〉開闔カイコウ。
最終更新:2009年01月19日 22:35