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MacにODEを入れる」(2011/02/15 (火) 02:36:03) の最新版変更点

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#contents *MacにODEを入れる ふとした理由から、MacにODEを入れることにしました。 そこで、入れた際の忘備録。 **環境について |Mac| MacBook Air 13inch(2011)| |OS| Snow leopard| **必要なパッケージのダウンロード [[こちら>http://sourceforge.net/projects/opende/files/]]から ODEの最新版をダウンロードします。 ダウンロードするファイルは「ode-0.11.1,tgz」になります。 つづいて、[[こちら>https://docs.google.com/leaf?id=0B31ZReCVVvWJMDdiYWU2NmMtMTlhOS00YmFmLTlmNjctZGJiYTAzZDFlZmZj&hl=en]]から、 パッチをダウンロード。 どうもSnow Leopardでは数か所修正が必要なようなので、それに対応してくれるようです。 **インストール まずダウンロードしたファイルを展開します。 (ダウンロードしたファイルは同じフォルダにあるものとします。) tar xzf ode-0.11.1.tgz cp ode0.11.1-OSX10.6.patch ode-0.11.1 cd ode-0.11.1 ここでパッチを当てます。 patch -p1 < ode0.11.1-OSX10.6.patch これにて、インストール前の準備は終わりになります。 あとはマニュアル等にもありますが、下記の通りで。 sh autogen.sh ./configure --enable-double-precision make make install これで終了です。 ODE関連のIncludeファイル、libファイルは下記にインストールされます。 /usr/local/include /usr/local/lib しかし、こまったことに、このままだとdrawstuffを参照できません。 そこで、drawstuffをコピーします。 cd <ODEをインストールしたディレクトリ> cd include sudo cp -r drawstuff /usr/local/include/. 上記により、インクルードはできるようになりましたので、続いてライブラリを。 cd <ODEをインストールしたディレクトリ> cd drawstuff/src/.libs sudo cp * /usr/local/lib このようにすることで、drawstuffのライブラリの以下の2つが上記のlibディレクトリにコピーされます。 libdrawstuff.a libdrawstuff.la 以上の環境を整えると、下記のコマンドでコンパイルができるようになります。 g++ -o test test.cpp `ode-config --cflags --libs` -ldrawstuff -lm -framework GLUT -framework OpenGL **注意点 ODEのズームをしようとすると、 ctrl + 2本指スクロール + クリック でやるのが正しいようなのですが、MacのOSのほうの機能でも ctrl + 2本指スクロール でズームがあります。 クリックしていないと間違って画面のほうのズームになってしまうので、一瞬テンパります。 (あまりにテンパって再起動しました。。。) お気を付けください。。。 **不具合について -ウィンドウサイズが変更できない **参考にしたサイト -[[iPhone/iPadゲーム開発のゲンバから…>http://r-force.seesaa.net/article/157624970.html]] -[[続ダメ生活100>http://raycobb.blogspot.com/2010/11/odeode.html]] #comment()
#contents *MacにODEを入れる ふとした理由から、MacにODEを入れることにしました。 そこで、入れた際の忘備録。 **環境について |Mac| MacBook Air 13inch(2011)| |OS| Snow leopard| **必要なパッケージのダウンロード [[こちら>http://sourceforge.net/projects/opende/files/]]から ODEの最新版をダウンロードします。 ダウンロードするファイルは「ode-0.11.1,tgz」になります。 つづいて、[[こちら>https://docs.google.com/leaf?id=0B31ZReCVVvWJMDdiYWU2NmMtMTlhOS00YmFmLTlmNjctZGJiYTAzZDFlZmZj&hl=en]]から、 パッチをダウンロード。 どうもSnow Leopardでは数か所修正が必要なようなので、それに対応してくれるようです。 **インストール まずダウンロードしたファイルを展開します。 (ダウンロードしたファイルは同じフォルダにあるものとします。) tar xzf ode-0.11.1.tgz cp ode0.11.1-OSX10.6.patch ode-0.11.1 cd ode-0.11.1 ここでパッチを当てます。 patch -p1 < ode0.11.1-OSX10.6.patch これにて、インストール前の準備は終わりになります。 あとはマニュアル等にもありますが、下記の通りで。 sh autogen.sh ./configure --enable-double-precision make make install これで終了です。 ODE関連のIncludeファイル、libファイルは下記にインストールされます。 /usr/local/include /usr/local/lib しかし、こまったことに、このままだとdrawstuffを参照できません。 そこで、drawstuffをコピーします。 cd <ODEをインストールしたディレクトリ> cd include sudo cp -r drawstuff /usr/local/include/. 上記により、インクルードはできるようになりましたので、続いてライブラリを。 cd <ODEをインストールしたディレクトリ> cd drawstuff/src/.libs sudo cp * /usr/local/lib このようにすることで、drawstuffのライブラリの以下の2つが上記のlibディレクトリにコピーされます。 libdrawstuff.a libdrawstuff.la 以上の環境を整えると、下記のコマンドでコンパイルができるようになります。 g++ -o test test.cpp `ode-config --cflags --libs` -ldrawstuff -lm -framework GLUT -framework OpenGL **注意点 ODEのズームをしようとすると、 ctrl + 2本指スクロール + クリック でやるのが正しいようなのですが、MacのOSのほうの機能でも ctrl + 2本指スクロール でズームがあります。 クリックしていないと間違って画面のほうのズームになってしまうので、一瞬テンパります。 (あまりにテンパって再起動しました。。。) お気を付けください。。。 **不具合について -ウィンドウサイズが変更できない **参考にしたサイト -[[iPhone/iPadゲーム開発のゲンバから…>http://r-force.seesaa.net/article/157624970.html]] -[[続ダメ生活100>http://raycobb.blogspot.com/2010/11/odeode.html]] #comment()

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