霞「京太郎くんは、アメノウズメって知っているかしら?」

京太郎「あー、はい。知ってますよ、アマテラスがスサノオに怒って引きこもったときに踊った女神様ですよね?」

霞「正解。きちんと勉強しているようね」

京太郎「いえ、これぐらいは……って、急にアメノウズメの話ってどうしたんですか?」

霞「スサノオ──京太郎君のせいで、うちの姫様が岩戸隠れしちゃったのよ。そこで、恥ずかしながら私がアメノウズメの役割を担うことになったの」

京太郎「え?俺って……何でです?」

霞「怖いテレビ番組を見て寝られなかったのに、京太郎君が助けに来てくれなかったから…らしいわ?」

京太郎「えぇ……」

霞「私が姫様の部屋の前で神楽舞を奉納するから、姫様が顔を出したら中に入って一緒にいてあげてほしいの」

京太郎「顔を出さなかったらどうするんですかソレ」

霞「うーん……アメノウズメよろしく色々曝け出して踊って、その後京太郎君を誘惑しようかしら。そうすると私と京太郎君が結ばれるって勘違いされるかもしれないわ?」

京太郎「それ、いいんですか?」

霞「私は構わないわ……ね、京太郎君?京太郎君は私じゃ駄目かしら?」

京太郎「そんなこと!霞さんみたいなお姉さんと結ばれるとか、幸せに決まってま……」

小蒔「ダメですっ!」

霞「あら、残念」

京太郎「姫様、結構あっさり出てきましたね?」

小蒔「京太郎様がいけないんです!怖くて全然眠れなかったのに来てくれませんでした…」 

京太郎「えぇ……(二回目」

霞「じゃ、京太郎君は姫様と添い寝してあげてね?手出し……するなとは言わないけど、限度は弁えてね?」

京太郎「えぇ……(三回目」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年04月06日 23:25