ネームレス 基本戦術

長所

  • 遠C、6+Aを軸にした横押しと、早蕨を加えた固めが非常に強力。
  • ジャンプが早く低いため、すかし下段を通し易く、かつJA・JCが多段技で早出し上等なのも心強い。
    • 近Dが早めの中段なので、崩しも上々。
  • 守りに関しても宵月・灼鳳の無敵技に加えて、飛び道具を潰せる絶影があり、オールマイティに対応可能。
  • メイン牽制の遠Cと6+Aは発生がやや遅いので牽制合戦では振り負けするが、素早いバクステで距離調整能力が高いので、苦手な間合いは拒否し易い。
  • ゲージが無いと大きなダメージを取り辛く、灼鳳・絶影使用不可で守りも弱まってしまうため、大将向けのキャラと言えるだろう。
    • (63214)×2→3+AorCやBorDで灼鳳・絶影が出せるため、隙あらば(63214)×2を仕込んでおきたい。当然ジャンプや飛び道具が見えたら3+AorCやBorDで迎撃しよう。

立ち回りの基本は上記として、常に意識しておくべきは発動コンボのチャンスである。
差し込み前A、飛び込み、歩き小足などの崩しや、キャラによっては見切りにくい小JAや2B、対空3+D、などと狙える機会が非常に多く、
また高威力かつゲージ効率もいいため、コンボチャンスを逃さずしっかり決めれることが勝利につながる。
相手からしてもワンチャンスからごっそり持っていかれるプレッシャーがある。うまくゲージを残して常にプレッシャーをかけていこう。

弱点

ネームレスは自分でゲージをためる能力がかなり低いキャラであり、ゲージを潤沢に使ってしまうとゲージ不足に陥りやすい。
  • ゲージをコンボにまわす場合は灼鳳や絶影、各種GCの利用は計画的に行う必要がある。(特に相手にリードをとられている場合は。
頼れる弱宵月や各種通常技を軸に、ゲージ消費を抑えた立ち回りを考えていく必要があるだろう。
逆にゲージを使う行動で大幅に有利な状況がとれたり、試合が決めれる場合では無理にコンボにこだわる必要もなく、ゲージを楯に立ち回っていこう。
ネームレスが出てきた段階で、ゲージの運用をどうするかはある程度決めておくと迷わずにすむだろう。
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遠距離

飛び道具持ちのキャラ相手には絶影を仕込みつつ様子見
遠距離からの攻撃手段を持たないキャラ相手には早蕨でゲージを貯めつつ上に注意を払って対空も仕込む
この間合いでダメージをとることはあまり考えずに様子を伺いながら距離を詰めて行くのがいいだろう。
  • 拡散型抜手刀奥義・絶影
    • 画面端に逃げ飛び道具で牽制してくる相手等に効果的。割り込みや削りにも使える。
  • 回転型突貫奥義・螺旋
    • 割り込みやトドメの削りに。GC前回転には注意が必要。

中距離牽制

6+Aをメインに、
  • カバーする範囲の広いノーマルJC早だし、
  • リーチの長く振りのコンパクトな屈C、
  • 打点の高い遠C、
  • 判定の非常に強いC+D、JC+D
を加えていくことになる。
前Aは射程が長くジャンプ防止になり、かつしゃがみにも対応可能なのがありがたいが、動作が若干重く、先にとばれたらコンボや垂直ジャンプに弱いといったリスクがあるので、気軽に振り回すことは避け、ピンポイントで狙って活きたい。
しかし、ヒット確認から発動コンボに繋げるので攻防一体のカードなのでうまく使っていきたくもある。
逆に気軽にガードさせにいける牽制がないので、対空などの迎撃準備は怠らないようにしよう。

遠Cは判定は並だが持続が長く、6+Aは遠Cより射程が長い反面判定が弱い。遠い間合いは奇襲も兼ねて6+Aといった感じで使い分けよう。
どちらも発生が早いワケではないので、相手の弱牽制には潰されがち。そうした距離では判定に優れる遠A、姿勢の低い屈Cを撒いて、相手の牽制を潰しながら攻めていきたい。
持続の長い置き技を多用する相手には、弱宵月で直接迎撃したり、差込で6+Aを狙っていくのも有効である。

接近手段

6+Aや天霧での奇襲が主体となる。(63214)×2を仕込んでカクカク動いて灼鳳をチラ付かせつつ、先述の奇襲を生かしていきたい。
尚、強天霧は相手ののけぞりが長いため、ノーキャンセルで灼鳳や近Cが繋がる。距離によって灼鳳は外れてしまうため、連続技にも移行出来る近C繋ぎが主となるか。
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飛び込み

JC、JAがメインとなる。
  • JCは下判定に加えて横にも多少判定があり、持続が長いため、高いジャンプから早だしで安定被せとなり得る。
  • JAは横判定が非常に薄いが、下判定への判定がガチで、ガードしてる相手に小ジャンプからかぶせられれば崩しに使える。
どちら(とくにJA)も空対空は信頼できないため、他技で相手を地上に張り付けてから被せていきたい。

