師弟愛

652 名前:師弟愛  ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/18(金) 17:59:03 ID:lvCpKlRC
水橋流古柔術は戦国時代から続く由緒正しい武術である。

先代である父は早くに亡くなったため、姉が当主として後進の指導を
行っている。基本的には男が当主を継承するものであるので、僕が
成長し技術を身につけたら当主の座を移譲することになっている。

そして、今、僕は姉さんと向き合っている。
姉は平均より少し身長が高い、綺麗な黒髪の和服の似合う華奢で綺麗な女性だ。
力だけなら男の僕のほうが強い。
しかし、正直姉に勝てるとは思わない…。だけど、父のためにもそのために道場に
縛られている姉のためにも僕は当主にならなければならない。

「姉さん…。よろしくお願いします。」
「ええ…本気でいらっしゃい。」

礼をし、先手必勝とばかりに突きかかる。二人しかいない静かで少し肌寒い道場は
僕たち二人の周りから空気が熱気をゆっくりと帯び始める。

「あらあら、積極的ね…。可愛い弟もすっかり男になっちゃって…。」
「いつまでも姉さんには負けてませんよ。」

軽口を叩きながら僕たちは戦う。お互いの手口は分かりきっているので
予定調和の組み手が続く。

「そういえば…貴方、彼女が出来たんですってね?」
「うっ!何故それ…しまったっ!!」

姉の言葉に動揺し、不用意な攻撃をしてしまう。そして、手を取られ投げ飛ばされて
天地をひっくり返すような衝撃を受けてひっくり返る。細い姉の手が僕の腕を逃がさない
よう、傷つけすぎないよう縛り上げる。背中に姉は乗り、僕の後ろから艶やかな
声で囁く。

「貴方は…姉さんのものよ…。そんな誰とも知らない女より貴方を愛している…」
「姉さん、何をいって…。」
「くすくす…汗の混じったいい匂い…ちゅ…ぺちゃ…」
姉が僕の首筋を後ろから舐める。その瞬間痺れる様な感覚が体中を走る。


653 名前:師弟愛  ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/18(金) 17:59:45 ID:lvCpKlRC
逃げようとするが、体は完全に決まっていて動かない。

「姉さん…やめてくれ…。」
「貴方を他の女になんてあげない…。そんなことは許さない…。抱きたいときは
 私を抱けばいい。子供だって生んであげる。」
欲情の篭った姉の声が耳もとに響く。耳を噛み、耳を舐める。
その間に姉の手が僕の股間に…

「ほら、体は喜んでいるわ。姉さんが欲しいって言ってる。」
体を決めたまま姉は自分の胴着を脱ぎ、僕の胴着と下着を脱がす。

「よくこれでやめてくれって…いえるわね…。」
「姉さん…本当にやめてくれ…僕には好きな人が…った!いたい!」
「泥棒猫のことを思い出したりしちゃだめ。今から気持ちよくしてあげるから…。」
そういうと姉さんは少し手を緩め、しごきはじめる。体を密着して僕の顔を覗き込み、
あちこちにキスの雨を降らせつつ、僕の気持ちのいい場所を見逃さない。

「あ…姉さん…やめて!ほんとまずい!」
「まずいことなんて何もないわ…。気持ちいいんでしょ?素直になりなさい?」
イきそうになったとき姉が手を止める。体への愛撫は続けていておかしくなりそうだ。

「…やめていいのかしら?」
「う……」
「続けて欲しいなら言いなさい。あの女より姉さんのほうがいいって…」
「姉さん……続けて…彼女より…姉さんのほうが…。」
「偉いわね。ご褒美よ。」
「うあああぁあぁぁぁぁ!」
頭が焼ききれるような快楽とともに、信じられないくらい大量の精液が道場を汚した。
僕は彼女を裏切り姉に…屈服した。


654 名前:師弟愛  ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/18(金) 18:00:24 ID:lvCpKlRC
「次は貴方が私を気持ちよくして…。」
縛めはとかれても僕は人形のように姉の言葉に頷く。もう抵抗することもできない…。
姉と唇をあわせ、舌を重ね合わせる。姉の端正な顔は熱く火照っており、僕の劣情を
さらに燃え上がらせる。
姉の秘所は既に蜜で溢れていて指で触れると糸を引いた。既に受け入れる
体勢ができている。
「いいよ…。私を犯しなさい。あの女を忘れるまで…」

僕は姉に襲い掛かった。
「…っいたっ………」
膜を破る感覚がわかる。だけど、僕は一切の容赦もなく激しく突き続ける。
敵わない姉、常に上であり続ける姉が今組み伏せられて犯されていると
思うと歪んだ優越感を感じ、それがさらに激しく腰を動かせる。
「…っくうう………ぁ……」
姉の艶かしい声、痛さと快感が混ざった響き…
そして淫らな濡れた腰を打ちつける音だけが静寂の道場に響く。
「……中で……」
「…姉さん…姉さん!」
最後に奥に突き入れ、同時に姉さんの中が僕を締め上げる。僕は分身を放った。
「…っ……ぁぁぁぁぁっ!」

達しても僕は全然、終わりを感じなかった。
「姉さん、まだ彼女を…忘れられない…。今度は後ろから…。」
「忘れるまで…好きになさい。そして、今日からは姉さんを愛するのよ…。貴方は私のもの。」
道場に再び淫らな音が響き始めた。

姉は上の存在。決して僕は勝てない。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年11月01日 13:06
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。