それは京太郎が大学に受かり、下宿先を探していた時のこと

咲「ねえ京ちゃん、この家は麻雀卓があるんだって。珍しいよね」

京太郎「そうだな。でも俺には広すぎるから却下だな」

咲「えー。京ちゃんち結構お金持ちなんだからいけない?」

京太郎「親に出してもらう金で不相応なところに住めるわけないだろ」

咲「じゃあこれは? 食洗器ついてるから洗い物楽だよ」

京太郎「というかお前は自分の部屋を探せよ」

咲「え? 今探してるよ」

京太郎「え?」

咲「? お父さんが一人暮らしだと帰れなさそうだから京ちゃんと一緒なら安心だって」

京太郎「それはおかしいだろ!? 娘と一緒に男を住まわせるとか何考えてんだ界さん!」

咲「まあまあ、暇なときはご飯作ってあげるから。あ、このお家はどうかな? 近くに駅とスーパーもあるし手ごろだよ」

京太郎「お前も反対しろよ! 身の危険を感じろ!」

咲「どうせヘタレの京ちゃんには手を出すなんてできないんだから大丈夫だよ」
咲(もしそうなったら責任とってもらうし)

結局押し切られた京太郎は同居生活を始めることになり、京太郎の大学で彼女を作り家に呼ぶ計画がとん挫したのであった。


カン

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最終更新:2019年10月09日 10:12