空対空

JC+Dがメインとなる。
発生勝ちしたい場合は持続のある小JB早だし、ノーマルJC早だし、逃げたいときは逃げJDも有効。
JC+DとJBの空対空、遠Cや6+Aのけん制、弱宵月の対空で相手の飛びを抑止しつの飛びを意識すれば、早出しを生かし易い。

守り

無敵技の宵月がとかく優秀。無敵とリーチが非常に長く対空、割り込みとなんにでも使っていける。
アッパー的な通常技がないので、近距離で見てから気軽に対空が取れない。
飛び込みにくいようにうまくジャンプ防止や対空を意識していこう。
大変バクステが優秀なため、対空のとりやすい間合いをキープすることも大事である。
またリターンのある灼鳳、飛び道具潰しの絶影もあり、守りは優秀な部類。
(63214)×2仕込みでカクカク動いて灼鳳・絶影をチラ付かせ、相手の行動を抑止出来る。

攻め

6+A、屈Cで相手を牽制しつつ、早出しJ攻撃を被せるのが主な攻め方。
飛び・すかし下段どちらからも発動絡みで大ダメージ可能で、かつ強制ダウンから何でも判定の螺旋で追撃可能。
早出しJA・JCとすかし下段、すかし投げをメインとしつつ、JBめくりと近D中段を交えていこう。
JBめくりはネームレスのJ軌道の都合上、ノーマル・大Jからでないと使えないため、如何に各種牽制で相手を固めるかが重要になる。
振りが早くキャンセル可能な屈Aは固めに重宝する。刻んでヒット確認しつつキャンセル6+A、そこからの発動コンボも可能なので、上手く振っていきたい。固め連係には早蕨も有効だが、あまり多用するとジャンプが噛み合ってしまうため、しっかりと遠C・6+Aでジャンプ防止しながら混ぜていこう。

崩しとしては小JAが非常に優秀。相手の座高が高いほど見えにくくなるので、下段と対にしたり、崩しを拒否する相手に暴れつぶしや差込でダメージをとったりとうまく組み立てていこう。

反撃

発生が早くリーチのある屈C、前Aが優秀。前Aはしっかりヒット確認から発動コンボにいくことで相手にプレッシャーをかけていける。
確定反撃の場合、近Cはやや発生が遅いので見極めて屈Aなどから反撃することも大事である。
GCC+Dガードは屈Cや6+Aが確定する。

対空としては弱宵月が大変優秀。ひきつけ過ぎるとガードされてしまうので、無敵を信じてある程度早めにうっていこう。
弱宵月は上にリーチが足りない場合があるので、すかそうと頭上に高めに飛んできた場合、もしくは単純に対空でダメージがとりたい場合は灼鳳で落とそう。
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その他

MAX2は連続技にならない上に、隙も甚大で、多用出来る性能ではない。
しかし、削り量が尋常でないため、相手がノーゲージであれば、起き上がりに重ねて削り殺しを狙える。

注意点

天霧からの追撃を狙う場合、灼鳳は距離によって繋がらないため、ヒット確認に加えて距離確認が必要になる。
宵月、灼鳳ともに発生は早くないため、詐欺飛びに引っかかり易い。反応が遅れた場合は、素直にガードも意識しよう。
軽く長い牽制に欠けるため、相手の弱牽制が機能する距離はバクステで拒否したい。

総括

遠C、6+Aで相手の行動を抑止しながら、早出し被せを狙うのが主な戦術となる。
どちらも発生は早くないので、相手の弱牽制が機能する距離はバクステ逃げや遠Aで牽制潰しを狙っていこう。
一旦被せてしまえば二度飛びから早出しorすかし下段、めくりJBを狙える。
どれもヒット確認から発動コンボで大ダメージ可能なので、弱宵月強宵月ループから灼鳳の発動コンボは是非安定させておきたい。
中段近Dは発動コンボこそ無いが、強制ダウンから何でも判定の螺旋で追撃可能なので、ゲージは多ければ多い程良い。常にゲージ状況を意識したい。
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順番考察

  • 先鋒
    • ゲージ回収率があまり良くなく、ノーゲージ時のコンボが安い為、先鋒向きのキャラとは言い難い。

  • 中堅
    • ネームレスはゲージ放出タイプの為、大将キャラがゲージをあまり必要としないor自給自足の出来るキャラならば中堅も有りだろう。
      また、ゲージを持ったネームレスと言う事で相手に威圧感を与える事が出来るので、そこを突いて戦って行く事も可能だ。
      ゲージ放出タイプを中堅におくとゲージ管理がとても難しいのでプレイヤーのセンスが出る順番だと思われる。

  • 大将
    • 始動技にもよるが、1ゲージ約3割、2ゲージ7割、3ゲージ8割、4ゲージ即死と始動技の決めやすさ、難易度を考慮すると申し分ない火力だ。
      02UMを代表するゲージ放出タイプのキャラなので大将が適任だろう。相手の残り体力などと相談して状況に応じて的確なコンボを決めよう。

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最終更新:2016年09月16日 22:00