広域次元犯罪者。極めて優秀な魔導師で、大量虐殺に誘拐、生体改造・実験など、数々の容疑で指名手配されている(魔理沙曰く、「見ているだけで虫酸が走り、吐き気がしてくる」)。

年齢は40代前後。長い銀髪に喪服のような出で立ち。それなりに整った顔立ちというのは恭文の談。B世界団の高名な貴族の家系の出自。
恭文と同じく「瞬間詠唱・処理能力」を保持し、恭文とは対照的に高い魔力資質を保有していることから、同じ能力持ちである彼を「粗悪品」と忌み嫌い、付け狙う。シャナからは「お父様」と呼ばれ、恐れられている。
また、自身に生体改造を施しており、無くなった手が生えるなど異常な程の再生能力を持つ。この再生能力は自身が息絶えても働いていたことから、遺体は焼却処分された。
能力も去る事ながら、性格的にも極めて危険な人物で、妖夢にも「捕縛は無理」と言わしめ、恭文に「絶対に取り逃がしてはいけない」と思わせるほど。
それなりの美学があるらしく、バカバカしくも想いを貫く幻想少女と幻想少女の理念には、一応敬意を払っているらしい。が、その理由は「そんな方々を踏みつけるのが楽しいから」。

その賞金額はかなり高額だそうだが、それを受け取った恭文は「局に嫌がらせがしたくなった」という理由から、ヒロリス経由でクロスフォード財団が管理している基金に全額寄付した。
額が額なだけに引き渡しにも渋られ、ヒロリスの両親からも何度も確認されたらしい。
拍手571にて天然疑惑浮上。

イメージC,Vは速水奨さん。




以下、ネタバレ注意





ニヒリズムに雇われる形で登場。
中央本部ビルに突如現れ、恭文を襲撃。やや苦戦する形で戦闘を進め、サリエルの横入りが入る形で初戦は終了する。
邂逅を果たしたシトラスとシードレスの下へ現れ、2人を殺害。その後、恭文への人質として霊夢を浚おうとするも、恭文に追いつかれ交戦。最期はスターライドブレードによって跡形もなく消し飛んだ。

以降は直接登場はせず、彼と戦い撃破したと語られている。
クロノが追っていた犯罪者だったが、同じ能力持ちであった恭文が出張るハメになり、排除している。

その後、地下水道にて現れる。
霊夢を捕らえるべく現れ、FW陣を圧倒する。最終的に覚悟を決めた恭文により、その場の全員を振り切り、排除される。
なお、この戦闘がきっかけで一時レジスタンスとの溝が出来る結果となった。

その後、恭文の中の記憶が再生される形で、オーギュスト・クロエ共々闇の欠片として復活を果たす。
再生直後は事態を飲み込めていなかったものの、紅魔館勢を返り討ちにする力を見せた。
その後、自身と同じく闇の欠片と再生された者達を排除していく内に、自分が恭文に殺された事、自分が過去にいる事を認識する。

命の瞬(またたき)や輝き、燃え上がる瞬間に強い興味を抱き、自分なりの矜持の上で戦う。

恭文に対しても『自分が全力を出せる相手』として注目しており、対等の勝負を望むというこれまでとは違う側面を見せるようになっている。

恭文との東京中心部を舞台にした全力勝負に置いては、自分とここまで向き合ってくれた恭文に感謝もしており、友として共に歩く姿すら想像していた。

が……自らの行いに対してなんの制裁も、なんの痛みも伴わない上での幻想は美しくないとし、最後の最後まで全力で戦い抜き、撃破される。

最後は心ゆくまで全力を出せたことと、恭文の『お前の代わりならいないよ。いるはずがない』という言葉に感謝し、消滅する。

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最終更新:2023年04月04日 01:25