ダーレン・アロノフスキー監督作品。わずか6万ドルの低予算で制作されながら、大ヒットを納めた作品。 北川原さん設計の渋谷シネマライズに見に行った。21:20〜のレイトショーだというのに、立ち見まで出る勢いだった。 先週キューブリック遺作の「アイズワイドシャット」を先行オールナイトで見にいったときは、30人程度だったが。
オープニングはテクノサウンドにのった激しい数字のカットが続き、久々に期待感がまった。けれども見終わった感じでは、ただパラノイアの苦悩が、永遠と続くだけだったような、、。 映像と音楽の連続観は、確かに迫力があり斬新だったが、苦悩を描くには少し物足りない。 キューブリックの、追いつめられて行くさまを描く迫力へは、到底及んでいないといった感じだ。
実は、このページタイトルのPersonalNoteは「π」の主人公が、独白的セリフを言うときに、いつもPersonalNote(個人ノート)”と言っているのを見て、「っあ、こんな感じ?」と思って使いました。
99.07.31/k.m
カテゴリー-映画
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