しゃどうらびりす
CV:竹達彩奈

公式

本作「ペルソナ4」の世界観をベースにして「その後の物語」として描かれた2D格闘ゲーム「ペルソナ4~ジ・アルティメット・イン・マヨナカアリーナ~(以下、P4Uと略)」のプレイヤーキャラで、本作における実質的なボスキャラクター。

同じくP4Uの登場人物である機械の乙女「対シャドウ特別制圧兵装五式」ラビリスが生み出した

ラビリスが対シャドウ特別制圧兵装としての日々を送っていた中で強いられていた「仲間殺し」に対する罪悪感と、「兵器ではない、人並みの人間の生活を送ってみたい」という逃避願望、そして「仲間殺し」という彼女に課せられた原罪の苦しみ・悲しみを「他者にも知ってほしい・味わわせたい」という、三重の葛藤が顕在化したもの。

姿形はラビリスと瓜二つだが、影特有の特徴である「鈍い金色の瞳」が爛々と輝き、高慢で暴力的な言動そのままに破壊願望を隠そうともしない狂戦士然とした性格をしている。

P4Uにおける主な構成要素でもある自称特別捜査隊を筆頭としたペルソナ使いによる格闘技大会「P-1 Grand Prix」の実質的な仕掛け人であり、大会においては主催者的存在のクマ総統や実況担当の久慈川りせの姿に変じ、テレビの世界に作り上げられた幻の八十神高等学校に足を踏み入れたペルソナ使いを翻弄する。
こうした変身能力に加えて、自らの影響下にある世界に足を踏み入れた者の「言動・認識をゆがめる能力」を持つ。
端的に言えば、対峙した者同士が対立を煽るような挑発的な言動を「お互いがしているように見せる能力」であり、言葉による意思疎通が全く意味を成さない状況に強制的に叩きこまれてしまう。
この能力は、もともとラビリスが自己防衛的に有していた機能であり、「機械の乙女」ではなく「八高の生徒会長」という「設定」を演じたいと願う彼女は、自己暗示によって葛藤の根源にある「機械の乙女」としての自分を拒絶し、忘却している。

この能力効果はペルソナの通信能力を介することによって解除が可能であり、実際に桐条美鶴が実践してみせた。また進行役としてりせが先んじて拉致され、誘われるようにテレビに飛び込んだクマが閉じ込められたのもこれにより事態を暴かれることを防ぐためである。特に通信能力が高いりせはクマ総統により中盤までペルソナを使えないよう見張られていた。

物語が進んでいく過程で、自分の殻に閉じこもろうとするラビリスに拒絶されたことでシャドウラビリスは暴走し、戦闘に際しては「アステリオス」と呼ばれるペルソナにも似た「力の形」を発現させている。

アステリオスの詳細についてはその項にて。

余談だが、P4U2ではラビリスを含むほとんどのキャラクターにシャドウモードが追加されているうえに、シャドウラビリスが続投しているので、少しばかりややこしい。

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最終更新:2015年02月17日 21:47