ぼちぼちメモ
ほとんどカルマンが一人で作り上げた世界だと思う。
を状態変数、を出力変数、を入力変数としたときの状態方程式(連立線形微分方程式)が、以下で書ける。
非線形システムを含めた安定性判別方法
有限で設定した時刻で、目標の状態変数に制御できる条件
ある有限の時刻の出力から、初期の状態変数が一意に決定できる条件
工学の本を読むといきなり当たり前に使われている、ピンと来ない人が多いので、その解説
定理:行列式の微分方程式も1変数の微分方程式と同じように解ける(かなりくだけた言い方) の微分方程式の解は、 漸近安定条件は、固有値の実部が負(これについては、話が別)。
証明 まず、 を調べる。 とすると、マクローリン展開を適用して、 次に、 を調べる(は定数項なので、)。 から、帰納的に 最後に、これまでの結果を利用して