とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part07

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特別編 舞台裏


エピローグ 公園にて
美琴「アンタのことが好きだって言ってんのよ!これ以上言わせんな!鈍感馬鹿!!」
上条「御坂―――」

『ハイ!オッケーです』

全員「お疲れ様でしたー」

上条「お疲れ美琴」
美琴「お疲れ様当麻!」

上条「あー終わったー」
美琴「まだおまけがあるみたいよ?」

上条「そうなのか?」
美琴「私達の出番はこれで終わりみたいだけど」
上条「それじゃ片付けたら飯でも行くかー」
美琴「うん!」


上条「それにしても、いきなりドラマの撮影だもんなー」
美琴「びっくりしたわよね」
上条「ああ、ものすごく疲れた」

上条「それで、おまけって何をするんだ?」
美琴「今回の作品の舞台裏を見せるのね」
上条「話にオチをつけられなかったから、おまけで誤魔化そうとする作者の安易な考えだな」

美琴「えっとメモによると『作品のイメージを壊したく無い人はおまけは飛ばしてください』だって」
上条「シリアスの舞台裏を見せるだけで作品のイメージって壊れるものなのか?」
美琴「さあ?楽屋ネタってことじゃない?」

上条「うーん、上条さんはとてつもなく嫌な予感しかしないんですが・・・・」
美琴「私も嫌な予感しかしないわ」


上条「悩んでても仕方ないし、おまけの間に片付けやっとくか」
美琴「そうね、さっさと終わらせてご飯食べに行きましょ♪」


上条「もう一度念を押すが、戻るなら今のうちだぞ?」
美琴「誰に言ってんの?」





おまけ1 出られなかった人の悲しみ

ゲーセンにて
黄泉川「もうすぐ完全下校時刻じゃん」

美琴・佐天・初春「はーい」


黄泉川「え?私のセリフこれだけじゃん?」
黄泉川「しかも名前の無いアンチスキルの役じゃん」

一方通行「ハッ、モブキャラにはそれがお似合いだっての」
黄泉川「そう言うお前は出番すら貰えなかったじゃんよ」

打ち止め「撮影現場まで来たら出番貰えるかもって思ったのに
     意味が無かったねってミサカはミサカは残念がってみる」
一方通行「何言ってンだこのクソガキ」

打ち止め「ドラマ撮影って聞いて二人で演技の練習してたのにねってミサカはミサカは練習風景を思い出してみたり!」
一方通行「あァ?別に練習なンてしてねェし、本を声に出して読ンでただけだし」

打ち止め「セリフが貰えた黄泉川が羨ましいねってミサカはミサカは黄泉川に羨望の眼差しをおくってみたり!」
一方通行「べ・・・・別に羨ましくなンてねェし」
打ち止め「ハイハイ、そういうことにしといてあげるってミサカはミサカは暖かい目で見守ってみる」




おまけ2 白井黒子の性癖

常盤台学生寮208号室にて
白井「ただいま帰りましたの、ってお姉様はまだお戻りになられてませんのね」
美琴「あっ!黒子!」
白井「はて・・・?今お姉様の声が聞こえたような?」
美琴「黒子!私はここよ!」
白井「お姉様を思う気持ちが強すぎて、ついにお姉様の幻聴まで聞こえるようになるなんて」
美琴「何言ってるのよ黒子!」

白井「おおおっお姉様!?いいいいいっいったいどどどどうなされたんですの?そんなお姿になってしまって・・・・・・」
美琴「・・・・・・・分からないわ、鏡を見ていたら急に小さくなって」

白井「小さいお姉様ああああ、ハァハァ、ああ持って帰りたいですの~」頬スリスリ
美琴「ちょっと黒子」
白井「ああぁあぁええわ~、小さいお姉様可愛すぎますの~」
美琴「やめなさいって!」ビリビリ

その後、真っ黒子となった白井が復活するまで撮影はストップした。



おまけ3 がんばれ上条さん

部屋の前で

テイク4
上条「白井か?珍しいな、どうしたんだ?」
白井「こんにちはですの、実はあなたにお願いがあって参りましたの」
上条「俺に?いったい何の用だ?」
美琴「アンタの右手に用があってきたのよ」
上条「えええっ!?どうしたんだ御坂?何でそんなに小さくなってんだ!?」

『ストップでーす』

美琴「ちょっと・・・・、アンタの次のセリフは『御坂の声?どこにいるんだ?』でしょ?」
白井「いつになったら上条さんはセリフを覚えるのですか?」
上条「悪い・・・・次は必ず」


テイク5
美琴「アンタの右手に用があってきたのよ」
上条「美琴の声?どこにいるんだ?」
美琴「名前で呼んでくれるのは嬉しいけどさ・・・・」
上条「あ・・・」


テイク9
上条「御坂の声?どこにいるんだ?」
美琴「ここよ!」
上条「御坂の人形か?よくしゃべるなー」
美琴「人形じゃないわよ!」
上条「しゃべるのかこの人形!」
美琴「しゃべることはさっき確認したじゃない」
上条「NGだったんですね・・・・」

