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//修正依頼に依頼が来ています。 //加筆する方は修正をお願いします。 //未プレイだから「文章としての修正」に留める。 *ドラベース ドラマチック・スタジアム 【どらべーす どらまちっくすたじあむ】 |ジャンル|超野球|&Amazon(B000YRR8MM)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| |開発元|バンダイナムコゲームス(ファミスタチーム)&br()コスモマークオンライン|~| |発売日|2007年12月20日|~| |定価|5,040円(税込)|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|''全てにおいて手抜き''&br()ストーリーモードなし&brドラーズ以外使用禁止&br酷い出来のグラフィックとBGM&br野球ゲームではなく''ドラベースごっこゲー''|~| |>|>|CENTER:''[[ドラえもんゲームリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/876.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 月刊コロコロコミックで2000年~2011年に連載されていたドラえもんの設定を用いた人気野球漫画『ドラベース ドラえもん超野球外伝』のゲーム化。本作は韓国、台湾、シンガポールなどといった海外でも人気の破天荒なSFスポ根漫画であり、一度もアニメ化されたことがないということも相まって、原作ファンの子供たちは大きく期待していた。しかし発売されたソレは野球ゲームではなく、''超''(低クオリティな)''野球''(からほど遠い)ゲームであった。 **特徴 -他の野球ゲームとの違いは、原作同様「ひみつ道具」を試合中に使用できること。 --例を挙げると、「タケコプター」はホームランをアウトにしてしまうことが可能。 --攻撃時及び守備時にしか使用できない道具もあれは、両方で使えることもできる道具もある。ただ道具は原作同様3つまでしか使用できない。 --しかし使える道具は原作よりも少ない。まあさすがにこればかりはしょうがないのだが。 -「必殺打法」と「必殺投法」 --試合中にタッチペンで線をなぞると特定の選手のみ使用することが出来る。 --打法は3回、投球は5回の使用制限がある。投球はストライクを取るだけの効果しかないのでいざと言うときに使用することが大事になる。 --なおこれを使うと力の入った静止画が写される。見る価値はあり。 --どちらかを使用された場合には止める方法は同じく必殺技を使うしかない。しかしこの仕様には問題がある(後述)。 -「カップトーナメント」 --本作はストーリーモードが無い代わりにこのモードがある。ようは様々なチームにトーナメント方式で勝っていくモード。「グリーンカップ」など6つのカップがある。 --決勝には原作の強敵が構えており、勝つとチームからライバルキャラを引き抜ける。 **問題点 -長期連載されている原作付きのキャラゲーにも関わらず''ストーリーモードはなし''。本当に、対戦しかできない。''なんなんだこのゲーム。'' -キャラゲーであるのにも関わらず、''使えるチームは江戸川ドラーズただ1つ''。 --一応、ボスチームの主要キャラクターと隠しキャラのアカえもんが使える。 ---原作でも山寺ベアーズのポコえもんや、ライバルの荒川ホワイターズのシロえもんが登板したことはあった。…要するに、本作が出来ることは[[次の年に発売された藤子ゲー>プロゴルファー猿]]と同じ''「主人公ごっこ」''であり、野球ではない。 -カップは6つあるが、作中で目立っていたドラ一朗の房総タートルズとレツの江戸川ボローズが何故かモブ扱い。そりゃたしかにキャプテンと投手以外はロクに作画すらされてなかったけどさぁ。 --いくら子供向けとはいえ、ほとんどの人間キャラの外見が''クローンのようにソックリ''で、名前には漢字を使用せず''全てカナ文字''、というのは子供をナメすぎである。[[燃えろ!!プロ野球]]じゃねぇんだから。 //-カップのトーナメントが酷い。しかもこれは作業に近いモードで飽きる。 //--しかもこのカップ、決勝に勝つと全部のカップを制して無くても''スタッフロールが流れる''。 //どう酷いかわからん -グラフィックは''FC並み''とまで言われるほど貧相。 --初報では3Dポリゴンで描かれた主人公のクロえもんが掲載されていたが、その後情報が途絶え久しぶりに情報が出たと思えば何故かこうなっていた。 -ゲーム中の顔グラは&bold(){非公式}ファンサイトの登場人物紹介のもの。&bold(){確実にやる気がない}。 -ドラベースとしてというより、''野球として完全に破綻している''。 --バッターの必殺技がほぼ確実にホームランになる((勿論、原作では必殺打法がセカンドライナーやピッチャーフライなどの凡打になることもある。))。必殺持ちのバッターに必殺打法を使用されるとどうしようもなく、必殺投法持ちの投手でしか対抗できない。((この点は『ドキドキプリティリーグ』(「PS1:1997:エクシング」必殺打法でホームラン、必殺投法でストライク、じゃぁかち合うと…凡打。)と同じシステムである。いや、10年前のネタ持ってこられても。)) --原作では捕手だったキャラに外野をやらせるといきなり肩が良くなったり、一塁手のキャラが捕手をやると肩がよくなるといった意味不明の仕様。 --外野フライによる''犠牲フライが無い''。たしかに原作は草野球(ということになっている)だったが犠牲フライはあった((なお、ここでの「草野球」とはアマチュア野球のことを指しており、実際作中登場する選手のほとんどは本職持ちである。このため「草野球のドーム大会」などという一見奇妙な設定もある。))。 --守備側がボールを取ると足がめちゃくちゃ速くなり、速いランナーが遅いはずの選手にタッチアウトにされる。 --外野が動いていたら''内野もみんな同じ方向に動く''。 -SEが酷い。バットの音などに迫力がほどんどない。投手が球を投げるときには''「ピュ~」とやる気の無いSE''が出る。 --「アウト」「セーフ」「ストライク」などのボイスも''ただの電子音声''であり、熱さもへったくれもありはしない。 ---ここまで読んでくれた方はもはや誰も期待していないとは思うが、作中でキャラのボイスが流れることはない。 -売りの秘密道具もいつでも使えるわけではなく''条件付きで強制発動''。 --すなわち原作の「どんな場面で使うか」の駆け引きが再現できていない。 -必殺投法と必殺打法には実は相性の概念があるのだが''ゲーム中での説明は無い''。全選手にはパワプロシリーズのように特殊能力を持っているのだが、こちらも説明がない。 --これらは後々原作の掲載誌にて説明された……説明書かゲーム中で説明すべきでは? -打つ、投げるをタッチペンで行うのはまだしも、走塁や守備もタッチペンのみで操作性が悪い。 -BGMに関してもただピロピロピロと電子音声を垂れ流しただけで、お世辞にも出来がいいとは言えない。 //パッケージの画像についていたWi-Fi対応のマークが発売直前のパッケージのイメージ画像から消えている //これ最初はwifi対応って書かれてたのか?宣伝詐欺とするならもう少し情報が欲しいんだが **評価点 -一応OP''だけ''は良質。アニメ化されていないドラベースが声無しとはいえアニメになっているところはファンにとっては嬉しい。原作者のむぎわらしんたろうも単行本で「長年の夢が叶いました」とコメントしている。 **総評 システム、グラフィック、BGMなど、どれをとってもクソという「典型的なクソキャラゲー」''「クソの金太郎飴」''である。秘密道具や必殺打法など全く再現できておらず、純粋な野球ゲーとしても駄作としか言いようが無い。~ KOTY候補にこそ上がっていないが、選評が届きさえすれば[[大>ONI零 ~戦国乱世百花繚乱~]][[賞>アパシー ~鳴神学園都市伝説探偵局~]]と張り合えたとも言われている。~ 少なくとも原作再現が出来ていればクソゲーにはならず、ファンにも愛されていたかもしれない。しかし本作は''原作の長所を全て抹消し、代わりに莫大な量の火薬を積み込んだ巨大地雷''であり、踏んでしまったファンはある程度改善された『2』まで長い期間待つことになる。~ この様な出来であるが、人気漫画の初ゲーム化ということもあり、クリスマス商戦なども手伝って発売後には品切れが続発した。最終的には20万本程度を売り上げているが、本作の評価がたたってか続編では半減している。まさに、子供たちの財布を掠め取った最強の''悪夢を呼ぶ黒猫''と言えよう。ここだけは、原作にもあったクロえもんの必殺技・''ブラックホール打ち((バットを高速で回転させて旋風を起こしボールを引き寄せて打つ打法。天翔龍閃の回転バージョンのようなもの。))を完全再現''しているのである。笑えるかっ。 //余談だが続編の初報の際にコロコロ編集部によれば「前作の発売以降、編集部に大量の続編希望のハガキが来た」らしい。バリバリ嘘をついている。 ----
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