2008/07/29 環境モデル都市に認定証=「世界が見習うように」と福田首相【時事通信】


 福田康夫首相は29日、地球温暖化対策で先駆的な取り組みを行う「環境モデル都市」に認定された6市町の首長を首相官邸に招き、ヒノキの間伐材で作られた認定証のプレートを授与した。
 モデル都市は、北海道帯広市、同下川町、富山市、横浜市、北九州市、熊本県水俣市。首相は「日本の省エネ技術は非常に進んでいるが、それを駆使したモデル都市はない。皆さんが先頭に立って、世界が見習ってくれるようになってほしい」とあいさつした。(2008/07/29-16:32)

208/07/26水俣の産廃処分場計画:中止受け、市民会議が報告集会 /熊本【毎日】


 水俣市内の産業廃棄物処分場建設計画に反対してきた「産廃阻止!水俣市民会議」(会長、宮本勝彬市長)は24日、業者の計画中止を報告する市民集会を市文化会館で開いた。

 「市民の力が水俣を守りました」と書かれた横断幕が掲げられたステージ上で、宮本市長が約300人の参加者を前に「(予定地の活用法など)残された課題はあるが、力を合わせれば乗り越えられる。環境と経済が両立するまちづくりへ皆さんと頑張っていきたい」と語りかけた。

 会員らも壇上に立ち「改めて資源循環型のまちづくりを目指そう」と訴えた。

 建設を計画していたIWD東亜熊本(水俣市)は6月26日、県に中止を伝えた。【西貴晴】

毎日新聞 2008年7月26日 地方版


2008/07/25 産廃処分場 建設阻止 「市民の力で勝ち取った」 水俣 市民会議が報告集会【西日本】


 業者の撤退が決まった水俣市の産業廃棄物最終処分場建設問題で反対運動を進めてきた「産廃阻止!水俣市民会議」(会長・宮本勝彬市長)は24日、同市牧ノ内の市文化会館で報告集会を開き、市民など約300人が建設阻止を喜び合った。

 集会では、市産業廃棄物対策室が産廃計画の中止とその経緯について報告。運動の先頭に立った宮本市長は「この勝利は市民の力で勝ち取ったもの。水俣を愛し、誇りに思う一人一人の力が結集された」と述べた。婦人会など6団体が「やればできる」「自分のまちは自分たちで守れるという勇気を持てた」などと意見発表した。

 市民会議には、計画に反対して結成した市民団体のほか市議会や商工会議所、水俣病被害者団体など、最終的に56団体が加盟した。

 今後は、建設が予定されていた用地をどう活用するかが課題となる。宮本市長は8月初旬、用地を所有する業者の親会社「東亜道路工業」(東京)と交渉する予定で、用地を市に寄付するよう要望する方針だ。

=2008/07/25付 西日本新聞朝刊=


2008/07/09 水俣の産廃処分場計画:計画中止 市民の会、近く報告集会予定 /熊本【毎日】


 水俣市への産業廃棄物処分場建設に反対してきた「産廃阻止!水俣市民会議」(会長・宮本勝彬市長)は7日、市役所で理事会を開き、業者の計画中止発表を受けて、市民に経緯などを説明する報告集会を開くことを決めた。

 集会は24日午後6時から市文化会館で開く予定。一方、予定地周辺の風向・風速調査は市民会議が、希少猛きん類のクマタカの生息調査は市が中心となり、来年3月まで続ける。今月22~28日には、市内の「もやい館」で、これまで予定地周辺で撮影したクマタカなどの写真展を開くことも決めた。

 市は、予定地の大半を所有する東亜道路工業(東京都)から土地買い取り要請があった場合、検討委員会を設けて検討する方針。宮本市長は「完全解決にはまだ厳しい問題も残っているが、協力して最善を尽くしたい」と述べた。【西貴晴】

毎日新聞 2008年7月9日 地方版



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最終更新:2008年08月15日 16:49