なかむらあいか
CV:悠木碧

公式

本作「ぺルソナ4」のアニメーション作品「Persona4 the ANIMATION」において、アニメのオリジナルキャラとして新たに登場した人物。
キャラクターデザインの原案は原作と同じく副島成記氏が担当している。
主人公らと同じ八十神高等学校二年二組の生徒。

稲羽市中央通り商店街北側にある「中華料理店 愛家」の看板娘でもある。
主人公が八十稲羽に引っ越してきた頃と並行して「出前をするようになった」と言い、物語の節々で自称特別捜査隊の面々と交流を交わしていく事となる。

容姿は偶然なのか故意なのかは分からないが、CVを当てている悠木碧女史本人に似たデザインとなっている。
飄々とした捉えどころのない性格で、口数少ないながらも奇妙なイントネーションでの語り口がとかく印象的な人物。
注文を受けたとなれば、原付バイクを走らせて岡持ち片手に何処にでも飛んでいく。
ある時は自称特別捜査隊加入前の巽完二との追いかけっこの際、追いかけっこに乱入するような形で里中千枝に肉丼を届け、またある時は林間学校の最中に肉丼を届けたりと「神出鬼没」を絵に描いたような仕事っぷりを見せてくれる。
また、学業の合間を縫って天城屋旅館やペルソナ3に登場した鍋島ラーメン「はがくれ」 に修行に出たりもしている。
幼い頃から人と話すのが苦手で友達がいなかったらしい。主人公の引っ越してきた春先から愛家の出前を始めたらしいが、それまで誰にも覚えて貰えないような影の薄さで去年同じクラスだった千枝と雪子もよく覚えていなかった。
そのことを寂しく思っていた為、出前を始めてから「肉子」「愛家の子」「出前の子」「まいどの子」などと呼ばれるようになって、人から覚えて貰えることを喜んでいる。
しかしその分、「出前をしない自分は必要ない」と出前に行く事が自分のアイデンティティを保つものとなっており、体育の授業で足を怪我した時でも周囲が止めようが無理に出前に行こうとする。
小柄だが運動が得意な千枝が認める程足がかなり速い。
主人公のことは「鳴上さん」と呼んでいたが、その呼び方はお客さんぽいという理由により主人公の希望で「鳴上くん」に変更された。
逆に主人公からは「中村さん」と呼ばれていたが、主人公が愛家でバイトをしたことを機に「あいか」でいいと名前呼びになった。

その一方、白鐘直斗救出に際して「探偵王子、喧嘩してた」と捜索の足がかりとなる情報を主人公に教えたり、堂島菜々子がテレビの世界から救出された後、生死の境から回復の兆しを見せた折に愛家を訪れた際には「妹さんの御祝い」としてスペシャル肉丼を振る舞ったりする等、「かなりの事情通」といった面も持ち合わせている。

その神出鬼没っぷりは主人公も一目置いており、菜々子にあいかの事を「凄い人」だと語ったらしい。

なお、本格的に物語に登場するようになるのは第5話からだが、第1話でもモブとして登場していることが確認できる。

またアニメBlu-ray8巻付属のドラマCDでは彼女に焦点が当てられ、意外な一面や仕草を聴くことができる。あいかファンにとっては必須の1枚である。

「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」では「愛家」の店主から彼女の名前が語られるようになっている。

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最終更新:2019年11月16日 17:15