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*スーパーピットフォール
【すーぱーぴっとふぉーる】
|ジャンル|アクション|&image(30829388.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068HSK/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ポニー|~|
|開発元|マイクロニクス|~|
|発売日|1986年9月5日|~|
|価格|5500円|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|~|BGCOLOR(khaki):''劣化移植''|~|
|ポイント|劣化マリオ&br()理不尽難易度&br()処理落ち頻発&br()マシンガン土下座|~|
**概要
-Atari2600(海外版Atari2800・国内未発売)で出た洞窟探索アクションゲーム「Pitfall」をFCにアレンジ移植したもの。&br()だが、かの悪名高きマイクロニクスが盛大に劣化させた。
--「Pitfall」はMSXに移植されているが、こちらは忠実な移植である。
-探検家「ハリー」を操作して洞窟を探索する。目的は宝物「ラージダイヤ」を見つけだし、地底人にさらわれた姪の「ロンダ」と猫の「クイッククロー」を救出することである。
**要点
-主人公のグラフィックは髭が目立つ男で、前年に空前のヒットを飛ばした「スーパーマリオブラザーズ」を意識していることがうかがえるが、内容はその足元にも及ばない。
-ハリーは武器として銃を持っており、これで敵を倒しながら進むのだが、弾丸は20発しか入っていない。マップのあちこちにアイテムとして「スペアの銃」があり、それを拾うと20発補充される。
-Bダッシュはできない。
-マリオのような踏みつぶし攻撃はできない。敵に触れると即1ミス。
--ミス時にハリーが体全体を激しく上下させるような謎の挙動をする。通称''「マシンガン土下座」または「ジャンピング土下座」。''
-銃は真正面にしか撃つことができず、しゃがみ撃ちも不可。弾道より低い位置を歩いてくる敵キャラについては、基本的にジャンプで避ける以外の方法がない。
-前述の銃を含め、ほぼ全てのアイテムが隠しアイテムになっており、特定の場所でジャンプして初めて出現する。少しでもジャンプ位置がずれると出現しない。
--唯一の隠しでないアイテムはキラキラ輝く巨大な金塊であるが、これの効果はスコアアップと「マップ上の金塊を全て集めるとエンディングのメッセージが変わる」のみ。ほとんどやりこみ要素に近いが、とにかく死にまくるこのゲームではスコアアップによる残機増加は不可欠なので、集めておくべきである。
--銃だけでなく、ロンダとクイッククローの救出にはそれぞれ特定のアイテムが必須になっているが、やはり隠し。
--ちなみにアイテムの中にはポニーキャニオンの親会社・フジテレビのロゴがある。とると1UP。
-ワープポイントを発見するのも一苦労。
--特定の壁にジャンプして突っ込むとワープ。
--''鳥にぶつかるとワープ。''鳥の中に一羽だけ「ワープ鳥」が混じっておりそれにぶつかるとワープできるのだが、普通の鳥とワープ鳥はグラフィックが全く同じで、動きのパターンが違うだけ。普通の鳥にぶつかると当然1ミス。
--なお、猫を助けるために上記のワープを見つけるのは必須である。
-これらのワープポイントや隠しアイテムを、''2000画面分の広大なダンジョンの中から完全ノーヒントで探し出さねばならない。''攻略本無しでは無理ゲーである。
-死にゲーでもある。
--スタート地点のすぐ先にある梯子を降りると、鳥に当たるか剣山に刺さって即1ミス。
--敵はやたら多い。クモやカエルやカタツムリでも触れれば等しく1ミス。むしろ小さい敵の方が銃が当たらないので脅威。
--天井までを覆い尽くすモアイ像が突っ込んでくる。銃を当てても死なない。
--天井からレンガのかたまりが降ってくる罠がある。
--''ときどき主人公が梯子を踏み外して落下する。説明書にも記載されている仕様である。''
-死にゲーなのに、コンティニューコマンドが裏技。
--「スタート画面でAかBを3連打したのち、セレクトを2連打してからスタートボタンを押す」。当然説明書には載ってない。
-ロンダを救出してもゲームは終わらず、スタート地点まで戻らなければクリアにならない。
--スタート地点にある足場から落下すると、画面がバグってからエンディングとなる。といっても黒い画面に短い英文が書いてあるだけだが。
--エンディング後には2周目がある。が、アイテムの位置を除いて1周目と特に違いはない。
-マイクロニクス移植のお約束、稚拙グラフィック・画面バグ・頻回ロード完備。
--主人公が歩く時、片足を引きずっているようにしか見えない。
--歩く時は足が地面にめり込んでおり、ジャンプ時は頭が天井にめり込む。
--ジャンプの動きがもっさり。
--水流とターザンロープが同時に表示されるとほぼ確実に処理落ちし、主人公がちらつく。
--主人公の色違いのキャラクターが出現するバグあり。
--スタート前に必ず読みこみ発生。ミス時にもロードが発生することがある。
-参考資料としてプレイ動画を挙げておく。プレイヤーの超絶技巧により平然とクリアしているように見えるが、ゲームの理不尽さは伝わるだろう。
#region(参考動画(ニコニコ動画注意))
&nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm1112521)
#endregion
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2610.html]]に移転しました。''