桃子「私はあなたが京太郎さんと仲のいいただの友人だとばかり思っていたっす!」
桃子「でも、あなたが…!!まさかあなたがッ!」

まこ「わしが誰と付き合ってても、わしらの勝手じゃろ!デートの時間じゃから行かせてもらうけえ!」
まこ「キングクリムゾン!わしがデートに行くまでの描写はすべて吹き飛ぶ!」ドォーン!

桃子「ちょ、待tt」

      • 十分後

まこ「すまん京太郎、待ったか?」

京太郎「いえいえ、ちょうど今来たところですよ」

まこ「ほう、いつも十分前には必ず着いてるのに今日はギリギリなんじゃな」ククク

京太郎「ちょっ!それを言ったらまこさんもいつも十分前には居るじゃないですか!」

まこ「すまんすまん、ちょっと言いたくなっただけじゃ」ケラケラ

京太郎「まったく…にしても今日は珍しくギリギリでしたね?なんかトラブルでもありましたか?」

まこ「あー、いや、髪をセットするのに時間がかかっての」

京太郎「ああ、クセ毛ですもんね、やっぱ寝癖とか付くと直しにくいんですか?」

まこ「そうなんじゃよ、いっそストレートパーマでもかけてみようかのぅ…」

京太郎「いやいやいや、もったいないですよ!ダメですダメダメ!」

京太郎「クセ毛なんて直さなくていいですよ、もっとクセ毛にしていきましょう!」

まこ「ええぇ…軽くドン引きじゃな」

京太郎「まあ、流石にいいすぎたかもしれませんが、俺は今のまこさんの髪型好きですよ」

まこ「…ま、まあ、そうやって褒められると悪くないかもしれんの」イジイジ

京太郎「かわいい(かわいい)」カワイイ

まこ「!!そ、そういう不意打ちはルール違反じゃ!チョンボじゃチョンボ!」アワアワ

京太郎「それはこっちのセリフですよ!急に乙女度上げないでください!心臓に悪いです!」

ザワザワ.ナニシテルンダ?ミツケタッス!!

まこ「…と、とりあえず行くか」ギュ
京太郎「そ、そうですね!」ニギニギ

キョウハナニスルカノウ、ボウリングトカドウデスカ?

少し離れたところ
桃子「くっ…!私を無視しただけではなく、手を握って京太郎さんとデートだなんて…極刑っす!」
桃子「ふふふ…今に見てるっすよ、このステルスモモが妨害してデートを台無しにして、仲を悪くさせるっす!」

カン?

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最終更新:2019年10月09日 10:07