久「須賀君は、結婚するならどういう人が良いのかしら?」
京太郎「いきなりですね」
久「いいじゃない。私達も年頃だもの、身近な男の子の理想を聞くだけでも参考になるの」
京太郎「うーん……俺個人の意見でしたら、甘えられて、甘えてくれて、家庭的で、おもちが大きくて、年上が良いですね」
久「字面だけ並べるとこの世に何人いるかってレベルになるわね」
京太郎「まぁ、あくまで希望は希望ですからね。俺もこの条件全部は無理ですけど、大半に当てはまる人なら二人ほど知ってます」
久「本当にいるものなのね…」
京太郎「まぁ俺の相手なんてしてもらえないでしょうけどねー」
久「そうね、参考になったわ。ありがとう」
京太郎「あ、そうだ。俺の理想の人を教えたんですから、部長の理想とかも教えてくださいよ」
久「私の理想?……頼りがいがあって、甘えさせてくれて、家事が出来る人ね。私は働きたいから、専業主夫になってくれる人…といえば分かりやすいかしら」
京太郎「へえ、部長の理想も高いんですね」
久「………あと、鈍くない人ね」
京太郎「また上乗せするんですね…」
久「………」
久「おもちは妥協してもらうとして、まずは家庭的ね……」
まこ「何を言うとるんじゃ…?」
最終更新:2019年10月09日 10:06