こにしなおき
CV:役名表記なし(ゲーム版) / 代永翼(テレビアニメ版)

公式

八十神高校の一年生。主人公達の後輩。
稲羽市中央通り商店街の一角にある「コニシ酒店」の息子。
所属クラスは一年二組で、松永綾音久慈川りせと同じクラス。

連続誘拐殺人事件の被害者である小西早紀の弟で、彼女と同じく色素の薄い髪とクセ毛をなでつけたような髪型が特徴。花村陽介曰く「あごと、鼻と口のあたりが(早紀に)似ている」とのこと。
保健委員を務めており、そこで主人公と出会う。

本作における「刑死者」コミュの担い手。

はじめは感情の起伏に乏しい投げやりな性格(端から見れば「やる気の無い人間」)に見えるが、徐々に主人公に本心を明かしていく。

姉・小西早紀が事件に巻き込まれて以降、学内外を問わず腫れ物に触るような扱いを受け、その一方で「事件被害者の遺族」という特異な立場から偽善じみた憐憫と興味本位の好奇の目に晒されている。その境遇から「理想的な被害者を演じなければならないのか」と、厭世的で卑屈な態度をとるようになった。

コミュの中で、家族全員が事実を受け入れることが出来ないまま前にも後ろにも進めないジレンマに陥っている、と語るが、やがて「姉の死を思って辛くなるくらいなら何も考えないでいたほうがいい」と考えていた自身に気が付き、最後には「姉ももっと生きていたかったはず」と心の奥に閉じ込めていた感情を吐き出す事で、その悲しみに決着を付けた。
ゴールデンにおいては直接被害者遺族を演じる事を強要される場面が増えていて、家族の置かれている状況が外的要因による物である事がかなり強調されている。

事件が収束した後は学校に通う傍らで自宅の酒屋家業を手伝っている。
後日談においては原付免許を取得し配達の手伝いに出ている一方で、将来的には家業の可能性を広げるべく大学に進学したいという将来の希望が語られている。

放課後4回話しかけなければコミュが発生しない為、早めに発生させておいた方がいい。(ステータス条件有り)
因みに好物はシュークリームと愛家の肉丼。
完二とは幼馴染で、手作りコロッケを食べたこともある。

P4Gでは主人公が稲羽市に着いてすぐのタイミングに商店街で早紀と会話している所が見られる。
無印ではこの2人の絡みを見る事は出来なかった為、かなり貴重な一面となった。

漫画版

ゲームにおける「刑死者」コミュのシークエンス全体が、漫画版においては陽介を主軸とした物語として置き換えられている。
境遇から生じる周囲との軋轢や無理解に、対処する術を身につけていった陽介を知り、閉じこもっていた自身に気がつく。ポジティブな陽介と比べ、自分を卑下する場面もあるが、すぐに完二が「陽介センパイはあれで結構いい加減」「豆腐も食えない」とこき下ろし、卑屈さからも抜け出す展開となっている。

非公式

カリフラワーもしくは白菜に似た髪形の人。おそらく姉ともども天然パーマ。
反発から一転して懐く意外に素直な性格からか、ユーザーには人気がある模様。
また、日常の何気ない差異から、向き合えずに来た姉の死を実感してゆくエピソードにはリアリティがあり、「殺人事件」を扱うP4に深みを与えるコミュとして評価されている。

築山竜二先生の漫画に高い頻度で登場している。

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最終更新:2018年07月29日 21:27