洛北高校附属中学校

京都府立洛北高校附属中学校


概要

  1870年創立の京都一中を前身とする、我が国を代表する名門校です。アカデミックな校風で知られ、卒業生にはノーベル賞受賞者の湯川秀樹や朝永振一郎を輩出しています。左翼政権による総合選抜実施などにより、京都府立高校全体が大幅な低迷を余儀なくされていましたが、2004年に中高一貫校化し附属中学校を設置。2010年に一期生が卒業し、中高一貫生から京大に現役で11名、超難関の京都大医学部にも現役合格者を輩出。その他旧帝大や医学部にも多くの現役合格者を出し、一貫生の難関大現役進学率は京都府内でトップクラスに躍進しました。「府立」であることを活かして、私立中学校には財政上不可能な、国語・数学・英語・理科・社会の主要全教科での少人数授業を実現。主要5教科は中学2年生までに中学内容を全て終わらせ、中学3年生からは高校1年生の内容に入る先取り型カリキュラムです。文科省からスーパーサイエンスハイスクールに指定されていることから理数教科は特に充実しており、独自科目の「洛北サイエンス」では、大学と提携して最先端の科学技術を学びます。中学3年次には、全員がオーストラリアへ語学研修に行きます。補習や講習も充実しており、土曜日、夏休み、冬休み等の補習授業のほか、宿泊研修による集中学習会などを実施。「予備校いらず」の学校であり、多くの生徒が塾通いなしで難関大に現役合格しています。 


○偏差値 60   ○募集人数 80名   ○高校募集 あり


<公立中高一貫校専門家の視点>

■中高一貫生の難関国立大現役合格率はいきなり府内でトップクラスに

驚異的な復活と言っても過言ではない。2010年の一貫生の進学実績は、多くの受験関係者を良い意味で驚かせることになった。少数精鋭で丁寧に育てられた一貫生は、京都大医学部をはじめとする超難関大に次々と現役合格していった。洛北教育のたまものといって良いだろう。来年度からは、トップクラスの私立中学の合格辞退組もかなり増え、入試の難化は必至だ。


■洛北高校附属中学校リンク集

洛北高校附属中学校公式サイト

最終更新:2010年11月17日 09:41