京太郎「うーん、これか?」スッ

和「違いますこっちです、河をちゃんと見てください」カチ

京太郎「えーと、ああそうかこっちだと有効牌が河に沢山でてるから、そっちのほうがいいのか」

和「まったく、毎回同じようなミスをしますよね」

和「最近になってようやく基本的な切り方とかは分かってきたみたいですが、どうしても細かいミスが目立ちます。まずはしっかり集中して卓からできる限りの情報を~」

優希「のどちゃんは相変わらずのスパルタだじぇ」

咲「京ちゃんにあんな複雑なことをやらせるなんて酷だよぉ…」

まこ「何気に酷いこと言ってるなおぬし…」

京太郎「えーと...」チラ

和「画面から目をそらさない!もう終盤なのですからツモ切りかどうかもしっかり覚えてください!」

京太郎「す、すまん!」カチカチ

和「あぁ!なんでそれを切るんですか!こっちの方が受け入れも多いですしなによりテンパイ時で良形になりやすいので断然こっちです!」

京太郎「え、そうなの?ってああ!?」ツモ!

和「…ラス終了ですね、前言撤回です。基本的な切り方もまだまだですね」

京太郎「た、頼む!お願いだから何切る100問だけは…!」

和「いいえダメです!前と同じように何切る100問出しますから、正答率9割超えるまでは卓では打たせません!」

京太郎「」

まこ「おおう...流石にお疲れじゃろうし、茶でも入れてやるかの」

優希「流石は高遠原の鬼教官、おっかないじぇ」

和「ゆーき、あなたも何切る100問やりますか?苦手だったでしょう?」

優希「じぇじぇ!!?え、遠慮しておくじぇ!」

和「咲さんもどうですか?一緒に楽しみませんか?」ニッコリ

咲「うえぇ!?わ、わたしもいいかn」

まこ「ほう、面白そうじゃのう、折角じゃし皆でやってみようか」

和「決まりですね、では明後日の四時半から30分間で行いましょう」

まこ「九割超えなかったらただ追試ってのも面白くないのう、試験に落ちる度に一発ギャグをするとかはどうじゃ?」

和「いいですね、採用しましょう」

咲「」
優希「」

京太郎「あははははは!!お前らも俺の苦しみを味わうがy和「須賀君」あっはい」

和「分かってると思いますが、須賀君は既に9回受けているのですから勿論一発で受かってくださいね」

和「もし受からなかったら…どうなってもしりませんよ」

京太郎「ワカリマシタ」

まこ「さて、わしも試験に向けて勉強するか」

後日、部室で冷たくなってる咲さんとゆーきが発見されましたが清澄麻雀部は今日も平和です
京太郎君はよく頑張ったのでジュースを奢ってあげました

カン!

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最終更新:2019年10月09日 10:02