岳羽詠一朗 - いまさらP3考察 @ Wiki

たけばえいいちろう
CV:濱野雅嗣

公式

岳羽ゆかりの父で、桐条美鶴の祖父･桐条鴻悦主導の下行われたシャドウ研究の主任研究員。

研究者という立場を除けば、その姿は妻と子を愛する、どこにでもいる普通の父親。
それゆえか、徐々に滅びの思想に傾倒し暴走していった鴻悦の望む「終末」を由とせず、その到来を防ぐために10年前に研究施設におけるシャドウ実験を強引に中断した。
実験を中断したことで集められたシャドウは四散し、終わりの到来を意味するシャドウ･デスを不完全体とし、ニュクスの降臨を遅らせることに成功する。
しかし、その代償は大きく、実験中断の余波で生じた爆発事故に巻き込まれて本人も命を落としている。
また一方で、甚大な被害をもたらした事故の直接的な関係者としてスケープゴート的に彼の名前が取り上げられたことにより、遺された家族にも深い傷痕を残すこととなった。

死の間際に、事件の真相とシャドウの危険性を警告するメッセージを残すが、これは本人の望む「心ある人の手に渡ること」は成らず、幾月修司の手に渡り改ざんされてしまう。

これにより、主人公達は幾月の思惑通り四散した十二のシャドウを討伐し、ニュクスの復活を助けることになってしまう。

公式でも名前の表記が一定しておらず、原作ゲーム内では詠一朗だが、ペルソナ倶楽部・設定集・劇場版のクレジット等では詠一郎であったりする。