バレンタイン@清澄
咲「京ちゃん、これいつもお世話になってる分ね」
京太郎「おー、サンキュ。お前のおかげで毎年ゼロにならなくて助かるよ」
咲(私があげなくても絶対ゼロにならないくせに。どんな気持ちで渡してるのか少しは考えてよ)
―――
優希「京太郎、バレンタインだからタコスだじぇ!」
京太郎「お前は毎日タコスじゃねえか。でもタコスにチョコって意外とうまいのな」
優希「クレープの親戚と考えれば当然だじぇ」
―――
まこ「ほい京太郎、お疲れさん」
京太郎「ありがとうございます。お返しはちゃんとしますから」
まこ「頑張っとる後輩にそこまで求めんよ」
京太郎「いえいえ、いつもお世話になってますから」
まこ「ほおか、なら楽しみにしとるけんの」
―――
久「はい須賀くん」
京太郎「こ、これはっ、受け取ったら三倍の額にして返さなきゃいけないやつっ!」
久「あなたねえ、人のことなんだと思ってるわけ?」
京太郎「部長ならやりかねないと思ってます」
久(勇気出したのに……どうしていつも素直になれないんだろ、私は)
―――
和「あの、須賀くん、これ……」
京太郎「お、おう。なんか照れるな、これ。知り合いに見られたらボコられそうだぜ」
和「その、誤解しないでくださいね」
京太郎「分かってるって、友チョコだろ」
和(早速誤解してるじゃないですか。でも咲さんや優希の手前、言えないんですよね)
『ラズベリーのように甘酸っぱい想い~チョコにのせて』、カン
最終更新:2018年05月02日 20:39