上琴VS絹旗
・映画館にて
*上条さんと美琴はデート中に映画館で絹旗に会いました
絹旗「その映画を見るんですか?」
上条「そうだけど……面白くないのか?」
絹旗「え、いやそういうわけじゃ……」
上条「そうだ!絹旗って映画に詳しかったよな?何かオススメとかあるのか?」
絹旗「超オススメ……ですか…えーと…」
絹旗「(って言っても私B級以下の映画しか超知らないんですけどね。)」
絹旗「(ここは正直に超わからないって―――)」
上条「俺としてはジャンルはアクションかコメディがいいんだけど……美琴はどうだ?」
美琴「私?私は当麻と映画が見れるならなんでもいいわよ?」
絹旗「(超言えない雰囲気じゃないですか……)」
美琴「で、でも強いて言うなら私と当麻の関係みたいな恋愛ものがいいかも……///」ゴニョゴニョ
絹旗「(……なんだか若干超イラっときましたね…)」
絹旗「(ここは適当に超怖いって噂の映画を紹介しておきましょう。……私は見たことないですけど。)」
絹旗「じゃああの『第4次宇宙対戦―第3の手の陰謀―』なんてどうですか?」
上条「ん……(あれ?なんかすっごい親近感が……)」
上条「へー面白そうだな、恋愛要素もあるみたいだしあれにしとくかな……いいか?美琴?」
美琴「うん!当麻がそれにするって言うならいいに決まってるじゃない!」
絹旗「あ…行っちゃいましたね……まあ超大丈夫でしょう。」
~2時間後~
絹旗「ふぅ……今の映画は超ハズレでしたね…」
絹旗「もう1本観たいところですがもうすぐ麦野との約束の時間ですしそろ「絹旗!」そろ行きますか……」
上条「なんだあの映画は……」
絹旗「(あ~……ひょっとして超怒らせましたか……?)」
上条「すっごくよかったじゃないか!」
絹旗「え?」
美琴「教えてくれてありがとね!」
絹旗「あ、ええ……」
絹旗「(あの映画ってそんなによかったんですか……まさか噂は超ガセで怖くなかったとか?)」
上条「いや~結構怖かったよ、美琴なんかずっと俺に抱きついてたしな。」
美琴「ちょ!言わないでよ!(まあ抱きつけたのは嬉しかったけどさ……)///」
上条「あはは、ごめんごめん。」
美琴「でもヒロインが主人公を想って別の惑星まで手助けに行くっていうのがよかったわよね。」
上条「なんだか俺たちのことみたいだったな!美琴も俺のこと想ってロシアまで来てくれたしな。」
美琴「う、うん……あの映画のヒロインみたいに私も当麻のためだったらなんでもできるからね//////」
上条「お、おう…(やべ…超かわいい…)///」
上条「じゃ、俺たちはもう行くから。またな!」
絹旗「……」
絹旗「何か超負けた気がしますね……気晴らしにもう1本見てきましょう……」
WINNER:上琴