☆ ☆ ☆ ☆

テイク18
上条「白井か?珍しいな、どうしたんだ?」
白井「こんにちはですの、実はあなたにお願いがあって参りましたの」
上条「俺に?いったい何の用だ?」
美琴「アンタの右手に用があってきたのよ」
上条「御坂の声?どこにいるんだ?」
美琴「ここよ!」
上条「御坂の人形か?よく出来てるなー」
美琴「人形じゃないわよ!」
上条「しゃべるのかこの人形!」
美琴「だから違うって言ってんでしょうがっ!!」
上条「えええっ!?どうしたんだ御坂?何でそんなに小さくなってんだ!?」
美琴「んなこと、わかんないわよ!」
上条「・・・・・・・とりあえず家の中に入れよ」
(やっと言えた~)
と、上条は感動の涙を流す。

美琴「アンタなんで泣いてんのよ?」
上条「あ゛」

白井「NGですの・・・・」



おまけ4 命短し恋せよ乙女

巡回の時に
寮監「白井、御坂の姿が見えないがどうしたんだ?」
白井「お姉様は先に布団に入って寝ていますの」

美琴「Zzz」
白井「お姉様?」
美琴「Zzz・・・・・とうまぁ」ムニャムニャ
寮監「私の唯一の出番のときにNGとは・・・・、覚悟は出来ているんだろうな?」
白井「ちょっと待ってください寮監! NGを出したのは寝てしまったお姉様で・・・・・」
寮監「連帯責任だ」

白井「お姉様早く起きてくだs」
ゴキッ

美琴「ん~黒子?どうしt」
ゴキッ




おまけ5 白井黒子の性癖2

露店にて
白井「そうですか、捜査にご協力ありがとうございますの」
店主「礼を言うなら何か買ってってよお嬢さん」
白井「残念ですが、わたくしの趣味に合うような・・・・・ん?」
《超絶媚薬》と書かれたビンが目に入る
白井「こここおkっこれは、コレの効果を教えてくださいですの!」
店主「え?いや台本と違うんですが・・・・・」
白井「で・す・か・ら! この薬の効果を教えろと言ってるですの!」
店主「あひー?」

美琴「その薬を誰に使おうとしてるのかしら?」
白井「それはもちろんお姉様に・・・・ってお姉様? なぜここに? 今日の撮り分はもうお済ませになったはずでは?」

その後、やっぱり真っ黒子になった白井が復活するまで、撮影はストップした・・・・




おまけ6 がんばれ上条さん2

小萌先生との電話
上条「上条です」
小萌『上条ちゃんですかー、今日補習があること忘れてないですよね?』
上条「小萌先生ですか・・・・今日はちょっと簡便して欲しいんだけど」
小萌『ダメですー、上条ちゃんはバカだからたくs』ピーピーピー
上条「あ、電池切れだ・・・・」

土御門「カミやんー」
青髪「小萌センセーを泣かせるんやないでー」
上条「土御門に青髪?なんでお前らがここに?」
青髪「小萌センセーの電話を一方的に切りおってからに! 許さへんで!!」

小萌「上条ちゃん・・・・・・」ウルウル
上条「これは携帯の電池が切れてですね・・・・」

土御門・青髪「「言い訳無用!正義の鉄槌を受けろ!!」」
上条「だぁー不幸だぁー」


白井「電話シーンだけで4回もNGを出していたら、電池が無くなって当然ですの」
美琴「電気は大切にね!」




おまけ7 やっぱり上条さん

美琴捜索途中
上条(前にも御坂を捜して街中走り回ったことがあったよな・・・・)
上条(もしかして!)ダッ

上条「うわっ!?」ズサー
上条は走り出そうとしたが盛大に転んでしまう。

白井「か、上条さん?」ククク・・・
インデックス「と、とうま?」プププ・・・
二人は必死に笑いをこらえて演技を続けている。


上条「み・・・・御坂!待ってろ! すぐ行くぞ!!」

何事も無かったかのように起き上がり、そして走り出す。


インデックス「さすがに無理があるんだよ」
白井「やっぱりNGですの・・・・・・」







おまけ8 そして二人は・・・

上条「ふう~、ようやく片付け終わったな」
美琴「そうね・・・・」


上条「今回の撮影いろいろあったよな~」
美琴「本当ね、みんな最初は緊張してセリフも棒読みとかあったしさ」
上条「まあ上条さんの素敵演技力の前ではアカデミー賞も夢じゃありませんが」
美琴「あれだけNG出しておいてよく言うわ!」
上条「悪い・・・・、なかなか台本覚えられなくってさ」
美琴「私のセリフは全部辛いのばっかりなんだから! NGで何回も同じこと言わせないでよねっ!」
上条「ごめん・・・・・・」

美琴「私を泣かせた責任、取ってもらうわよ?」
上条「演技じゃなかったんですか?」
美琴「最後まで涙は流すなって言われてたんだけどね、当麻のことを想って演技してたら自然に出てきちゃったの・・・・・・」
上条「そうか・・・・・・、責任取るからさ、これからドラマの続きを二人で作らないか?」
美琴「当麻・・・・・」


白井「続きは帰ってからやって欲しいのですの!」

インデックス「それじゃ私が帰るところがなくなるかも!」












一方通行「俺の出番はないンですかァ?」


学園都市のバカップル 特別編 & とある乙女の小さな願い 舞台裏







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